殿、利息でござる!のレビュー・感想・評価
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何コレ普通に泣いた!(笑)
評価は3.8くらい(笑)
チャンバラでなければ、こういう時代劇って良いなぁとしみじみ。
発端がガチガチの善意ではなく、勘違いを含めたノリで転がっていくうちに、事業だけでなく、理念もついてくるという展開にまず好感。
やっぱ上手くいかない話を見せられても仕方ないしね。あと説教くさいのも勘弁。
主人公である頑張る地下人達に対して、武士(藩)を(言わば)敵役として描いておいて、最後は殿様のウルトラCで〆る辺りも素敵。やっぱカタルシスだよなぁ。(ここで泣いた)
身分制度なんて嫌に決まってるけど、フィクションならこの程度のロマンは欲しいのだ!
ただ、ちょっと残念なのは、やっぱり小さくまとまってる感。
鑑賞後の感情を直球でつけたら☆4なんだけど、例えば『インフィニティウォー』と同じ評価かよ、っていったら流石に冷めちゃう(笑)
こういう物語を(ある程度の)普遍性をもっと娯楽作に仕上げられれば日本映画スゲェぜっって話になるんだけどなぁ…ううむ。
ちなみに、同じ原作者なのに『武士の家計簿』より断然好みでした。
もう、ああいう土着的にウェットな映画は個人的には勘弁してほしい。
やっぱ、映画は楽しくないとな!(笑)
偉人だけが、偉人じゃない!
設定が派手じゃない分、実力派俳優が揃ってるのでおもしい!
それぞれが個性的で観てて飽きないです。
タイトルから完全コメディかと思いきや、コメディもありつつ、しっかりとヒューマンドラマ。
自分たちの村を思う気持ちや誤解がとけるシーンは胸が熱くなりました。
設定自体が斬新なので、知識がなく多少ちんぷんかんぷんにはなりますが、大事なところはしっかり説明してくれます。お金を集めること、それを役人に伝えることがどれ程大変だったかが伝わりました。
宣伝とポスターが悪い
あのポスター見ると茶化した時代劇かと思うじゃない。
そんなこと無く、しっかり作られた時代劇。
羽生くんで客引きしてるだけの映画ではない。
40年もの長きにわたる、地元再興のプロジェクト。
浅野屋、穀田屋親子の思いが身に染みる。
いい話だなぁ~。
出来すぎた人情話...でも楽しめる
出来すぎた人情話だったけれど、演者と構成が良いおかげでクドいなと思うことなく純粋に楽しめた。
せっかく仙台藩が舞台なのだから、その土地らしさを出して欲しかったかな。羽生くんが出ているからそれを意識しなかったわけではないだろうから。
かなり良かったなー。 みんないい人で誰も悪くないし。 いや唯一松田...
かなり良かったなー。
みんないい人で誰も悪くないし。
いや唯一松田が悪い。
前半はかなりコミカルで寺脇とかいい味出してた。
コメディかと思いきや中盤から毛色が変わってきてだんだんとハートフルに。
ベタな展開もあるけどこれはタイトルのようなただ馬鹿げたものではなくすんごい人情もの。
とても気持ちよく観れた。
【歴史家・磯田道史が世間に本格的に評価され始めたきっかけの作品。算盤侍時代映画の良作。】
百姓たちのドタバタ劇。心を1つにする姿に感動!
1766年の仙台藩領内にある吉岡宿という宿場町が舞台。吉岡宿では宿場間の物資の輸送を行う伝馬役を仰せつかっていた。輸送にかかる費用を宿場が自費で賄っていたため、貧しい暮らしを強いられている。夜逃げも後をたたない。
この状況を打破するために考えた作戦が、藩にお金を貸して利息で伝馬役の費用を賄おうというもの。
必要な資金は千両相当の5000貫文。現代の金額で約3億円!貧しい宿場の百姓たちが、どうやってそんな大金を集めるのか。主役の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)や菅原屋篤平治(瑛太)が奔走し、百姓それぞれの信念や思惑が交錯しながら物語は進んで行く・・・というお話。
利息の返済に追われる殿様のコメディ映画だと思って見てみたら全然違った笑
要所要所に笑いどころが散りばめられており、
飽きずに見られた。
資材を投げ売り、自分の利益を度外視にしてまで、
みんなで協力し合い銭を集める。
百姓のリーダー的存在である肝煎(きもいり)や
肝煎たちをまとめる大肝煎まで巻き込み
大騒動になりながらも、
一致団結して行く姿に感動した。
キャラクターたちを思わず応援したくなる映画だった。
予想外
85点
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