「四コママンガのようだった」この世界の片隅に とけいさんの映画レビュー(感想・評価)
四コママンガのようだった
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観ていて、展開が「四コママンガのようだなあ」と思った。いくつもの話を一つの作品にしたような感じで、構成は「ホーホケキョとなりの山田くん」を思い出しながら観ていた。
しかし、「ホーホケキョとなりの山田くん」には「適当」というテーマがあったのだが、この映画のテーマが何であったのか、それが訴えて来るものが今ひとつ見えてこなかった。それは自分の歴史認識の甘さだったり、考え方の浅さだったりするのかもしれない。
街並みだったり、人物だったり、描きこみの深さはあったと思う。
そして声も良かった。
ラストの展開、束ね方というのも夢うつつのようで、ファンタジーのようなところもあったように感じる。
しかし自分は、戦争はファンタジーでは無いと思っている。
謎めいた作品だったという印象が深い。
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