スノータウンのレビュー・感想・評価
全5件を表示
雪が降らない街で起きた、救いのない事件。
何よりこれが実話、それも何年にも渡って続いた大量殺戮だったということが衝撃。目を背けたくなるシーンが多く、最後の最後まで救いがない。登場人物の大半が友達になりたくない人達ばかりなのだがその中で性的異常者を非難するシーンが度々登場する(それも子供のいる前で)が、ここも見ていてきつかった。タイトルから雪が降る街を想像していたのだが、全く違った。スノータウンという地名はそこに住んでいた一族(Snow家)からきているらしい。
実際の事件
実際にこんな犯人がいたのかと思うと恐ろしい。
何故こんな男がカリスマ的な存在になるのか?
ジェイミー達三兄弟が性被害に遭う、隣の男は確かに悪いが、嫌がらせにアイスを家に投げつけたり、動物の死骸を投げつけたり、子供にもそれをやらせる。いくら悪いことをした人に対してもやっていいことではないし、子供にもそれを強要するなんて、どういう神経なんだ?
村人達を集めて、性犯罪者や犯罪者ではなくてもジェンダー達のことをみんなでボロクソ言って、殺してもいいとまで暴言をはく。でも誰も注意することなく、同調して聞いている。みんな逆らうことが怖いのか、麻痺しているのか。ジェイミーにその席に加わらせるが、まだ未成年に聞かせる話でもないだろう。母親、そこはもっと強く拒まねば。
父親のいないジェイミーは、カリスマ的なジョンに憧れ、言われるままに従う。ともだちの死体を見せられても、何故殺したんだと、訴えても、ジョンから離れようとはしない。どんどんエスカレートして、殺人を見せられたり、手伝わされたり。
もちろんこの男が、一番悪い。が集会に集まり、ジョンの意見に同調する村人達も被害者でもあるけれど加害者でもあるように思える。母親も、こんな危険な男を選び、子供たちに近づけたのは罪!
事実として最低
過去に見たことがあったみたい…
そんな感じの、あまり記憶に残らない映画かも。
実話としては最低最悪の事件。
これでもかってくらい重く暗く
底辺の貧困の闇が描かれてる。
映画のドラマとしては、
淡々と殺人が重ねられるだけで、
彼が主犯の男に惹かれていったとことか、
なぜあそこまで従わないといけなかったかとか、
そういった描写は感じられず、
記録映画のような感じだった。
うわぁ、すげぇ…って思うシーンは無かった。
しかし、最低な話。
全5件を表示