オデッセイのレビュー・感想・評価
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火星版ダッシュ村
見終わるとスカッとした気分に。
宇宙ものにありがちな息苦しさや孤独との戦いはほとんどなく、主人公が目の前の苦境のひとつひとつに、ひたすら立ち向かっていく描写がほとんど。それが良い。
決して絶望しない主人公。それが浅いと言えば浅いけど、こういう宇宙ものがあってもいい。私はこっちが好き。
マットディモンのフツーさと等身大の主人公像が良い。
前半サバイバルのために、主人公が持てる知識を総動員して水を作ったり作物を育てていく描写が一番ワクワクした。
その分後半はけっこう雑。
NASAの内部の政治的な拮抗がむしろスリリング。原発の事故を思い出した。先日NHK特集で見た原発事故当時の現場と東電と官邸の生々しいやりとりを思い出した。隠蔽工作はやはりロクな結果にならない
う〜〜ん
一人火星に置き去りになり、そこからどう生き残るか!頭をフルに使って時給自足や水の確保などやってしまうとこが凄かった!
一人だったら絶対変になってしまいそうだけど、生きてやるって思ったら人ってなんでもできるんだなぁ〜って感じました。まぁ映画だけどねw
宇宙に出た時はゼログラビティを思い出しました。ハラハラドキドキで思わず応援したくなる感じでした!
いい映画でした!
どこがオデッセイか分からないが
3Dで鑑賞。
リドリー・スコットの最近の映画「プロメテウス」「エクソダス 神と王」は
期待外れだったが、今回は良かった。
日本の配給会社に不満。①日本での公開が遅すぎる ②邦題がいい加減
この作品に限らないが。
ワトニーから学ぶ生き方
火星に1人取り残された男のサバイバル物語。
食料、水を科学の力で作り出す手法には脱帽。
舞台は火星だけではなく地球、そして宇宙。
ゼログラみたいなハラハラも味わえる。
最初は地味な火星生活が続いて退屈するのでは、
と思ったけどワトニーの明るいキャラでカバー。
主人公以外も豪華な配役。
個人的にはF4に続いて物静かな理系女子を演じたケイト・マーラ。かわいい!!!
この作品で何より感動したのはワトニーの行動。
立て続けに起こる絶望にも屈することなく、
何かできることはないかと考え、それを実行する。
これを出来るのはなかなか難しいこと。
今後何かしらの壁にぶち当たった時はワトニーのことを思い出したい。
まあ、フィクションだし
フィクションだし、と冷めてしまった。
ところどころ突っ込みどころが多いが結構楽しめた。
この映画をみて、ふとある質問が思い浮かんだ。「宇宙開発が世界中で起こっている貧困や飢餓に関する問題を解決するのに良い手段だと考える人がいますが、あなたはどう考えますか?」マット・デイモン1人を救うためにアフリカの難民を何万人も救えるぐらいの多額のお金と、何百人もの人を働かせてそれを正当化するのは甘くないか?
彼が成し遂げたこと、又彼自身にそこまでの価値があるだろうか?「先進国の先進国による先進国のための映画」であると思った。
宇宙海賊マーク・ワトニー
めげない、ではなく、愉しく時に派手にめげる。けれど諦めない、何とも好感もてる植物学者マーク・ワトニー。そして周囲のキャラクターも細かいヘンテコが満載で、緊迫のサバイバルなのだけどふと笑ってしまう逸品でした。
ホームラン!
最後まで物語に引き込まれた。
個人的にアウトキャストの火星版のように思えた。
どんな問題が起きようと、あきらめずに対応を考える。その姿勢に勇気をもらえた。
クライマックスでは手に力が思わず入るぐらい引き込まれた。
やはり、映画館での大画面と音響は没入感が違うなとつくづく思う。
後味がいい
主人公が置かれた状況の割には切羽詰った感じがなくいけど、前向きな姿勢がいい。それぐらい達観してなければアイデアは浮かばないのかもしれない。
専門的な部分が多くて難しいけど、なんとなく消化した。でもそのおかげで知的な魅力が出たと思う。
人情に篤い、ある意味平凡かもしれないけど安心して楽しめた。
お気楽ディザスター
主人公ワトニーが火星に取り残され、あらゆる方法で生き残ろうとするディザスターサバイバルですが、ワトニーが常にジョークを飛ばし、トラブルが発生しても一つ一つを冷静かつ迅速に対処していく様は見ていて気持ちがいいです。
ラストに火星を出ていくシーンが何故か切なかったのが印象的です。
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