セーラー服と機関銃 卒業のレビュー・感想・評価
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普通かな
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悪いヤクザが進出して来て腐れ縁のヤクザ伊武の組を吸収する。
環奈は組を解散してたが再度旗揚げし、伊武の部下だった長谷川と手を組む。
こうして敵を壊滅させる。
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きわめてありふれた普通の話やとは思うけどね。
まあでもそれなりに面白いんじゃないのかな。
環奈の演技も下手って感じでは全然なかった。
新世紀の角川アイドル映画、降臨!
角川映画40周年記念作品。
原作(セーラー服と機関銃・その後‐卒業‐)は既読です。
薬師丸ひろ子主演の名作「セーラー服と機関銃」の続編を謳っていましたが、全く関連性は無いので、同作を観ていなくても楽しめるつくりになっていました。
本作が映画初主演となる橋本環奈の演技は可もなく不可もなく、特筆するところは無い感じでしたが、その容姿も相まって画面から溢れ出すかわいらしさがとても魅力的でした。
彼女の周囲を固める演技陣が豪華過ぎて驚きました。長谷川博己や安藤政信などの演技派たちが橋本環奈を全力でバックアップ。堅実なキャスティングが功を奏していました。
心配なのは興行成績。せっかくの角川映画のアニバーサリー作品なのに、私が観た回は私ともうひとりだけ。週末ランキングも12位発進と云う成績でした。なんと云うことか…
[余談]
星泉を演じる俳優の宿命なのか、橋本環奈も主題歌「セーラー服と機関銃」をカバーしていました。歌声はどうなのだろうと思っていましたが、かなり上手かったので安心しました。
※リライト(2023/03/07)
予想外に凄惨で引いた
組の復活で先導し、機関銃まで持ち出して死人も多数。本人は普通の生活にってのは流石に無理があるのではないかと。。。子分とのコミカルなやりとりはそれなりに楽しいので、いっそのこと殺さず縛りで全員通してみても良かったのかも。あと歌を含め元祖以上のインパクトを残すのは無理だった様子。
あと映像酔いして気持ち悪くなった。
薬師丸ひろ子版の続編と思いきやそれとは異なる話の続編という、『さら...
薬師丸ひろ子版の続編と思いきやそれとは異なる話の続編という、『さらば宇宙戦艦ヤマト』ではなく『宇宙戦艦ヤマト2』の続編だった『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』のようなイマイチしっくりこないお話。もしくは、過疎化が進行する地方都市の行政と治安を握り暴力団も手が出せない新興企業グループVS目高組改めめだかカフェの従業員一同という、シャッター商店街を舞台にした自衛隊が出てこない高崎市謹製『野性の証明』の続編『黒の十字架』みたいなものと考えればいいのかも知れません。少々解りにくい比喩ですが。
腑抜け切ったゆるい脚本、あまりにも雑な照明、セリフが聞き取れないアンバランスな音声ミックス等々、正直映画としての出来はかなり低レベル。それでも故相米慎二監督へのリスペクト的な長回しの多用で映画としてのテンションを保っていて、安藤政信と長谷川博己の熱演も見事。そして何より橋本環奈の瑞々しさは映画のダメな部分を全て打ち消していました。
意外とイケた古き良き任侠映画
86年当時なら、女子高生に機関銃のキャッチコピーは新鮮で新しかったのでしょう。
時代は下り2016年。女子高生が戦車に乗ったり、かわいい女の子が戦艦や戦闘機になっちゃう時代ですもの。
正直、女子高生と機関銃(正確には9mmパラの短機関銃)ではインパクトに欠けるんでしょう。
どうせならブローニングM2あたりならインパクトもあるんでしょうが、女子高生が持ち歩けるものじゃないので却下でw
AKBの映画のような、アイドルがかわいいだけの映画。
大根・棒読み、稚拙な演技丸出しのC級映画を見に行ったと思ったらやられましたw
久々の見ごたえのある作品です。
邦画特有な安っぽいシーンや、首を傾げたくなるような展開もありますが、
全編通してヘタなVシネマ並の王道ヤクザ映画でした。
旧作へのお約束もしっかりやりつつ、ファンへのサービスカットも忘れない。
素人丸出しの薬師丸ひろ子さんの様な女子高生ではなく、
続編とだけあって死線を潜り抜け、腹の据わった女子高生組長を橋本環奈ちゃんが怪演。
まだ十代で初主演すよね?
なんであんなに場慣れした演技ができるのか?
ちょいと声がハスキーボイスだったのも、顔とのアンマッチでいい。
前日ライブかボイトレやセリフの練習しまくった結果なのかは皆さんのご想像で。
高校の友達に女の子が1人も出てこなかったのも演出のポイントですかね。
ヘタな同級生を出しても、普通の女子高生よりズバ抜けて主人公の凄さがバレちゃいますからね。
やはりそれくらい主役の存在感が大きかった。
つくづく主人公向きの人ですね。
武田鉄矢さんはやっぱりチンピラ役がよく似合うなぁ。
大野さん、宇野さんの凸凹コンビも往年のヤクザ映画を見てるようで好感。
昔ながらのスジを通す、お約束ヤクザを演じた長谷川博己も良かった。
伊武さんにはもうちょっといい場面与えてあげてもいいとかと(殺される前にせめて一矢報いようとするとか)。
現代の経済ヤクザと古いヤクザたちの対立。
極道の女たちにを見てるような感覚でした。
そこまで橋本環奈ちゃんのファンではありませんでしたが、一気にファンになりました。
久々にもう一度、改めて映画館で見たいと思う作品。
やっぱり映画ってこうじゃないとね。
ラストの浴衣のシーンもイミフですが、あんだけかわいいんだもの。
そら夏祭りなら浴衣姿も撮りたくなります罠!
これだけ面白い作品なのに、観客動員に繋がってない悲しみ。
やっぱりヤクザ映画は、北野武クラスじゃないと流行らないんでしょうかね。。。
うーむ
これって前作の続き?
全く別物?
などとボンヤリ考えながら観てましたが、別物です!
随所に前作のオマージュっぽいのも見られますが、そんなに深くは無いです。
前作で見られた人間の内面に迫る感じは無く、ドタバタと漫画チックな展開が続きます。
橋本環奈ファンにはたまらないんでは無いでしょうか?
う〜ん…
リメイクではなく、前作からの続編のようであった。
そして、今作の星泉は芯の強い女の子ではなく、気の強い女の子でその筋の作法もわきまえた人物になっていた。
…それに現代っ子的なニュアンスも加味されて、物怖じしない姐さんのようにも映る。
そんなこんなで、前作とは全く異なる作品となっている。
そして、演出的にも台本的にも力技のような部分が多く…なんでこんなズサンな撮り方になってるのかと頭を抱える。
他の作品なら、低予算だからと落とし所もありそうなものだが、このタイトルは…角川映画を押し上げた程のブランドではなかったのかと私的には思う。
そうなのだ。
低予算作品では引っ張れない役者の顔もチラホラ見える…日数となかったのかなと想像もする。
それは、主役の声のかすれ方が尋常じゃなかったからだ。
前日に絶叫しなきゃいけないシーンがあったのかもしれない。普通にライブだったのかもしれないが、声帯が弱い印象を受ける。
このあたりがアイドルと俳優との線引きなのかとも思う。
ただ、橋本環奈さんは、野放し感も強かったが、現場でとても愛されていたんじゃないかと思う。もしくは、遠慮されていたかのどっちかだ。
演出はイエスマンぽかったな。
監督って肩書きは、いつの間にかそんな薄っぺらいもんにもなっちまったなあ。
教えてやれよ、声の出し方を。
というか…そんな事も出来ないのに主演女優とかやらすなよ。
腹式呼吸のやり方を。
滑舌の治し方を!
なあなあで作って損をすんのは、結局は役者で監督だよ。まあ、B級と割り切ってやってんのかもしれないけどさ。
ラストに向かうエレベーターの中のシーンとかは、もう覚悟を決めた潔さが溢れ、とても好きだった。
音楽のセンスが全く合わず煩いし邪魔だし、マイナス効果ですらあった。
角川映画40周年記念作品…の割には、グズグズな作品だった。
レビューに多く見られる橋本絶賛論には吐き気がする。
今の日本映画の現状を現してるようだ。
彼女はアイドルとしてはプロフェッショナルだと思うが女優として評価されるような素地も経歴もない。
むしろそんな状態で、興行成績の悪さや伝説的なタイトルまで背負わされたりして、橋本ブランド的には損したくらいの感じだろ…。
本業は順調なのに、副業でコケるとか。
顔は綺麗なんだから、ちゃんと準備して、させて、それから臨むべきだったと思う。
アイドル業界とは違う修羅が、俳優業界にはいるのだから…。
とはいえ…外見の可愛さとは真逆の骨太さや、肝の据わり方がチラホラ見えて…まあ、そんな感想はいいか。余談だ。
がっかり、81年の映画とは比べようもない
残念、81年の薬師丸ひろ子の映画版とは、比べようもありません。
薬師丸ひろ子の持っていた雰囲気、透明感は、橋本さんには、全く、なし。
共演者にも、魅力なし。
オリジナル映画版を大切に思う方は、劇場に行かない方がいいですよ。
花の金曜の夜の回に行きましたが、劇場はガラガラでした。
無理ないなあ。
隣の女子高生が途中で席をたった
面白かったのは、安藤政信がやってることのほうが正しく思えるところ。
橋本環奈には自分の考えのあまさ、無力さ、つまり子供であることを自覚させるべき。その上で、安藤を殺さなければいけない理由をもっと明確にしてほしかった。
たとえそれが「気に入らない」からであったとしても
それから、橋本環奈の魅力がいまひとつ伝えきれていない。
アイドル映画なのだから、もっと思い切り主役を立ててほしい。
童貞っぽい男子に囲まれてフニャフニャやってるだけではいかんでしょ?
女の親友とかいねえのかよ。
橋本環奈が1人になるシーンがほしかった。
少し残念
組長と女子高生という設定ながら自分の手を汚さず全ての汚れ仕事を周りに任せる内容で最後まで星泉が普通の女子高生にしか見えなかったです 組長としての責任と覚悟が感じられませんでした 組員の事を思うならも少し逸脱しても良かったかなと思います 役者さん達の演技は素晴らしかったし橋本環奈は可愛かったです
『絶対気に入らない』、で
機関銃を乱射するところに興奮してしまいました。
ハスキーな声も合っている。
それに何より星泉の言いたいこと、に共感できました。
『絶対気に入らない』です。
確かにスナックで安藤政信の言っていたことは正しいとも思います。
こんな介護施設を必要としてる人もいて、今の世の中の大きな流れでは安藤が正しいのかもしれない。それもこれも身勝手な自分らの責任だと。
だけど橋本環奈がこんなの気に入らない、と言ってくれることでこちらはカルタシスを感じられるんです。我慢をうまく爆発させていたと思います。
あと武田鉄矢がちょくちょく笑わせてくれるところや、山中での橋本環奈と長谷川博巳のシーンもいいです。
原作も映画も全くわからない感じで(カイ、カンは知ってるよ位)何となく期待せずに入ったですが、意外な深さがあり良かったです。本当に作品を理解できた人も全員じゃないかもと思うくらい深いジレンマがあり、その中で星泉は答えを出してくれる。
スッタフは作品を愛情込めて作ったように見えました。
愛情込めたものは多少の不備があってもまあよく見えるものです。
それから薬師丸ひろ子版の方も見ましたが、カイ、カンの後、怒りに燃えて『おたくら、死ねば!』で銃を撃つところは興奮しました。
怒りに燃えた女性は美しいですね。ヤクザ?映画では傑作です。
良い下地が有って今回も面白い映画ができたのかなと思いました。
女性の自分の正義から怒る映画をもっと見たいと思いました。
脚本が残念
まあ旬のアイドルだから話題先行で当然って正直あまり期待してなかったんだけど、結構やるねビックリした。
脚本はなんだか脈絡がなくて、例えば直で連絡取れるくらい(取ろうと思うくらい)昔馴染みの善玉刑事かと思えばただの小悪党だったり、強いものにあっさり屈して耐えろという割りには突然意地見せちゃって無防備に撃たれたりって、なんだか浅い・・・。
でも役者さん達はそれぞれいい味出してたのでそこはよかったと思う。
演技はよかった
前半部の日常の描き方は笑えるところもあって良かった。
撃ち合うシーンとか後半部は?なシーンが
多かった。
ヒロインがもっと仲間のために仁義を貫いてほしかった。もし、優柔不断なヒロインを描くのであったら、心の機微、葛藤をもっと描いてほしかった。
一つのテーマとして若者がかかわる問題(薬物や地方の人口減少)を描いていたが、このような問題を若者が乗り越えた未来も描いてほしかった。↑ヒロインのセリフで「堀口組が地域を食い物としなくても、他の組がそうするかもしれない」とあったので、そうならなかった未来を描いてほしかった。
全体として僕は色々と思うところはあるが、役者さん達の演技はとてもよかった。
得に橋本環奈ちゃんは、はじめての主演であるのに迫真の演技で度肝を抜かれた。
ショックです。
キャストの演技は思っていた以上のものが見れました。その点に関しては素晴らしかったと思います。迫力のある演技でした。
ただ、作品としてみると、構成、伏線回収、締まりが低レベル。「婚前特急」と同じ監督、若き英雄と騒がれていたので期待していましたがことごとく裏切られました。一番気になったのは月永が息絶えるシーンで放つ「ほんとに綺麗.....」のところであり、直前の土井さん、泉ちゃん、月永のエレベーターのシーンで土井さんが放った「しばらく見ないあいだに綺麗になりましたね」で伏線を張ったとみられるが張ってから回収までが如何にせん早すぎて適当に考えた感じがしてならなかった。残念。
ラストの数分間でブチ壊し
最初からラスト前までは、よくデキた作品。一部おちゃらけたシーンがあったものの、サッサと済ませて次に繋げた。
橋本環奈は、なかなか良かった。だが「1,000年に1人の逸材」はあまりにもオーヴァーで、(こう書いたら失礼だけど...)なんか太りぎみ。個人的にファットなオンナは好みじゃないんでね。「1,000年に1人の逸材」じゃなく「1,000人に1人の、どこにでもいそうなオンナ」クラスじゃわ。
だが最後で、全てが粉々に打ち砕かれた。あのシーンは、橋本環奈が悪いんじゃなく、その橋本環奈をゴリ押しするスタッフが悪い。
卒業式のシーンで、卒業証書を渡された後に、あの歌を独唱で歌う。まず、ソコが駄目!角川は30年以上前に映画のタイトルをそのまま曲のタイトルにしたのか。それが実に商業的で実に芸術無視なんだよな。
そして最後に、橋本環奈が浴衣姿で、「快・感」だ。コレ本当に意味不明。角川は映画界に進出した頃からずっと映画ファンを挑発してきてるんだな...って思うわ。
橋本環奈の今後の成長に期待したいんだけど...まずは角川の改革が先じゃ。
堂々とした演技
適材適所に上手い俳優を集め、素晴らしい演技を見せてました。
脚本も骨太で、何度もどんでん返しを見せられました。
橋本環奈さんも初主演とは思えない迫真の演技でした。
ただ名女優にはなれますが、歌手としてはイマイチなので-0.5させていただきます。
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