「既視感」追憶の森 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
既視感
マシューとケンワタナベを持ち出して、挙句こんな映画なんかと少々残念。アドベンチャーはあるが、自殺しに来てサバイバルはないだろう、とツッコミも覚える内容。
その理由も(自分には)そこまで共感できない。「お前とはやってらんねえよ!」と三行半の妻なのに、しかも浮気してたとか後から言うし、それで青木ヶ原までわざわざ来るか?
ただ、アメリカには青木ヶ原みたいな所謂「自殺の名所」みたいな所は国民性からして無さそうだから、外国人から見たら「自殺の名所」そのものがかなりミステリアスなんだろう。
その他のツッコミ、いきなり会った日本人が英語ペラペラなのに社内左遷されて死にたいとか、設定無理。ケンさんがなぜそーゆー設定なのかはネタバレかな。家族の名前とかも。
青木ヶ原に来る道中のタクシーが妙に古い車なのは、設定が現代ではないのか?と穏やかではなかったが、何の関係も無かった。
ラストでケンさんがそーゆー事だと分かり、「複製された男」を思いだして既視感。
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