ポルターガイストのレビュー・感想・評価
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B級ホラーになってしまった
前半は本家よりホラー色が強く楽しめたが、後半からは陳腐なホラーに成り下がってしまっている。そして話の展開が早すぎる。
本家のような、時間をかけてマディを探し、家族が、まさに体を張って救出に向かうという流れがないためか、今ひとつ家族の絆が薄っぺらく感じる。ドレーン使うとかどういうこと?
あと、タンジーナがよくある霊能者に変わってしまっていて残念。科学者?との元夫婦ネタとかも不要かな。
マディ役の女の子の横顔が、ヘザー・オルークの横顔にとても似ていてビックリ。
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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開、33年振りのリメイク作。スマホやセキュリティ等、ハイテクの導入や何かと話題のドローンを採り入れた現代的な味付けがあり、救う側の人間関係やラストにも一捻りある。現象の解釈も微妙に異なる。クライマックス、家が内に吸い込まれる様に崩壊するオリジナル版('82)の方が印象的だし、車で逃げる際も行く手を阻む様に地中から噴出する骸骨がもっと多かった気がする。ただヒット作のリメイクと云うプレッシャーの中、全体的に手堅く纏めており、まずまずの凡作──そんなに悪くない。60/100点。
・“ケンドラ・ボーウェン”役のS.シャービノは、撮影が終了する迄、オリジナル版('82)は一度も観ていないとインタビューで答えているが、この役は当初、N.カリスにオファーされた。亦S.ロックウェルが演じた“エリック・ボーウェン”役は、T.クルーズやR.アーミテージが候補に挙がった。
・公開前に本篇で実際に使用された小道具や衣裳の大半は、イギリスのファンに向け販売された。スクリーン・デビューとなったK.クレメンツが演じた“マディソン(マディ)・ボーウェン”が食卓のシーンで使った曲がったスプーンは、NYのファンが購入した。
・ラストで車に貼られたステッカーにある"フーパー高校"とは、オリジナル版の監督T.フーパーへのオマージュである。
・鑑賞日:2016年2月13日(土)
リメイク前の作品を見ていないから、それなりに楽しめた。(・・けど、...
リメイク前の作品を見ていないから、それなりに楽しめた。(・・けど、この内容はそれほど怖くはない。)
現代アメリカのダメ家庭をこの映画の中に再現しようとしているところだけはよく感じ取れた。自信のない父親、母親も子供とコミュニケーションが密ではなく、子供たちもどっちに進んでいいのか分からないという心模様。
この映画のテーマは一体はなんだったのか疑問が残る。
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