「コメディではない感動的なストーリー」殿、利息でござる! キース@Keithさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディではない感動的なストーリー
阿部サダヲ主演作品の時代劇なのでてっきりコメディなのかと思いきや、素敵な感動実話でいい意味でも悪い意味でも裏切られた。いい意味ではお気楽コメディだと思っていたにも関わらず、ちょっと考えさせられるような”襟を正されるような”感動話であったが、悪い意味では広告宣伝的にはコメディのルックなので正直勿体ないような気もした。
「慎む」ということを現代においても説いているような作品で良作の時代劇だったと思う。またラストに「劇」でない場面があるのだが、そこへの落とし込み方が秀逸すぎてエンディングで我に返らされる構図はなかなか憎い。
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