オデッセイのレビュー・感想・評価
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宇宙の魅力
今年、一番影響を受けた作品かもしれない。やっぱりSF作品が好きだ。未開拓の地、火星で人間が住むことができるかという、本当に興味深いテーマだし、可能になってほしい。一人で宇宙に取り残されるのって最近のアメリカ映画に出てくる感じな気するけど、この映画は凄く専門的な知識の部分も描いてくれていて面白い。マットデイモンが好きだし、もうあっと言う間に見終わった感覚。これ、観た後しばらく宇宙ブーム続いた。
本当に「火星で鉄腕DASH」w
こんな前向きな映画は初めて観た気がする。
一緒にディスコ・ミュージックで踊りたくなる。
いつも前向きで頭の良い主人公がステキ過ぎる。
力強く生きていこう、と勇気をもらえる映画。
気分の良い痛快エンタメ映画
終始ストレスなく見れるエンタメ映画。観る前は、孤独な人間の心理状況や葛藤などがメインに据えられているかと思いきや全くそんなことがなかった。
もっとも好感を覚えられるのが「地球への帰還のための努力」に映画のほぼすべての要素が集約されてて、無駄がないこと。普通このテの映画だと地球に残した家族や恋人との無駄極まりない凡百のお涙頂戴シーンが、これまた“とりあえず”って感じのぞんざいさでネジ込まれるものだけれど、この本作品はそれもない。
もっともかなりご都合主義なところもある。観る前は「空気と水はどうするんだろう…?」と真面目に考えていたんだが、まさかの未来のテクノロジーで空気も飲料水も電気までも心配なしとなるとサバイバルの難度もグッと下がるだろう。
未来は 明るく
苦しい時、辛い時
どうしても悲観的になるものです
絶望の淵に立たされれば誰だって暗くなりふさぎ込む
投げ出して諦めてしまえばそれでおしまい
笑ってごらん
まだ笑えるよ
まだ生きている、生きているってことは明日がある
明日があるならまだ行ける
やれるさ、やるだけのことはやれる
原始の頃を思えば今のあなたはまだまだだから
聞こえるかい、俺はまだまだ行ける
行くとこまで行ってやる
いいだろ
追記
これはこの当時自分がどれだけ深く落ち込んでいたかを思い出させる記録でもあります
そんな時に出会えた映画
また一つ困難を乗り越える力をもらえた映画です
とにかくあきらめないで自分だろうが仲間だろうがなんでもいい
信じてあきらめないこと
一歩一歩進めば必ずどうにかなるものです
何度観ても元気をもらえる映画ですね
前向きな姿が良い!!!
なんといっても、困難を攻略していく主人公の前向きな姿が良い!
が、観ていて安心感に包まれすぎた。
わざとこのような手法を採ったのかもしれないが(or原作通りなのかもしれない)、緊張感が足りない。他の設定はリアルなのに、主人公の精神状態や頭の回転の速さだけが浮いていた。
もう少し、火星に一人取り残された者の緊張感を表現してほしかった(個人的には)。
マット・デイモンの演技は流石でした。
アメリカ人、宇宙でおいてけぼり。
いろいろあって劇場で観られず、ようやくDVDで鑑賞。
やはり期待通りの傑作でした。
火星に置き去りにされた主人公が
「ザ・アメリカ人」といった感じで超ポジティブ。
マット・デイモン演じるこのキャラクターのおかげで
作品自体の面白さがぐっと増しているように感じました。
好きな映画のトップ10には食い込むレベル。
かなり面白いです。
映画館で見たかった!
準新作になって、準新作100円レンタルキャンペーンでようやく見たけれど。
って思ってたけど今池袋でやってるんだね?!
見に行っちゃおうかな、、、
ポジティブだけど、人間らしい主人公
植物学者ってあんなムキムキなんだねww
常に冷静で諦めない姿かっこいいー!
写真を撮るところまで順調でワクワクしてたのに、ハブに穴空くところで、絶望
主人公と一緒に全然
マークがいちいち、船長の音楽センスについて触れるところ面白すぎた
しつこいw
セバスタの色気さが出すぎててまた惚れる
最近の洋画には中国マネーの存在をびんびんに感じるのわらう
時勢を表してるのかな、、
映像がきれい
内容はゼロ・グラビティと比較してチームとしての感じがよく見られ終わり方も好きな終わり方でよかったです。しかしゼロ・グラビティほどの宇宙の怖さが感じられなかったという点もありましたが火星での生活が描かれてる場面はとても新鮮で楽しめました。
火星の映像などはとても綺麗で見入ってしまいました。トータルしていい作品だと思います。
当たりの方のスコット監督作品
2D 字幕版を鑑賞した。不運な事故によって火星に一人取り残されてしまった宇宙飛行士が,生還のために知恵を尽くしてサバイバルを繰り広げる異色の SF 映画である。原題は原作小説と同じ “The Martian (火星の人)” であり,これに「オデッセイ (Odyssey)」と別なタイトルを付けているのはどうやら日本だけのようなのだが,むしろこの邦題の方が内容に合っているような気がした。Odyssey は,古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩を起源とする言葉で,「長い放浪からの帰還」といった意味があるからである。あの名作「2001 年宇宙の旅」も,原題は “2001: A Space Odyssey” である。
火星上の映像は,ほとんどが CG なのだろうが実にリアルで,細部まで神経の行き届いた画面は,動く絵画を見ているようであった。火星で1人だけ残されてしまう原因が,猛烈な砂嵐に起因するものなのだが,そもそもあんな猛烈な砂嵐が起こるほど濃厚な大気が火星上にあるわけがないので,かなり無理があると思った。予告では「水なし,酸素ほとんどなし,通信手段なし,食料 31 日分…」とアナウンスがあるのだが,ちょっと話を盛り過ぎではないかという気がした。ソーラーで電気エネルギーが使えるので,室内であればサバティエ反応と水の電気分解を使って火星の大気の CO2 から O2 を作ることが出来るはずだし,O2 ができれば,ロケット燃料は H2 を多く含むので H2O も大量に作れることになる。映画の中でもこうした方法で次々と課題をクリアして行く過程は非常に理に適っていて見応えがあった。
原作は描写が非常に緻密で,まるで自分がその場にいるかのような錯覚に陥るほど面白く,読み応えがあったが,物語の盛り上げ方は,一部を改変した映画の方が上だったように思う。この映画を観た感想としてまず思うのは,とにかく主人公が実に前向きで,いかにもアメリカ的に明るいことである。設定や道具立ては「ゼロ・グラビティ」に通じるものがあるのだが,どう考えても迂闊過ぎるだろうと言う間抜けな行動が目に余った「ゼロ・グラ」とは違って,実にしっかりした行動に好感が持てた。宇宙でたった1人で取り残されたのに,パニックも起こさないのはおかしいという意見もあるようだが,NASA では,人選の際に各種の人物テストを嫌というほどやらされて,孤独な状況に陥った時にパニックを起こすような人物と判断されると宇宙飛行士には選出されないという話である。
役者は,主演のマット・デイモンをはじめ,チョイ役に至るまでかなりの演技派を揃えてあり,これは流石にリドリー・スコット監督の人脈によるものだろうという気がした。「ロード・オブ・ザ・リング」でボロミア役を演じたショーン・ビーンが,秘密の会合を「エルロンドの会議」と言っていたのには笑った。「ロード・オブ・ザ・リング」第1作で,指輪の処分法を決定した秘密会議の名前がエルロンドの御前会議だったのである。脚本家が気を利かせたファンサービスであろう。:-D
物語の設定で,女性船長の音楽の趣味が 70 年代のディスコミュージックということになっていて,火星に残された音楽と言えるものは,船長の置き去りにしたノートパソコンに入っていたそれらしかないという状況のため,本編中に流れる曲はほとんどそればかりであった。まず流されたのがセルマ・ヒルストンの “Don’t Leave Me This Way” だったのに笑った。「置いてかないで」という歌詞は映画の状況そのまんまである。次に流されたグロリア・ゲイナー「恋のサバイバル」には “I’ll survive” というまさにドンピシャの歌詞が出て来た。だが,何故か字幕には歌の歌詞が出て来なかったので,分かる人にしか分からない状況に陥っていたのが残念だった。そうした曲の中にデビッド・ボウイの “Starman” も入っていた。これはアメリカでの公開時期を考えると,訃報とは無縁の最初からのアイデアだったはずなのだが,つい勘ぐってしまうほどタイムリーな選曲に聞こえた。
演出上,気になったのは,あの土の深さではジャガイモは育てられないのではないかということとか,ローバーでの長距離移動中に排泄はどうしていたんだろうとか,宇宙服に穴を開けて空気を吹き出してしまったら,減圧で気絶してしまうんではないだろうかとか,やはり細々とした現実的なことが気になった。また,着陸船の倒壊の危険性をあれだけ煽りながら,はるか昔の着陸船が微動だにせず直立していたというのもかなり拍子抜けであった。さらに,アメリカが宇宙事業で協力を求めるなら,相手国はまずロシアであって,あの国には頼まないだろうというのが気に入らなかった。だが,この作品でのスコット監督は,間違いなく「いい方の」監督であったと思う。
(映像5+脚本4+役者5+音楽4+演出4)×4= 88 点。
良いのを見たなぁ!感。
何故、映画館で見なかったのか後悔しています。レンタルで見たので。
なんてまあ、個人的に好きなものがなかなかそんなどうして詰まっているのでしょうか。SF、宇宙、孤独との戦い、生と死、仲間との信頼、友情。
自宅で見ている間、ドギマギソワソワ、手に汗握り、涙する。そこまで没頭できたのはなかなか無いです。
作中でかかる"懐メロ"と言える曲たち。
特にデヴィッドボウイの"star man"は僕がただ好きでいて曲の意味やボウイの亡くなったタイミングと相まって泣けてしまいました。
とても意味がある。あのタイミングでstarmanを流すのは。
ジェフダニエルズとクリスティンウィグが脇を固めているのもナイスです。
(ただ、mr.ダマーとゴーストバスターズをみて気になっていただけですが)
話に入り込む早さ、没頭度、終わり方、すべてにおいてナイスです。
良いの見たなぁ、感。
インターステラーとはまた違いますぜ。へい!おまち!
面白い
フツーに面白い
火星で1人生き抜くサバイバルもの
ピンチでも持ち前の明るさや知識で何とか乗り切るのであまり危機感なく観れる
途中で流れる挿入歌にも相まって尚更明るく鑑賞できる
ただ最後の脱出シーンは手に汗握る
ラストの問題が起こっても一つずつ解決すれば良いっていうのにここ映画の全てが詰まってます
もっと暗い映画かと思えばめっちゃ明るい映画でビックリしました笑
宇宙兄弟風ランボー?
といっても誰とも闘ってはいないが、
自分との闘いとも言える。
あまり期待せずに気楽に見たが、ところどころ迫る危機にハラハラドキドキさせられた。マット・デイモンの軽妙な演技がバランスよくミックスされて緊張と緩和が何度も繰り返されるのが心地いい。見るのに困ってるならぜひ見てほしい!
あっ、これ監督リドリースコットだったのね? 知らなかった。納得www
知識って重要
現実離れしていて、映画として面白かった。何でも簡単に手にはいる私達には中々難しいけど、生きるって、知識とアイデアなんだな、と。
色々挑戦する主人公が頼もしかったり、可愛かったり、現実的すぎる冷淡な存在と諦めないでいてくれる存在と、色々な立場でみると感慨深いかな、と。
とても良く考察されたSFコメディ
この背中はどこかで見た事がある。
そうだ、独身生活を心の底から楽しんでいる単身赴任中のサラリーマンだ。
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食料事情をあっという間に克服する植物学者無双は流石に恐れ入ったが、周囲に誰も居ない中、お役御免の火星探査機やローバーを使って地球とテキスト交信したりする姿は引き籠ったネット中毒者ともそう変わらない。
孤独に疲れた彼の抱えるストレスは計り知れないと心配する人々の一方で、'70sに殺されると嘆く姿はとても70億人が還りを待つ人間の姿ではない。
極限状態でも常にユーモアたっぷりに物事を考え、時にはまるで意味の無い哲学を考えたりと、孤独を感じさせない姿勢のお陰で、とても7,000万キロ離れている事は感じさせず、只の逞しいおっさんの一人暮らしライブ配信状態になってしまっている。
彼の諦めない姿勢を終始見せられることで、ふつうはハラハラドキドキするような場面でもなんとかなるだろうと思えるようになり、そこに更にマシンガンのようなユーモアが混ざる事で、孤独に苦しむ重苦しい雰囲気は一切感じさせず、終始楽しい雰囲気を持つ映画となっている。
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しかし、同じマットデイモンでもインターステラーのマン博士とはえらい違いだ。
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