「最高に怖くて不快な映画」ヴィジット ベチィさんの映画レビュー(感想・評価)
最高に怖くて不快な映画
この映画は奇怪な言動を見せる祖父母の家に迷い込んだ“ヘンゼルとグレーテル”の一週間を恐怖感たっぷりに描き出しているが、真に伝えたい事は彼らの恐怖体験そのものではなくて、姉と弟それぞれが抱えた記憶と精神との葛藤だった。
結局のところ何が言いたいというと、面白かったのだ。
独特の毒々しい味わいがじわりじわりと脳裏に染み渡ってくる。
作品としての好き嫌いは別にして、M・ナイト・シャマランの映画はこうでないといけない。
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