劇場公開日 2016年4月29日

「松岡茉優に尽きる」ちはやふる 下の句 ONIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5松岡茉優に尽きる

2016年5月15日
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鑑賞方法:映画館

この映画はほとんどのドラマ部分にみどころはない。
ただひとつ、圧倒的敵役としての松岡茉優の登場だけが新たなる喜び。
まあ、ドラマは「ハイスピードかるた」を楽しむためのかなりゆるい助走みたいでもったいない。でもハイスピードかるたがめっぽう面白いので満足。
しかし松岡茉優はこういうのは似合うなあ。キ○ガイがキ○ガイに共鳴するシーンはどんな映画でも最高に美しく、本作でもそんなやりとりに涙が溢れる。

しかし、この映画はドラマ部分がもったいない。
説明セリフばかりなのは仕方ないかもしれないけれど、もっとなんかできるはずだ、というのはカルメンが流れて「がんばれベアーズ」を思い出したからにほかならない。

ONI