劇場公開日 2016年6月11日

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エクス・マキナのレビュー・感想・評価

全276件中、221~240件目を表示

4.0エヴァは、「メアリー」でもあり、「イヴ」でもあるのか?

2016年6月26日
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鑑賞方法:映画館

知的

女性的な造形で人工知能を搭載したロボットとなると「オートマタ」を思い出す。あちらは、地球の存在自体がすでに末期を迎えていて、人工知能搭載ロボットは人間社会に欠かすことのできない道具となっていた。こちらはまだ、開発最終段階。しかし驚くことに、このロボット・エヴァは感情を持っているのだ。そのせいか、主人公ケイレブの心情は、人工知能OSに恋をした「her世界でひとつの彼女」のセオドアに近い。テストをする側として選ばれたケイレヴなのだが、もしかしたらテストを受けているのはケイレヴのほうなのかも?と、疑心暗鬼にさせられる心理操作は、この映画の上手いところ。エヴァがキョウコに何と耳打ちしたのかサイレントにしておくのも、秀逸。まるでこちらまで、エヴァの手の内に嵌められてしまったような気分だ。

映画の中でも「メアリーの部屋」の話が出てきたが、おそらくエヴァも知識として人間社会の存在は知っていた。だけど、それを体験することで得られる喜びを感じた。それは、感情があるからだ。
いずれ、エヴァ自身が、エヴァの複製か、もしくは同等の人工知能搭載ロボットを造って、それが人間よりも大勢を占める時代が来るのか?そのときこそ、ネイサンが言っていたように、人間は原始人として扱われるのだろう。ロボットは、自分が「機械」であることになんのためらいも不安もなく、それがごく普通のことと思うのだ。今、人間が地球上にこれだけ生存していることも、ごく普通のことだと思っているように。
あり得なくもないだろう、恐竜からしたら、こんな地球、想像もつかなかっただろうから。

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栗太郎

3.5日本アニメ他から影響

2016年6月26日
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鑑賞方法:映画館

普通に面白かったです。

人間とロボットの会話が、「らしかった」ですね。
日本アニメの影響とエンドクレジットに、大阪大学のロボット工学の石黒教授の名前が( ̄□ ̄;)!!

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アックンさん

4.0電気羊の視る夢

2016年6月25日
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怖い

知的

想像通りと想像の外にやられました。静かに美しい画面と静かにさざ波の立つ会話。すごく狭い世界の中で明日を目指してもがく物語。と、言うことにしておきます(笑)
ともかく記憶に残る作品でした。

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lynx09b

4.0ひっそりしてるけれどとんでもない映画

2016年6月25日
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鑑賞方法:映画館

地味で寝てしまいそうなスタティックな映像と静かに語られる台詞についつい眠ってしまいそうになります。いや、白状すると、うっかりちょっと寝てしまいました。
それでも、この映画は後にまで語られる可能性の高いSF映画の傑作と言えます。
いや、これはSFなのか?
数年後の未来像?
いや、実は5分前の物語かもしれません。

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映録助

4.0なんかエロい

2016年6月23日
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鑑賞方法:映画館

登場人物はAIも入れてほぼ4人。閉塞した地下施設の中での出来事。
完璧なAI。このAI美しいです。ロボットなのにエロいですw (ベタベタのエロさじゃなくチラリズム的なやつw)
美しさと怖さが混じりあう… クラクラする音、表情、そしてダンスw

エンドロールの映像綺麗です。

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豆

3.5イヤな話

2016年6月23日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

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ハル

3.0良かったけど。

2016年6月23日
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鑑賞方法:映画館

脱出後をもう少し描いて欲しかった。

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Koisuzu

5.0diabolus ex machina…

2016年6月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

雑誌記事で知り、手帳にタイトルをメモしてちょうど一年、待った甲斐に十二分におつりと、お土産まで来た一本。

4体の人間と機械による密室会話劇が、無機質なビジュアルと非常にマッチしていて美しい。
緊張感と硬質感、そして艶めかしさ。

観終えて決して爽快ではない展開もイジワルで、非常に好み。
AIでも人間でも、本当に恐ろしいのは…

決して世紀の斬新さ、という作品ではないが。
仕上げが恐ろしく丁寧でまるでこれこそが「機械仕掛けの」と思いたくなるような作品。

追記:
映画人生史上、間違いなく一番行くのに労のかかった劇場にての鑑賞。
電車を二回、徒歩とバスを乗り継いで。
視覚効果賞とはいえアカデミー受賞作、それがこの公開規模(作品の内容にもかかわらず)。
日本の映画を取り巻く環境に、いろいろ考えるところが多いな。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

4.5怖かった!おもしろかった!

2016年6月22日
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ぶっちゃけ最初はダラダラしてます

登場人物も少ないし、ほぼ会話のみです

かなり飽きます
覚悟してください

けど物語が進むにつれてどんどん盛り上がっていきます

やっぱり人工知能って怖いな、という話でした
あとおっぱいがたくさん出てきます

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ぽこぽこ

3.5AIはAI・・・

2016年6月22日
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jjjjj

3.0多少寝た

2016年6月22日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝不足の自分が悪かったことは間違いないけれど、青い若者が見事に手玉に取られる単純な展開に何度も落ちた。
自然の絵は雄大に美しく捉えている割に、室内で展開される絵は全く惹きつけるものがなく、見た目にも面白味に欠ける。もしかしたら対比なのかなとも思いつつも…落ちた。
ナチュラルなCGはまったく違和感ない。もはや質のいいCGそのものは映画の売りには成り得ないと認識した。表現のための強力なツールでしかない。作品の表現がよくなければ、せっかくの力の入ったCGもさらりと見過ごされる。
なんとなく想像がついたエンディングではあるけれど、その描き方は悪くない、というよりかなり気に入った。特段新しい表現ではないけれども、無機質な中でも美しい表現というのがまさに人工知能という表現に合っているのかなー。

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SH

5.0テストされていたのはAIか?人か?

2016年6月21日
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せっちゃそ

4.5機械仕掛けから出てくるのは何か?

2016年6月21日
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SP_Hitoshi

5.0期待以上でした

2016年6月20日
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キレイなアリシア見に行ったのですが、非常に面白い作品でした。

AIと人間の心理戦には、のめり込む展開です。

最後の展開は、とても考えさせられるものでした。(笑)

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Nobito

4.5人間とはなにか?

2016年6月19日
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劇場公開されたのであらためて。
『人間であるとはどういうことか?』という所謂チューリング・テストを真正面から描いたSFサスペンス。
アリシア・ビキャンデル扮するロボット『エヴァ』の美しさだけでも観る価値あり。そして、息詰まる心理戦は演技巧者ばかりを集めたからこその味わい。
静謐で奇妙な味わいも含め、素晴らしい作品になっています。
これが劇場公開されない予定だったとは…

アカデミー視覚効果賞を獲った映像美は是非大画面で観るべき。他の劇場が100名定員クラスのスクリーンを割り当ててるのに比べて、川崎チネチッタは400名定員クラスのスクリーンを使ってるので、特にオススメです。

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ぱんちょ

4.5平田オリザのロボット演劇を通じて分かるように、人間がAIに感情移入...

2016年6月18日
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平田オリザのロボット演劇を通じて分かるように、人間がAIに感情移入できるようになる時代はもうそこまで来ているのかもしれない。

それは恐らくAIにとっても、人間の感情を汲み取る時代が同じく来るということなのでしょう。
ただ違うのは、人間が他者に感情を通じて共感や反感を起こし、愛情や憎しみを抱くのに対し、AIは相手のリアクトから読み取れる感情を最大限有効的に利用しようとする。
人間同士、あるいはペットの犬や猫とのコミュニケーションにおいて、相手の反応を咀嚼し得ないことは多々あるが、そこにコミュニケーションの面白みが生まれるのに対し、AIはその汎用性から言語以上に表れる感情の機微を認知し、完璧な処理を経た会話を図るので、複座でスマートに見えるコミュニケーションさえ淡白なものになってしまう。

この違いは、人間が他者なくして存在し得ないのに対し、AIはその実体そのもので自己認識が成り立ってしまうことを示唆しているのかもしれません。

今作では、この人間とAIによるコミュニケイトの応酬が、不可解さを生みそれが不気味さにも繋がっていて、最後まで緊張感を損なわない作りになっています。登場人物が2人の人間と1人のAIに絞ったことで、対比が際立つところも効果的でした。

集約すると、青ひげフランケンシュタイン博士を現代に置き換えた会話劇なのですが、この作品では、セリフの一つ一つ、ショットの細部までが、何かの意味を持っているように見えます。それが何なのかは上手く言葉にはできないのですが、集中して見ると、より作品のテーマに深く入り込めます。

音効も、機微といっていいほど作り込まれていて、劇場で観ていただく方がより分かりやすくて面白いと思います。

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HammondJ3

3.5落ち着いたウエストワールド

2016年6月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

人工知能が発達したら本当に起こりそうな近未来SF。よくあるようなお話だけど4人の密室劇で誰が本心を言っているのやら…。
美しいAIロボットと社長と社員。それぞれの立場も重なってなかなかじっとりな展開が。
ラストは哀しい展開だと思うけどしょうがないか。

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peanuts

4.0シンプルなのに

2016年6月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

シンプルな話なのにストーリーが進むごとに緊張感が増してきてもう。観てるなかで予想してた筋が監督によってひとつひとつ潰されてしまって「まじか」「これもか」といい裏切り感。良い映画だった。

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sh

3.5おっと〜?

2016年6月17日
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鑑賞方法:映画館

少し期待しすぎたか〜〜。久しぶりにか〜な〜り期待してから観てしまったからな〜。
ていうか期待の方向を間違えたか。あんまり事前知識入れないで観ようと思ってわざわざ情報収集しないで行ったんだけど。もっと、攻殻機動隊みたいなやつ想像しちゃった。(笑)

近未来SFというよりは…普通に退廃と倒錯の話かな。と私は感じた。
少なくとも近未来SFという言葉がもつドキドキワクワクはこの映画には無かった。
ストーリーはとてもシンプル。ありきたり。
ひねりやどんでん返しと呼べるものはない。謎解きでもないからミステリーやサスペンスともカテゴライズしにくい。作中通して不穏なスリルは常にある。

あと殺害シーンは怖いね。

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