劇場公開日 2016年11月12日

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この世界の片隅にのレビュー・感想・評価

全1026件中、61~80件目を表示

4.5心が温まる。良作。

2020年10月11日
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幸せ

何度か観る機会を逃しだけど、知人の勧めでやっと観た。絵のタッチが暖かい。のんさんの声がすずさんにとても合っている。
戦時中の厳しい状況や事故など、ちょっと辛くてなるような描写も、作品内で全て回収しているので、後味がとても良い。
登場人物も普通に良い人達で、嫌悪感がほぼ無かった。
映画はハッピーエンドが1番良い。

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no-name

5.0何でも使うて暮らし続けるのが、うちらの戦いですけぇ

2020年9月10日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

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唐揚げ

4.0宮崎映画は好かんので

2020年9月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

原作:こうの史代さん。ほのぼののタッチが好き、押し付けがましくなくて説教じみてないのが好き。漫画アクションは5年置きに大ヒット作品出すって聞いた。「同棲時代」「ルパン三世」「子連れ狼」「じゃりン子チエ」「クレヨンしんちゃん」・・・
悲しいけど生きていかなくてはならないたくましいすず。今の、これからの子供に伝わるかなぁ。

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えがたろう

4.0「普通を保つこと」が「特別格別」

2020年8月31日
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movie mamma

4.5人間は 生きているかぎり なんどもなんども 大切なものを失う それ...

2020年8月16日
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人間は 生きているかぎり
なんどもなんども
大切なものを失う

それでも
この世界で
自分に与えられたいのちを
生きていく

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高岡 正和

5.02020.8.15 戦後75年

2020年8月15日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

広島の呉を舞台に、第二次世界大戦の時代を生きた北条 すずという女性が主役のお話。

漫画を先に読んでいたため、比較的感情的になりすぎず落ち着いて鑑賞できた。

今までの戦争をテーマにした映画のような戦闘シーンはないものの、呉の空襲なんかはとてもリアルにわかりやすく描かれていた。

平和ボケがどうとか、レビューを読んでいると書かれている人がいますが、人間は浅はかな生き物なので、きっと大切なものに気づくのにも、大きな何かが起こらないと分からない生き物なのではと常日頃から思う。
だからこそ大変な時代に普通の生活を送り続けるすずさんを観て、こういう事が大切なんだなといちいち感心していました。

すずさんのように、いろんなものを犠牲にしたり、失ったりした人が山ほど日本にはいたのだなと思うと、今の自分が生きている世の中はなんとありがたい世の中なんやと思う。

あの悲しい戦争が終わって75年。まだ75年。
私達は二度と同じ過ちを犯さぬよう、戦争について知ることのできる映画を選んだ。
どうかどうか、この先も戦争しなければいけない国にならぬよう、日本政府をはじめ私達一人一人が本当に平和を願って、いらぬ争い、疑い、先入観を持たずに世界の国々と外交し、皆が笑っていられる世界になっていてほしい。

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M hobby

5.0戦争の時代、つつましくけなげに生きる庶民の日常をつづる 淡く切なくやさしい作品

2020年8月11日
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鑑賞方法:映画館、TV地上波

戦争の時代、兵士ではない一人の ちょっとドジな?若いお嫁さんの、ふつうの日常を 淡々と綴った映画。恐ろしい戦争がしのびよる中でも、けなげにたくましく、笑顔を失わずに生きようとする庶民の姿が丁寧に描かれます。忙しく働く中で、ささやかなお絵描きが趣味の彼女の目を通して、アニメや漫画でしか表現できない方法で、しかし実写作品と対等の強い力をもって胸に迫りくる場面も何度かあります。つないでいた手が、一瞬にして…。世界は変わってしまい…。
「悲しくてやりきれない」のほんわかとした歌声につつまれた時、涙があふれました。

このような作品が、クラウドファンディングという形で、多くの人に応援されて作られ、そして国内にとどまらず海外でも高い評価を受けたということは、なかなか世の中はすてたもんじゃないな という気分にもなれました。

「令和元年」の祝日に 映画館で見ました。
世間やTwitterが「令和ってネーミング カッコイイ」と浮き立つ声が多い中、私はなんとなく、
令って命令の令だし、万葉集の歌からというのは隠れ蓑で、
今後 色々な命令を国民に出していく前に「令」の文字に慣れさせていいイメージもたせようとしてるんじゃ? 安倍総理は憲法9条を変えようとしている人だから…。
なんて、ちょっと怖さを感じていました。
そんなモヤモヤをちょっとかかえて、祝う気分など無かったので、(でも休日はそれなりに楽しみたいので)
日本の昭和、平成、令和…と歴史をふりかえり想いをはせるのにぴったりかな?と
この映画を見に行きました。もう数年前の映画ですが、調べると、なんと数年間の間 毎日この映画をかけている映画館があると知ったのです。
茨城県の土浦市にある、セントラルシネマという、さびれた小さな映画館でした。まるで日本のリアル・ニューシネマパラダイスのような、古い映画館で、「え ここで合ってる?入口ここ?」と戸惑うほどでしたが、中に入ると、にこやかで親切なスタッフが迎えてくれて、ロビーにはたーーくさんの 作者イラストサイン色紙や、この映画について掲載された新聞記事などが飾られ、この映画への愛があふれる、まさにファンの聖地になっていました。
TV放送を見て感動した人は、大画面で見に、ぜひ行ってみるといいですよ。

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My

4.5生活は続く

2020年8月11日
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鑑賞方法:TV地上波

NHKの放送にて視聴。
どんな状況でも庶民は工夫しながら生きていくしかない。だって未来のことはわからないんだから、今のことしか考えられない。この映画は75年前の戦争中の生活を丁寧に描いているが、今も同じだと思った。コロナウイルスという名の戦争。迷走する国家。翻弄される庶民。自衛しながら、家族や近所の人達と協力しながらやっていくしかない。本当にそれしかないのだ。

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ぷにゃぷにゃ

5.0戦争がメインの映画ではない

2020年7月30日
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なまむ

5.0普通の人の視点から見た戦争

2020年7月12日
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鑑賞方法:映画館

すっかり話題作になったので、今更多くを語ること無いですが、本当に良い作品でした。

作品のトーンや絵柄、声優さんの声、ストーリー、すべて文句なし。

こうの史代さんの原作は本も持ってるのでストーリーは知ってた、そういう意味だとストーリーに関しては楽しみはなかったです。実際に原作通りでしたし。

けど、あのフワフワした絵柄でキャラクターが動いて、しゃべって、ってのを映画館で観ると、また違った味わいがある。

この作品は大東亜戦争時の日本が舞台ですが、普通の人の視点から見た戦争ってこんな感じなんだろうな、ってのが原作読んだときの最初の印象でした。天皇陛下の玉音放送聴いてた時のシーンなんか忘れられません。たぶん、こうだったんだろうなー、って。

どんな環境でも生きていくことは出来るし、生きていく必要がある。楽しんだり、悲しんだりしながら。そんな当たり前だけど大切なことを思い出させてくれる。

それがこの作品の一番の良さだと自分は思います。

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yone

4.0初めて与えられた人格

2020年7月11日
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女性主人公の戦争映画なので気が滅入るのを想像していた。
貧しく、つましく、境遇に虐げられ、大切なひとが亡くなって、かわいそうで・・・それらを想像していた。

が、悲哀はあるけれど、ユーモアがある。日本の戦争映画で、脱力と滑稽さと自嘲のパーソナリティをもった女性を、はじめて見た。

負け戦なわけだから、どのみち不幸せになるのが、戦火の日本女性であり、その十把一絡げのヒロイン像が染みついているゆえに、個性的な自我をもったすずが、とても画期的に見えたわけである。

戦争映画のみならず、日本映画に描かれた女性──その広い視野でさえ、すずは、おそろしく独特なキャラクターだった。
加えて、かれらの銃後も画一的な描き方とは180度異なっていた。
封建主義が介入せず、すこしも男尊女卑におとしめない──優しさとリアリティがあった。リアリティを体現するために、かならずしも過酷や悲惨へ振る必要はないと、このドラマは言っている──はずである。

かんがみれば周作も水原も、日本映画に有り得なかった、粋とシャイと美意識をもった男であると思う。すくなくともわたしたちは戦時中の家庭に、封建的=亭主関白な様態しか見たことがなかったからだ。

見たことがないのは、キャラクタライズがなされたことがないから。現実は多様であるはずなのに、ドラマには典型が用いられるから──である。
すなわち、おおげさかもしれないが、この原作/映画は、第二次世界大戦中の日本人のキャラクターにはじめて人格を与えたドラマだった。そこに価値があると思う。

ただ、個人的に、戦災児だった野坂昭如に比べると、周到に監修されているとはいえ、戦争ものでフィクションというのは、ちょっと引っかかる。1917でラストにfor lance corporal alfred h. mendes/1st battalion kings royal rifle corps/who told us the storiesと出なかったら、ちょっと憂慮したかもしれない。

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津次郎

3.5連ドラを観た後と前では評価が大きく変わる

2020年6月4日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

笑える

悲しい

楽しい

2017年4月13日仙台の映画館で鑑賞
原作未読
当時はのんこと能年玲奈が声優として主演するアニメ映画が公開されると知り内容はよく知らないでファンとして観に行ったものだ
絵が癒し系で好き
能年玲奈がキャラに合っていた
笑いあり涙ありの良作
ただ右手を失い右手があった頃の楽しい思い出を振り返るシーンがあるがあの表現方法は嫌い

2018年TBSで連ドラとして実写化されている
時間がたっぷりあるせいかとても丁寧に作られている
役者もみんな良かったが特に松本穂香伊藤沙莉尾野真千子の3人が素晴らしかった

ちなみにアニメ化前の2011年にも日本テレビで単発ドラマとして実写化されているとは知らなかった
北川景子主演
まだ観ていないが近いうちDVDかなにかの機会で観てみようと思う

この作品を観た直後は星5つか星4.5だったがTBSドラマや『さらにいくつもの』を観た後だと評価を下げざろう得ない
素材としては最高なのに編集に問題があり勿体ない
監督が悪いのかプロデューサーが悪いのか制作会社社長が悪いのか知らないが
原作のほぼ全てを注ぎ込みたいなら120分くらいの映画には向いていない
どうせ二作品作るなら初めから120分120分(90分90分でもいいが)の前編後編で制作すれば良かった
最近の実写映画ではありがちだがアニメ映画は少ないから躊躇したか
それがダメなら『スパルタカス』とか『ベンハー』とか『アラビアのロレンス』とか『十戒』みたいに3時間越え4時間近くの大巨編スペクタルで公開すれば良かったんじゃないか

公開当時老婦人が映画館のスタッフに「おすすめの映画はありますか」と聞いていた
するとスタッフはこの作品を薦めた
しかし老婦人は「アニメは嫌いですの」と答えた
いくらジャパニメーションは日本が世界に誇る文化だとアニメオタクが熱弁を振るってもアニメというだけで拒否反応を示す大人は世の中にたくさんいるのが実状だ
連ドラは観てくれただろうか

あと「すずさんみたいになったらいつでも千円で映画を観れるよ」とアドバイスしてくれた人が身近にいるが僕はやめておきます

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野川新栄

3.0苦しくもささやかな喜びと

2020年5月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

呉も広島も訪れた。大和ミュージアムでは軍港呉の空襲の資料展示もあった。そして、広島の原爆。穏やかな瀬戸内の景色と、厳しくなる生活でも我慢する国民。勝つまでの我慢が、途絶えた時の堰を切った悲しみや虚脱感。戦争はいつも民衆の生活を苦しめる。
家族や体の一部を失っても健気に生きる主人公に涙する。

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Bluetom2020

5.0母の事を思い出した。のんきでほぼ働いたことのない人。母がそうやって...

2020年5月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

母の事を思い出した。のんきでほぼ働いたことのない人。母がそうやって生きてこられたのは、良い時代だったのかな。
のんさんは素晴らしい。

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kazuyuki

4.5良かった。。。

2020年5月11日
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ryotas1222

3.5戦時の女性を主体に描いている。 原爆。戦争の恐ろしさ。 現代の日常...

2020年5月3日
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戦時の女性を主体に描いている。
原爆。戦争の恐ろしさ。
現代の日常がどれだけ恵まれているか。

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温泉ソムリエあむらぶ

2.0タイトルなし

2020年4月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公の天然、のほほんとした性格、能年玲奈の声も相まって、物語全体がほのぼの進んで、昭和戦時中の人々の日常が描かれていく。戦争の悲惨さ、を徐々に感じさせながら、それを引きずらない、カットしていく描写、笑いも織り交ぜながら描くのは旨い。少し前半、方言が聞き取りづらい

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KEI

4.0泣けた

2020年3月10日
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鑑賞方法:VOD

淡々としているのに泣けました☆

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hide1095

4.5素晴らしい

2020年2月22日
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戦時下の日常はあまり考えたこともなかった。
自分の日常が当たり前だと思ってたけど、この映画はそれがどれだけ幸せかを教えてくれる。
自分の恵まれた今を実感するのはもちろん、戦時中でも日常はあったのだなと…その中でも小さい幸せを感じて必死に生きた祖先がいたんだよな…としみじみ思う作品でした。

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めーたん