セーラー服と機関銃 卒業のレビュー・感想・評価
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トンデモ無いモノを観てシマッタ
橋本環奈ちゃんって何者!?
どの角度、どの表情、どのシーン、どのセリフ、どの…………すべてが美しい 可愛すぎるの
レオンのナタリーポートマンですら、そこまで完璧にはなれなかった
完全なる可愛さ、いわゆる、perfect cuticleを体現する女、そう、橋本環奈だ
これは何度も見返したい 邦画、洋画のジャンルではくくりきれない
橋本環奈ちゃんにカ・イ・カ・ン…!
(今回、かなり偏ったド変態レビューですのでご理解を)
薬師丸ひろ子主演のオリジナルは名作故、本作への風当たりが強いのは分かる。
オリジナルに比べたら本作なんて学芸会だろう。
でも、本作には本作にしかない最高の魅力がある。
もう橋本環奈ちゃんが可愛い~~のッ!
星泉、仲の良い友人たちと学校生活を楽しむ一見フツーの女子高生。
まるで素を見ているような、セーラー服姿が眩し過ぎる環奈ちゃん!
しかし、彼女にはもう一つの顔が。目高組の4代目、ヤクザの組長!
子分3人を従える勇ましい環奈ちゃん!
助けあれば怪しいモデル事務所にも乗り込むカッコいい環奈ちゃん!
ライバル組に連れて行かれ厳つい男たちに囲まれても堂々と肝の座った環奈ちゃん!
亡き先代、大好きだった父親代わりの伯父さんが愛した町が、大企業の社長にしてヤクザ幹部に乗っ取られる危機。
警察も行政も敵の言いなり。魔の手が…。
危ない、環奈ちゃん!
唯一の味方はライバル組の若頭補佐。
寡黙な二枚目、そして泉にある秘密を抱えている。
仄かな感情にトキめく環奈ちゃん!
敵は強大。絶体絶命。
勝負服のセーラー服に着替え、機関銃を持って…凛々し過ぎるぜ、女子高生組長、環奈ちゃん!
2時間ほぼずっと環奈ちゃんを見ていられて至福の一時。
アップになると可愛過ぎて鼻血ブー!レベル。
本格的な演技は今回初めてらしいが、なかなかのもの。首を吊られたり、感情を爆発させたり、ボロボロ汚れたり体当たり。
名だたる女優たちが演じてきた役柄、初主演、バッシング…それらプレッシャーと闘った“女優・橋本環奈”と劇中の“女子高生組長・星泉”が見事ダブった。
作品自体もそんなに言われるほど悪くはない。
アクションやバイオレンスはちと緩いが、迫真シーンも中にはアリ。
脇を固めた曲者たちが良かった。
長谷川博己は男の色気ムンムン。
武田鉄矢はコミカルながら義理と人情の昔ながらのヤクザ。
安藤政信がインテリヤクザを怪演。
そして、祐次くんと晴雄くんが可愛い子分!(メチャクチャになった店で笑いを交え話するシーン、2人のその後を知ると…(T-T))
過疎化進む商店街、口先公約だけの立候補者、一部の非道なヤクザの非道なやり方…。
チクッと問題提起も。
映画は3ってとこだけど、環奈ちゃんの魅力に関しては5点満点…いや、それ以上!
これはアイドル映画であり、意外と熱いヤクザ映画であり、そして最高の環奈ちゃんムービーなのであるッッッ!!
さて、あの名台詞はいつどこで?
見てからのお楽しみ♪
神がかった映画
ただのアイドル・リメイク映画ではなく、結構ハードな任侠映画。
地方都市の問題を扱ったりと身につまされるものがありました。
評判通り、絶賛される橋本環奈ちゃんの演技には正直たまげた。
将来がそら恐ろしい。
傑作ですね!
ただのアイドル映画じゃなく、硬派なエンターテイメントでした。
リメイクだと勘違いして観たら、現代へリブートされた内容。
橋本環奈も演技上手いし、安藤政信のキレっぷりがやばい。
角川映画らしい変さも楽しめました。
環奈ちゃんは良かった!!
公開前に原作3冊を一気に読みましたが、本作は主人公がいきなり「よっ!」と挨拶するなど、主人公がいつも丁寧な言葉づかいで女の子に対して幻想を抱いているであろう赤川次郎が原作だとは思えない内容でした。環奈ちゃんの組長はいつも堂々としていて立派でした。10代の子が鬱屈したものを爆発させるから「セーラー服と機関銃」というタイトル通りのカタルシスがあると思うのですが、脚本が微妙で環奈ちゃんでは美人で初めから強すぎる印象のため、「苦悩を通じて喚起へ」みたいな制作側がしきりに言う「カイカン」はありませんでした。「カイカン」と言わせるだけの演出も不自然でくどかったです。ネットで散々叩かれましたが企画自体は夢があったので、監督と脚本はせめて原作を大切にする別の人が良かったです。高崎ロケは廃墟のような街並みの割に不自然に若い子が多く、逆に怖かったです。愛知の片田舎ですが、うちの周りにはBBAしかいません。
ダメな邦画が救われる方程式...。
薬師丸ひろ子さんの前作は、
子供の頃に観ました。
当時の角川映画といえば、
人気作家たちの映画化ですごい勢い。
日本映画のひと時代を牽引しましたね。
ムービーアイドルもたくさん作りましたが、
今思うとそんな企画ならではの、
監督たちのカタルシスが
ジンジンと感じられました。
薬師丸ひろこ自身の表現力を引き出し、
女優としてのぎりぎりまで追い込んだ相米監督もしかり。
ゴダールのような映像実験もふんだんにトライし、
娯楽作ならではのこだわりも完成度を上げてました。
そんな角川映画40周年記念に、
あの名作が復活するということで、
何の知識もなしに劇場へ足を運びました。
タイトルも「セーラー服と機関銃・その後-卒業-」。
けどこれはリメイクです。
前映画のラストとはつながらないし、
先代と泉の関係や街も違いますね。
というわけで、冒頭から別解釈版と捉えました。
30分もたつと分かりますが、
とにかく演出と脚本が残念。
アイドル映画として、諦めてしまってるカンジです。
赤川次郎原作の設定が漫画なだけに、
リアリティが映画の醍醐味をつくるのでしょうけど、
完全に欠落しています。
出てくる警官も政治家も、
街の人も組のあり方も経営するカフェも、
ライバルの組長も女子高生も、
全てにおいて詰めが甘いし、
茶番感が漂います。
こんなあからさまに、
監督の力量不足を見せつけられたのは、
久しぶりでした(笑)
前作のキービジュアル、
マシンガンを撃ちまくる女子高生だって、
薬師丸ひろ子はホンモノの血まで流して、
熱演していました。
邦画の名シーンをリバイバルするのなら、
それなりの覚悟やこだわりが欲しかったですね。
あと気になったのが、照明のベタさです。
説明的に分かりやすい色を挿しこみすぎで、
かえってシラケてしまいます。
こういうのも作品を全体に安っぽい印象に、
してしまいますね。
さらに撮影のしかけやスタイリングのウラが、
数カ所画面に出てしまってて、
レベルの低さに呆れました。
けど、役者さんたちの熱演で、
2時間弱を楽しめた印象。
特に長谷川博己さんがよかった。
彼は前作MOZUでも異彩を放ってましたが、
アウトローの演技が楽しいのでしょうね。
彼の世界観で作品を引っ張ってました。
安藤政信さんも才能あふれる方ですね。
狂気に振り切ってすごい怖かった。
主演の橋本環奈さんは知らなかったのだけど、
目力があるきれいな人ですね。
演技は大味だったけど、
存在感に期待大ですね。
これも、最近の邦画に多い方程式でした。
演出や脚本のダメダメを、
うまい役者たちがカバーして、
何とか成立してるパターン。
演じてる方も、
「これはがんばらないと、がちでヤバいぞ」と、
感じるんでしょうかね(笑)
そういう意味じゃ、
役者の本気な演技を大きなスクリーンで観れて、
良かったと思いましょうか(笑)
なつかしくて、でも新鮮
大学生の時に薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」を見た世代としては、おかしくて、でももの悲しい世界が丁寧に再現されていて、なつかしかったです。一方で、橋本環奈さんは本当に新鮮でした。薬師丸ひろ子さんに負けない(というか、薬師丸さんとは全く違った)目力もあって、本当に良かったと思います。映像もとてもきれいでした。今の時代、ヤクザと言うだけで引いてしまう若い人も多いのかもしれませんが、フィクションであることが自明な設定なので、私は全く問題なく楽しめました。
メインは抗争と死。
角川映画&薬師丸ひろ子リアル世代だった自分には懐かしい作品。
当時同級生(スポーツ系女子)は、あのザンギリオオカミカットを
皆マネしていたな。お世辞にも演技が上手いとはいえない彼女を
カ・イ・カ~ン♪で一気にスターダムにのし上げたアイドル映画は
荒唐無稽で陳腐な設定、何あのラスト?というのが話題になった
けど、いい意味でそれを引き継いでいる感じはしたので良かった。
ヤクザの抗争に巻き込まれる女子高生組長の立ち場が星泉なので、
彼女自身が肉体派だと脇が引き立たないし、かといって超真面目
でも面白くないので、アイドルを持ってくるのはある意味正解??
それにしてもグダグダと長回し(オマージュは分かるけど)が続いて
いい加減早く殴り込みかけろよ!と思うこと数回。現代版に設定
を移しているので、ある程度社会性にも問題が…^^;カフェなんて
開けるわけないだろーが!なんてことも置いといて、環奈ちゃんは
可愛いねぇ♪と観るのが正解かも。薬師丸のような独特なオーラは
ないが、けっこう頑張っている。恋のお相手、渡瀬→長谷川という
カッコいいおじさん?の流れもなかなか。抗争でバンバン人が死ぬ
世界を残酷に感じさせたのはいいが、前作のような余韻は残らない。
(風祭ゆきの役を薬師丸にやらせても…?いや、ぜんぜん違うか^^;)
全然ダメ
全体的にイマイチ。
ストーリーが古いのか、
キャストを替えただけの印象。
もっと今風にするとかあると思う。
さらに橋本環奈がイマイチかわいくない。
橋本環奈推しだけの映画でも良かったのにそれにもなってない。
なかなかハード
予告で圧倒的な可愛さと可憐さを兼ね備えた橋環に引き寄せられるようにして劇場へ。美少女映画として観に行ったのであまり期待していなかったが、これがなかなか内容が詰まっていて予想以上に楽しめた。
全体的にポップな色合いと淡い色彩で橋環のイメージにぴったりと当てはまる。映画全体として橋環の魅力を120%引き出していて美少女映画としては文句無しの満点。また、内容が結構ハードで驚いた。後半はどんどん人が死んでいくし、特に橋環の周りの人間が残酷なほどに死んでいき最後のエンディングのテーマ曲が心に突き刺さる。高齢化社会とヤクザの関係性という意外に社会的な内容もあってさらに驚く。
ただ、「今の若い世代が親元を離れて都会に行くから俺らヤクザに付け入る隙を与えている。嫌ならてめえら若いのが親の面倒を見ろや」というような台詞に対してのアンサーが「それでも私は気に入らない!」銃ババババーンって、そんなの笑ってしまいますわw
どっちが正しいか考えさせられる…。
もっと強くても、、いいかなあ
主役の橋本、アイドルそのまんまで、いちお「親分」なんだから、少しは女子高生ならぬ「強さ」があっても良かったかな。
この映画も死人がたくさん出たなあ。まあ、原作を生かすとはいえ、、もうちょっと地味な犠牲でも十分迫力は出せるはず、、、
評判通りよかった
観る気はなかったけど、評判を聞いて鑑賞。
予想以上に素晴らしい映画だった。
確かに話題になるくらい主演女優の環奈ちゃん凄いわ。
何、あの圧倒的な存在感!
長谷川博己や安藤政信、周りの役者陣も素敵。
話も現代社会の問題を取り入れてて、時間忘れてラストまで見入っちゃった。
銃撃のシーンも迫力あってビックリ。
最後の歌うシーンはさすがに泣いちゃった。
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