「そして、きっとすずさんに恋をする」この世界の片隅に Gonzoさんの映画レビュー(感想・評価)
そして、きっとすずさんに恋をする
予告動画を見た段階ですずさんに引き寄せられ、映画館へ。
なぜか地元では上映していない。
どこか現実と想像の世界があいまいなすずさん視点で物語は進んでいく。
牧歌的な絵柄であるのに肌身にしみてくるような戦時下の生活の描写が哀しくもあり楽しくもある。世情がどうであろうと人々は生活していくのだ。そうして、あたかも彼らの隣人であるかのように感じながら迎える8/6の悲劇とその結末。
この映画は些末で大きなすずさんの一大個人史であり、痛みと希望を覚えながら最後まで引き込まれる。何度でも映画館で観たくなる作品。
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