劇場公開日 2016年5月14日

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「百姓たちのドタバタ劇。心を1つにする姿に感動!」殿、利息でござる! YuuuuuTAさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5百姓たちのドタバタ劇。心を1つにする姿に感動!

2019年3月12日
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鑑賞方法:VOD

1766年の仙台藩領内にある吉岡宿という宿場町が舞台。吉岡宿では宿場間の物資の輸送を行う伝馬役を仰せつかっていた。輸送にかかる費用を宿場が自費で賄っていたため、貧しい暮らしを強いられている。夜逃げも後をたたない。
この状況を打破するために考えた作戦が、藩にお金を貸して利息で伝馬役の費用を賄おうというもの。
必要な資金は千両相当の5000貫文。現代の金額で約3億円!貧しい宿場の百姓たちが、どうやってそんな大金を集めるのか。主役の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)や菅原屋篤平治(瑛太)が奔走し、百姓それぞれの信念や思惑が交錯しながら物語は進んで行く・・・というお話。

利息の返済に追われる殿様のコメディ映画だと思って見てみたら全然違った笑

要所要所に笑いどころが散りばめられており、
飽きずに見られた。
資材を投げ売り、自分の利益を度外視にしてまで、
みんなで協力し合い銭を集める。
百姓のリーダー的存在である肝煎(きもいり)や
肝煎たちをまとめる大肝煎まで巻き込み
大騒動になりながらも、
一致団結して行く姿に感動した。
キャラクターたちを思わず応援したくなる映画だった。

Trinity