オデッセイのレビュー・感想・評価
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色々矛盾点が有るような気が
アポロ13の映画を思い出せるような感じの映画でそれを宇宙船じゃなく火星でやった?という風に見えてくる。ただ誰も行ったことのない火星なので本当にこうなの?と何度も思ってしまう。
まさかそれを逆手に取ってるとは思いたくないが、大気と重力がどこまで本当なのか疑問。映画でそこまで追求すると科学物になってしまうがここまでリアルに再現するなら本気でその辺をやってほしい気が?
暑さ寒さもなんか無視しているような?大気は地球とは真逆みたいで植物にはいい環境で水と温度さえ管理できればあのじゃがいもは可能みたい。実際にNASAは火星で育つじゃがいもの開発をしているようだし。
栄養も人には満たしてくれるし面白かった。キャスティングも良かったように思う。後半の見せ場は宇宙空間をよく表していてよかったと思う。
やっぱり火星で何百日もいるというその環境の部分がどうなの?
と言う部分で星3つです!?
科学の力と、前向きなメンタル
ここでもダクトテープ万能説
ひとり火星に取り残された植物学者のマーク。怪我の治療から、畑をつくり根菜を育て、破損した施設を修復したり、自力でロケットで脱出したりする万能マン。地上の人々の心配と、本人のあっけらかんとした温度差に笑った。未知なる土地でのトライ&エラーに勇気をもらえた。
予想外のトーンの明るさ!!
火星に1人置いていかれた男が生き延びようと努力するというストーリー。
「インターステラー」のようなトーンの作品だと予告では思っていましたが全然違いました。
主人公がとても明るい性格のため笑えるシーンもとても多かったです。(正直くだらないコメディよりも面白い)
なんと言ってもマット・デイモンの細かな演技は圧巻でした。
最初の応急処置のシーンは痛みや焦りなどの様々な感情を一度にどわっと押し寄せてきました。
宇宙服のヘルメット?が割れたシーンでも焦る気持ちを押し殺している様子がひしひしと伝わり緊迫感がありました。
そういった緊迫感があるシーンとコメディ要素のあるシーンとでのトーンの変化がとても上手い作品でした。
誰が見ても楽しむことが出来る映画だと思います。
火星に取り残されて生き延びる為奮闘する映画
主人公の精神力に脱帽。
面白いからこそ…
主人公の宇宙飛行士は火星でたった一人取り残されてしまう。
次の補給機が来るのは4年後。
このままでは生き残れるそうに無い。
だが、そこは宇宙飛行士。
生きるためにいろんな策を練り、前向きに生活していく。
同じ宇宙系映画の「ゼロ・グラビティ」と比べると、こちらの主人公はかなり楽観的だ。
シリアスな映画というよりは、主人公の「悠々自適な火星生活」といった感じの映画に仕上がっている。
勿論、シリアス要素もあるが笑える要素も用意されている。
人は困難にぶつかった時、諦めてしまうかもしれない。
だが、人間諦めずにいれば無謀でもどうにかなる。希望を棄ててはいけない。
この映画はそんな事を伝えたいのかも。
個人的には面白いと思うが、映画なだけあり原作のダイジェスト的な面がどうしても惜しく感じてしまう。
この映画を面白いと感じた人は原作を是非購入してほしい。「アンディ・ウィアー:火星の人」
あと、火星であんな嵐は起きないとか突っ込んではいけない。
神が死んだ世界で人が生きていく為の話
俺の大好きなテーマ、生き抜くことを正直に描いていて面白かった。
ちょっとひらめきのオーバー演出、東アジア協力的すぎ、登場人物魅力的すぎは問題。だが、マッドデイモンの最後の言葉、「問題を一つずつ解決していくと生還できる」は今までリドリースコットが殺してきた人々への贖罪か?(笑)そもそもオープニングでエイリアンに直ぐに殺される人を本作で主人公にした映画と捉えると面白い。リドリースコットは無神論者で神にすがった人間を映画の中で救ったことがない。神が死んだ世界で人が生きていく為には人間の武器・知恵を駆使して必死に食い下がっていくしかない。
必死に生きようとすることが一番魅了的なことと分からせてくれる傑作。
タイトルなし(ネタバレ)
視聴前から大まかなあらすじは把握していました。火星に置き去りにされた男が、ただ地味に地道に地球に生きて帰ろうと奮闘する話、とのこと。サバイバルの方法そのものより、その間の主人公の心理状態をどのように描写するかに期待して見たのですが、あまりそのあたりは掘り下げられていないように思えて個人的にちょっと期待はずれでした。
火星にひとりぼっち。当面生きていけるだけの設備や食料は揃っているけれど、少しでも計画が狂ったら即死ぬしかない、当然外には助けを求められる人はおろか空気も水もない。どんなサバイバルも比べられない、いつ気が狂ってもおかしくないくらいの究極の孤独がそこにはあると思うのですが、主人公はほとんど堪えているように見えない。必死に絶望的な状況の中にユーモアを見つけ出して、絶望しないよう自分を鼓舞し続ける姿には感動しましたが、一体何を支えにしてあんなふうに逞しく生き抜けたのかの説明が欠けているように思いました。
例えば十字架を手に寝転んでいるシーンがあったので、敬虔なキリスト教徒だから信仰心を糧に頑張ってるのかなと思えばそんなことはないらしい。では愛する人が地球で待っているからかなと思えば、他のクルーについては地球で待つ家族と交流するシーンがあるのに、主人公については全くそれがありません。
そもそも求めるところと主題が違う映画なんだろうとも思うのですが、もう少しこのあたりを掘り下げてあったらなと思ってしまいました。
火星でのんびり農業ライフ
火星に取り残された男が、生き延びるために奮闘していく。
宇宙映画にしては思いの外ほのぼのしていて、ジャガイモ栽培を始める辺りとかも凄く日常的で、火星に残された危機感を全く感じない。←ここのサントラ好き。レトロなディスコミュージックが彩りを添えて更にユルさが倍増してる。
ただ、緊迫感のなさが良くもあり悪くもあり。中盤はダレてちょっと眠くなる。
船長とデイモンはインターステラーでも共演があり、なんだか不思議な感覚。
中国の存在がキーとなり協力してるあたり、あからさまで違和感あったかな…
追記:2018.8.3
後半の火星からの脱出、そしてクルー達の救出劇。緊迫感と再会の演出が素晴らしい。船長とワトニーがベルトに包まれる最高のワンシーン。
やっぱり宇宙空間最高。
この緊張感がもっとあったら楽しかったなぁ…
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