スパイダーマン ホームカミングのレビュー・感想・評価
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アベンジャーズファンの一意見
学校ではあまりさえない主人公と相方との友情。高校生ならではのイベントと恋愛模様。青春映画としての側面も良き。また富や権威もトップレベルのスタークが出るから、社会的立場の低かった悪役の苦悩が引き立たされ社会格差をちらつかされるストーリー。アベンジャーズファンとしては充分楽しめました。
しかし序盤からアベンジャーズ作品の続きという側面が強かったり、学校の話題はアベンジャーズでスパイダーマンはどこかその下のような立ち位置などアベンジャーズありきな作品でもあったような気がしますね…。確かにアベンジャーズシリーズに組み込むことで新規のファンが獲得できたり注目度も上がったりと商業的には正解なのかもしれません。しかしそれではスパイダーマンのみではダメなのか?といった疑問も出てきてもおかしくないし、なによりスパイダーマンファンへの冒涜にも取られかねないのかなとも思ってしまいました…。
ピーター・パーカーのリュック、着替え、クモの糸に注目です。
サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作のトビー・マグワイア、マーク・ウェブ版『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドと比べてみると、雰囲気も若さの点でも最もスパイダーマンに合ってる気がするトム・ホランド。憧れのトニー・スタークに認められるため、地域のコソ泥たちを捕まえる功名心にはやり、余計なトラブルをも起こしてしまうというお茶目さ。頭もいいのに、つい先走ってしまうところがキャラにしっくりくるのです。スターク社の研修ではPOVによるビデオ日記で記録。彼自身がオタクっぽいところもいい。
昨日観た『ファウンダー』でも拝金主義っぷりを発揮していたマイケル・キートンが今回の悪役でしたが、“根気”という言葉はキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)が使っていました。彼の演ずるバルチャーはアベンジャーズが活躍して破壊された瓦礫の中から兵器として使えるものを集めて武器商人として変貌を遂げてゆく。スパイダーマンと対峙するところで、「トニー・スタークが建てたビルも武器商人で稼いだからだぞ」などと憧れの人を貶めるなんてのも、ある意味メッセージ性があるところです。
他にも魅力的なキャラがいっぱい。ピーターの友人である太った少年ネッド(ジェイコブ・バタロン)はレゴ好きのかなりのオタク少年。いつもピーターと一緒にいて、ついにスパイダーマンの正体もわかってしまう。ピーターにはいつも適切なアドバイスをくれるメイおばさんにはマリサ・トメイ。トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の窓口となる警備主任のハッピー(ジョン・ファヴロー)も魅力的なキャラの一人。そして今回のヒロインはリズ(ローラ・ハリアー)だが、ホームカミングに誘った時に出会ったリズの父親が実は・・・という展開。
ワシントン記念塔のエレベーターでの救出シーン、大型フェリーが真っ二つに割れるシーン、スタークタワーからコアを運ぶ輸送機での戦闘シーンなど、大がかりなアクションシーンはどれも見どころ満載。また、アイアンマンが救出に現れたり、その彼からスーツを封印されたりと、揺れ動くピーターの心理面も見ものです。
エンドロールの途中にはキャプテン・アメリカ。そして続編の予告みたいな悪人も登場。そんな続編への期待も高まるところですが、いまひとつ押さえておきたいキャラがもう一人。学力コンテストにも出場したクラスメートのミシェル(ゼンデイヤ)です。2作目以降、活躍する予感がむんむんですよ!
トムホランドは魅力的だけど。。
レビュー
Disneyに媚びを売っただけの映画!!
アベンジャーズの1エピソードなのですが、スタークの扱いから、SONYがDisneyに凄く気を使った感じが伝わってきて、面白くないです。主人公はスタークさんスタークさん言ってばかりで、またいつ本題に入るのかと、だらだらと長く感じます。アメスパよりアクションは物足りないので、(アンドリュー・ガーフィールドの顔は見たくないですが)アメスパと一長一短だと思います。キャプテン・アメリカのファンですが、原作の超人登録法を改悪したソコヴィア協定の世界観の上、悪役かつネタキャラ扱いされていて辛いです。
次世代のヒーロー
初期の映画スパイダーマンと比較するとピーターの成長や人間性ってのは簡易な描写となっている。
それはもうスパイダーマン、ピーター・パーカーの存在がもう浸透しているんだと思った。今更彼の成長や人間性をピックアップしなくても理解があるんだと思う。
それよりも今後世界を守る中心メンバーとしての成長が今後描かれていくんだと感じた。
今作ではまだまだ未熟の部分や子供らしさが目立っていたような気がする。
アベンジャーズエンドゲームでどういう結末が迎えるのかまだ分からないが、エンドというくらいだから、恐らく脱退するメンバーはいるだろ。
その後の中心メンバーになりうるのが、ピーターなんだと思う。
ウィットにとんだ作品
好き
まだヒーローとして未熟な主人公が本物のヒーローになる過程を描いた作品だなぁ。と思いました。
面白かったです。アクションはもちろん、ストーリーもしっかりしており最後までちゃんと観ることの出来る映画でした。
ただいくつか不満もあります。
1.スタークが偉そうなのが気に入らない。
確かにスタークはシリーズ通してあのキャラなので仕方ないとは思いますけど、そもそもヴァルチャーになる原因つくったのは仕事を奪ったスタークですし。スパイダーマンがSOSコールしても突っぱねたのは誰でしたっけ?って話ですよね。さらにシビルウォーに参加させておいて、アベンジャーズになれるかもみたいな中途半端に夢を見せ、挙句に説教をかます。終始胸糞すぎてマイナス点です。
まぁ、例え高性能スーツを没収されても、必死にヒーローとして活躍するピーターはカッコよかったですけどね。
2.無理矢理アベンジャーズのキーワードを出さなくてもよかったのでは?
アベンジャーズとの関係を匂わせたかったのか、終始ピーターはアベンジャーズになることに固執します。なんか、観てるこっちはもういいよそれは。みたいな気分になっており、少々クドく感じました。
この2点に目を瞑れば、ヒーローものとして大変面白い作品ではないかと思いました。
いちばん少年っぽいスパイダーマン!
マーベル・シネマティック・ユニバース第16作。
スパイダーマン・シリーズ(MCU版)第1作。
Blu-rayで2回目の鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読です。
正直、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズを取り止めると云うニュースを聞いた時はショックでした。「2」があんな終わり方をして、続きが非常に気になっていた身としてはかなり残念でした。そんな想いはあったものの、スパイダーマンがMCUに参戦してくれたことは心から嬉しかったし、大興奮だったのは事実なのでなんとも複雑な心境です。
それはさておき、本作に先行して「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場したスパイダーマン/ピーター・パーカーは、これまでの映画で描かれて来たピーターよりも、グッと少年っぽくなり、非常に好感が持てました。トム・ホランドの顔付きが多分に影響しているかも(笑)。
まさに「親愛なる隣人」と云う感じ。何より若さがある!
さらに、能力を手に入れた過程やおじさんの死が割愛されているし、学園ドラマテイストが協調されていて、陽性なスパイダーマン映画だなと思いました。悩みはあるけれど深刻じゃなく、いっそ清々しい恋患いのような感じでとても楽しい! ピーターが想いを寄せるヒロインの女の子もキュートで魅力的。初々しいロマンスが心に沁みました(笑)。
考え無しの無鉄砲な行動を取ったことでアイアンマン/トニー・スタークに叱られながらも、自分が成すべきことを悟った瞬間にヒーローとしての自覚が生まれ、一段と男らしくなるピーターが抜群にカッコ良かったです!
マイケル・キートンがいい味出してました。「バードマン」とか「バットマン」とか、飛ぶ系の役が多い印象が強い。同じMCUのファルコンとは違って禍々しい感じの凶悪な翼が、得も言われぬカッコ良さを醸し出していてシビれました。
意外や意外な悲劇的事実が発覚してからは、どうなるのかとハラハラ・ドキドキ。消える飛行機を舞台にした激しい空中戦が観応え充分で手に汗握りましたが、なんと言ってもピーターにとっては青春の痛み。切な過ぎました。
[以降の鑑賞記録]
2019/07/05:金曜ロードSHOW!
※修正(2024/01/19)
爽快感が高いヒーロー映画
ピーター(スパイダーマン)は トニーに憧れていた ピーターはアベン...
ピーター(スパイダーマン)は
トニーに憧れていた
ピーターはアベンジャーズに
一時的に仲間入りを果たし
それに浮かれていた
トニーに認めて貰いたいが為に
トニーへの連絡手段が無いピーターは
ハッピーにストーカーのように
SMS連絡をし続けるが
既読スルーされ続けるw
俺の本領発揮はこれからだせ
ってことで
ひとり暴走してイキって悪と戦う
ただそれが全て裏目に出る
トニーにも見放されてしまい
絶望したピーター
スーツも没収され
全てを失ってしまったが
希望が欲しいピーターは
憧れのクラスメイトに告白する
ホームカミングデイの誘いに
yesを貰い
浮かれて彼女の自宅まで迎えにいく
彼女の父親が出迎えてくれた
ピーターは驚いた
必死で戦った悪の親玉が
なんと彼女の父親だった
父親と戦うも
優しいピーターは
命だけは助けた
父親を刑務所送りにし
彼女と母親は引っ越すことにw
結果、
トニーから本格的な
アベンジャーズ入隊への誘いを受けるが
ピーターは
それが試験だと思い断る
俺はこれからは地に足をつけて
街の弱者を守ります
という事で終わり
ちゃんちゃん
地元のヒーロースパイダーマン
スパイダーマンがアベンジャーズに憧れたりするけど地元密着型のヒーローになるまでの話。
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はっきり言って1番マーベルの中では地味。結構スクールライフの様子多いし、敵も好きな子のパパっていうスケールの小ささ。
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でもスパイダーマンって昔のシリーズでもそうだったもんね。普通の学生で、街の平和を救ってて、敵はだいたい親友だったり親友のパパだったり。
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マーベルの中に組み込まれてても元のスパイダーマンの要素は崩れてない。
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あとピーターの性格で推せるところは、どんな理由があっても悪いことは悪いってなんの迷いもなく言いきれること。ついつい悪役にも感情移入してしょうがないかもって思うことあるけど犯罪は犯罪だもんね。
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トム・ホランドがかっこいいから良いんだけど、スパイダーマン自体は別に個別で話作らなくてもいいかなぁ(笑)アベンジャーズでちょっと出てくるぐらいで(笑).
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見方による
主役は?
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