「今までとは全く異る戦争の映画」この世界の片隅に Taito69さんの映画レビュー(感想・評価)
今までとは全く異る戦争の映画
今までの映画は「戦争は怖い」だけを題材にしていたような気がします。
だから、私も「戦争は怖い。怖い映画だから楽しむことはできない」と思うようになり、戦争物は見なくなってました。
けど、この映画は違う。
戦争の中に日常があり、その中で沢山の我慢と制限、怖さ。生活がそこにはあった。
そして、今の僕たちのように家族や異性へ愛もあった。
そう、戦争はおとぎ話ではなく現実にあったことなんだと気付かされる。
僕たちのような遊びたい、食べたい、騒ぎたい人がそこにいて戦争時代を生きていた。
戦争にリアリティを感じ、悲しさと、怖さとを感じるとともに平和への価値が心から離れない。
僕はこの映画を見て本当に良かった。
素晴らしい映画をありがとう。
戦争は現実にあるんだ。
おとぎ話でもない童話でもない。
愛する人が亡くなってしまう現実なんだ。
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