「選択は何度もあった」この世界の片隅に shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
選択は何度もあった
庶民が悲惨な目に合うまで、何度か選択する機会がある。今がまさにその時ではないか。自民党が政権を取り続ける限り、この映画がまた現実になる。渡邊白泉の作品「戦争が廊下の奥に立ってゐた」気付いた時にはもう手遅れである。常に警戒すべき時代であることを忘れてはいけないとこのホンワカした絵面のアニメ作品は告げている。不吉な映画だと思えなくもない。見終わったばかりだからこそ、複雑な心境だ。
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