追憶の森のレビュー・感想・評価
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名優マシュー・マコノヒーとケン・ワタナベ共演のオトナの感動作。 本...
名優マシュー・マコノヒーとケン・ワタナベ共演のオトナの感動作。
本当は愛しあっているのに、いつしかいがみ合い、互いに素直に優しさや感謝を伝えられなくなってしまった夫婦の姿。
逝く者と残る者。富士の樹海をさまよう姿は、ヒトの思い悩む姿を見のよう。
良かった!
素晴らしい映画!
ウーンよく分からない
知的に泣かされた
リアリティに欠ける
アーサー(マシュー・マコノヒー)が自殺場所を求めたどり着いたのは日本の青木ヶ原樹海。そこで日本人のタクミ(渡辺謙)と出会い森を彷徨う訳だが、当初の死に場所を求めるといった目的はこの出会いで早々と消える。いつの間にか出口を探すといった逆の目的になっているのにもこの冒頭では違和感を感じる。
アーサーがなぜ日本の青木ヶ原樹海を選択したのかも不透明。ここでなければいけなかったという明確な答えもないまま物語は進むが、これに関しては日本人にとっては母国が舞台という面で親近感がわくかもしれないが、それにしてもいくら自殺の名所だからといってここを選んだことには理解し難い。
アーサーがなぜ自殺をしようと決意したのかは、後に妻であるジョーン(ナオミ・ワッツ)が登場してから彼女との結婚生活で明らかになってくる。順風満帆とはいかない生活だが細かい描写はほとんどなくシンプルな結婚生活を描いている。ここで本作のテーマが徐々に露わになってくると森で彷徨う二人の見方も少しは変わってくるのかもしれない。それにしても森で首を吊っている自殺者をみて驚きもしないことや崖から転落してどれだけ体がボロボロになろうとも歩き続ける姿を見ているとリアリティに欠け、テーマから外れているように見えるのには苦言を呈したい。
日米を代表する二人の役者が森で泥まみれになりながらの熱演が唯一の楽しみといっていいかもしれない。歳を感じさせない美貌を披露したナオミ・ワッツとの夫婦生活もいい歳した二人がひたすら罵倒しあっているのも面白味があるし、ただこれも含めて夫婦の絆が深いことを示してくれているのはガス・ヴァン・サント監督の人間味溢れる描写が顕著にでていたところか。
樹海
静謐な情感の物語
マコ兄ィ×ガス・ヴァン・サントというだけで買い、で、その期待通りだった一本。
喪失と再生、そしてファンタジーの物語。
解り易い答えを主人公にベラベラ喋らせるような映画が好みの方にはきっと口に合わないであろう。
「行間を読む」力が大きく問われるのは、監督らしさか。
いや、読んでいるつもりで自分の頭の中に再構築する余地があるから監督の作品が自分は好きなのか。
「今」と「想い出」を行き来する作劇。
その対比と主人公の内面の変化、そしてマコ兄ィの抜群の演技でそれが輝いている。
わけがわからない役でに脇に徹した渡辺健氏も良かった。
妻に対するもはや届かない告解のシーンと言ったら…
そして最後の一匙の「夢物語」がとても余韻を残す。
日本人以上に、物凄い日本的情緒に満ち溢れるこの不思議。
とりあえず自分も樹海へ行ってみたくなった作品。
いや、一晩過ごしてるんだけどね、安全なところだけれども…
日本の神秘をうまく利用
日本人なら理解出来る良作
ガスバンサントとマコノヒーと渡辺謙でこうなるとは、、、
少し消化不良…
色んな誤解を生みそうで怖い。
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