「BGMの付加価値で魅せる作品」スーサイド・スクワッド isukeeさんの映画レビュー(感想・評価)
BGMの付加価値で魅せる作品
冒頭の アニマルズの朝日があたる家が 劇場で大音量で響いて、
ストーンズのSympathy for the Devilに続く過程にはワクワクさせられた。
エミネムや、最後の〆のBohemian Rhapsodyと、名曲が満載。
それぞれの楽曲の歌詞とシーンがリンクしていると想像すると面白い!
でも、出色なことはこれだけ。
ストーリーには自己投影や感情移入できず、
全く心に響かなかった、残念。
悪にも善の要素有り、
悪にも人間らしい葛藤や逡巡が有り、
をメッセージングするような描写が連続するけど、響かない。
カタナの演技が不自然なのは許容できるけど、
各キャラクターの悪党たる所以と劇中の行動がリンクしてなくて、
「なぜ そうする?!」と腹落ちしないまま終幕
行動原理、モチベーションづけがおかしい
敵をスーパーパワーにしちゃったから、
倒さないままで終える訳にはいかない作品になったのよくない
凶悪囚人が特命部隊になる設定は面白くてOKだけど、
オチとそこへ向かう過程の脚本が ふるわない印象
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