劇場公開日 2025年8月1日

この世界の片隅にのレビュー・感想・評価

全901件中、381~400件目を表示

5.0言葉で言い表せない程いい作品

2017年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

この映画はアニメという枠を超えて、戦後間もなくの名監督たちの作品に匹敵するほどの名作だと思う。

・日常的な生活風景から始まり、最後には永遠のテーマを描き出すあたりは小津安二郎監督作品に。
・自主性を失いつつも懸命に生きようとする女の人生を描き出すあたりは成瀬巳喜男監督作品に。
・悲劇とそこからの再出発を描くあたりは新藤兼人監督作品に。

さらに、
・敗戦のときに人々が泣いた涙の理由
・戦中の日本の景色や人々の生活模様
・翻って現代の我々の生き方の反省
など、新しい発見も多々あり、リベラルアーツの一環としても優れた作品だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ハンニバル

5.0戦時下の日常

2017年2月8日
Androidアプリから投稿

戦時下もある日常が思いの外、重くなくその風景が伝わってきたのは
主役のすずの性格によるところもあるのでしょうか。
現代では仮に戦争が起きてもあのような国民全てを巻き込む総力戦になる可能性は低いが、戦時下が日常になるのはしんどいと思う。
最後のエンドロールですず達がワンピース姿に変わっていったが、
戦時下の日常が、復興の日常になっていく場面を表していたのではないでしょうか。

余談ですが
すずが姪の命と共に右手を失った爆弾について、米軍の空襲では焼夷弾、1t、500k、250kの炸裂弾であるが、あれは炸裂弾が不発状態になってなにかの弾みで復調し爆発したのだと思う。劇中では時限式不発弾のような取り扱いをしていたがそれはないと思う。

コメントする 1件)
共感した! 0件)
bakyokun

5.0観て良かった。

2017年2月7日
iPhoneアプリから投稿

ストレートに良い映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Eri

5.0はじめて本当に心からおススメする映画

2017年2月7日
PCから投稿

映画好きで、いろいろな映画を観てきました。「この世界の片隅に」は、まちがいなく人生でナンバーワンの作品です。
一般人の目線で、どうしようもない力に対して、それでも生きていく。この姿が人間なのだと知らせれました。昼に見たのに、まだ涙が止まりません。けっして暗い映画ではなく、泣かせる演出もありません。ただただ、生きる、なにもなくなっても、再生していくのが人間なのだと、教えられました。ありがとうございました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ny1983

4.5戦争が日常になることの恐ろしさ

2017年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

戦争は特別なことでその中に日常なんて無いと思っていたけど、戦争が長きに渡るということは、戦争と共に生きなければならないということ。今の私たちのような日常があって当然なんだと気づかされました。

畑に水をやりにいく、病院へお見舞いにいく、そんな日常に空襲警報が響く毎日を想像し本当に怖くなりました。
今後10年以内に戦争するとか言ってるどっかの国のトップに観てもらいたい。

愛する人の死が当たり前に存在した惨事を繰り返してはダメ。
愛する人と生きられている今に、あらためて感謝できる映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Soya

5.0想像を超えてました。

2017年2月7日
スマートフォンから投稿

悲しい

楽しい

幸せ

 広島出身で在住、被爆二世なので戦争、原爆に関する情報は自然と入ってくる。身近過ぎて戦争関連の映画で見るのは避けてきた。

 今回、仕事でお会いした県外の2名から感想を聞き、一人は号泣し、もう一人は泣かなかったとのこと。これは、今までと何か違うと思い見ることにした。

 前半は見慣れた風景と昔の風景が交錯し良き時代の広島を再確認できた。後半徐々に迫る忍び空襲で悲しい場面もあった。

一貫しているのは、人物以外の風景などのリアル感。広島の人間には、そこがどこかわかる事が多々あった。
その徹底したリアル性の追求のお陰か、実在しない主人公なのに、「きっとこんな人が居たんだ」というリアル感を持って見ている自分に気づいた。
そして、もう一つ。妻と一緒に映画を見ている、それだけに幸せを感じた。

このようにスクリーンで見るもの以外に色々な事を考える良い経験だった。

長く残る映画だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
hiro4

4.5温かさも幸せもつらさもここにある

2017年2月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

悲しい

戦時下でも懸命に生きる市井の人々の幸せが描かれています。
主人公“北條すず”の声をえんじるのは、能年玲奈改めのん。声の演技上手かったね。適した人が選ばれたって解るよ。
演出は全体的にあっさりとしている。押し付けがましくなくて観やすいんだよね。すずが広島にいない時に核弾頭が投下されて、ホッとしてしまう。容赦のない展開にならなくて良かった。。。
ちょっぴりお伽噺みたいな最後が温かい。すず、これからはもっと幸せになれるよ。
エンドクレジットのラストに、クラウドファンディングで協力してくれた人たちにお礼を述べるとこまで含めて素晴らしい映画でしたね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
カーニバルの騎士™

5.0こんなに心揺さぶられるなんて

2017年2月6日
Androidアプリから投稿

ちょっと気持ちを寄せるだけで泣けてくるとかどうなってるんだ。なんて映画だよ。本当にすばらしい。すべての人に見てほしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
カトタイ

4.0観っぱなしではいられず投稿

2017年2月6日
iPhoneアプリから投稿

ちょっと長いなと感じるくらい、じっくりとのどかな日常が描かれた後だからこそ、急に迫る戦争の怖さが鮮烈。
圧倒的な力に抑えつけられ、奪われる中でも、人間の強さ、逞しさ、何より人の愛の温かさを感じた。
クサい言葉ばかりが浮かんでくるが、それだけ感情を揺さぶられる映画。
一見地味で悲しい映画にも見えるけど、埋もれず、評価されているようで安心した。

のんさんはもうちょっと派手に評価されてもいいと思う。のんさんありきでキャラを考えたかのようでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kato

4.5生きるって、こういうこと。

2017年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

すごく、よかった。
とても、よかった。

何がよかったって、うまく言えないけど、
ともかくよかった。
この気持ちをうまく言葉にできない自分が
もどかしい。

ずっと観たかったけど、近くでは上映してなくて、
やっと映画館で観れました。
本当によかった。
映画館で観れて。

生きるって、こういうこと。
もう一回観たい。
原作も読みたいなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
MAYyarts

5.0この映画のリズム感

2017年2月5日
Androidアプリから投稿

今を生きる日常を感じた
この時代、戦争という日常があり
その当時の日々の暮らしの生き方があった
だからこそ戦後70年今の時代の生き方をどう感じるのかを問いかける映画だった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あだっちゃん

5.0のんが素晴らしい。

2017年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

のんが素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
nato2

4.0映画雑誌での評価が高かったため遅ればせながら鑑賞。呉に住むすずとそ...

2017年2月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

映画雑誌での評価が高かったため遅ればせながら鑑賞。呉に住むすずとその家族の生活が淡々と描かれ、それは戦争が始まり、戦局が悪化しても変わらない。

しかし、それ故に市井の人々への戦争の影響、悲惨さが伝わって来る。

涙を誘うような演出はされていないところも良い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tep

3.0淡々と

2017年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日常生活を淡々と観ていると色んな感情が浮かび上がってくる作品なんだけど、あんまり強い感情が湧き上がらなかったな。

マンガだと細かなことが書き込めるから、それをじっくり読んで、淡々とした世界に入りこんだところでドン!と来たら、色んなことを思う気がするね。

それでも、この映画みてて登場人物がみんな誇り高いと思ったよ。この人達がたまたまそうなのか、戦前・戦中の人達はみんなそうだったのかが解らないけど。

あと のん は上手かった。淡々とした描写でも見入ってられるのは、それがあったからだと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Scott

4.5母からの勧め

2017年2月5日
iPhoneアプリから投稿

母親から勧められ観ました。
アニメーションだからこそ描ける当時の暖かさだったり、逆にその心情的な辛さが映像で描かれていて、観てよかったと思えました。

正直、面白いから観て!というような作品ではありませんが、こういった作品は観なきゃいけない作品だなと感じました。
悲しくてやりきれない毎日をそれでも強く生きる人たちに心打たれます。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ペコ

5.0さすが!

2017年2月4日
iPhoneアプリから投稿

映像の再現率といい、取材力の凄さが際立つ。さらに、絵のタッチを使い分けて、観せるだけではなく、想像させることもセンスの良さが伝わってくる。絵で見せよようとしてなくて、謙虚に歴史を描こうとしているように感じた。日本人なら、見落としは厳禁!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
吟遊詩人

4.0良い物語

2017年2月4日
iPhoneアプリから投稿

優しくて辛くも良い映画だと思いました。
帰ってこないかもしれないことが日常。
工夫して生きることが日常。
役割がはっきりしていた日常。
誰もツライ、キツイとは言わない。
気にも留めない日常が丁寧に描かれているのだと思う。
私は戦争時代を経験したことがない。だから、共感はできない。でも震災を経験したので生活が制限される非日常は少しはわかる。
日々は過ぎて行く。
日本の良い物語を知ることができた気がします。
私より若い人がこれを観てどう感じるか、調査すると今の日本が見えてくると思います。
じいちゃんやばあちゃんと一緒に見たい映画です。
おそらく宮崎アニメと同じように今後リピートされて行く物語ではないでしょうか。

35男

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はんやん

5.0素晴らしい。

2017年2月3日
iPhoneアプリから投稿

ネットで好評なので観てみました。
素晴らしかった。
久々に感動しました。
単なる戦争アニメで片付けたくない。
昔の生活、人の繋がり、恋愛、戦争の虚しさ。
全てが絶妙に描かれてます。
小学校とかで上映するべき映画だと思います。

あと、のんさんが声優してると知らずに観て、「この声優さんスゴイ存在感」て感じて観てて、後で知って感心しました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
エガトモ

5.0情報量の多さに

2017年2月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

非常に丁寧に作られた作品です。情報量の多さに圧倒されました。予算の都合で妥協して完成されたと聞いて残念に思いました。是非完全版を見てみたいです。

本日、二回目を鑑賞。一回目は出来るだけ情報を遮断して鑑賞したのですが、今回は原作漫画、ガイドブック等で補完してから鑑賞しました。一回目は追いきれなかった情報を捉えることができ、感動も増しました。
来月、3回目を見に行くことにしました。

本日、三回目を鑑賞。
見れば見る程、感動や満足感が高まる。
このような経験は何年ぶりか!

コメントする 7件)
共感した! 4件)
naga1548

5.0観るべき作品

2017年2月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

悲しい

泣ける

戦時中を描いた内容ではあるが、『はだしのゲン』や『火垂るの墓』が“闇”ならば、『この世界の片隅に』は“光”。すずさんの健気な生き方に希望すら感じさせられる。老若男女を問わず、日本人なら観るべき作品かと思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ロイス
PR U-NEXTで本編を観る