ブリッジ・オブ・スパイのレビュー・感想・評価
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こころ温まる
トムハンクス演じるNYの敏腕弁護士ドノバンの役柄がどうも頑なすぎて、途中なんだかなーというところはあったもの、さすがスピルバーグ、最後まで面白く観れた。
ドノバンとアメリカで拘束されたソ連のスパイ、アベルの心の通い合いにじーんとすることろがあったが、プレゼントの絵は二割り増しくらい良く描かれてないかな?
よかった!
やっと見ました。映画にするには地味な題材、それなのにものすごく引き込まれた。
トムハンクスとスパイ役の人すごくよかった。そしてコーエン兄弟の脚本。スパイが話した子供のときの記憶とか、そのセリフなくても話は進むんだけど、そういう会話の積み重ねがあったからこそ最後は感極まった。それがなかったら普通のいい映画。こんな脚本家が日本にもいればなー。
アメリカ人の良い見本のような人物
国家間の闘争とは、国にとっては一大事だろうが、それに翻弄され人生を狂わされる人の苦悩は計り知れない。そんな中、いつの時代にも正義の味方の立派な人がいるのには救われる。ドノヴァンもそうした一人。合衆国大統領がこういう人なら、他国からでも応援するんだけど。
主導権の取り合い
もっといのちがけの緊迫の状況が続くかと思ってたら、「どうすんねん?」と悩んでる時間が長く2時間半くらいあったけど、中身そんなにあったっけな?と思い返してるところ…
難しく観る人を選びそうな題材を簡単に観やすくなってるのはスピルバーグの凄さなのかな?と思う。
ストーリーはハッキリ言って分かりきったラストに向かって何をウダウダやってるのだろ?と思ったけど、橋の上の捕虜交換から本国に帰ってきてラストまでの演出は、スパイを弁護した時の電車内の反応との比較、東ドイツのベルリンの壁での射殺と子供たちの対比、自分がこの自由の国を守ったのだなと言う主人公の気持ちが表れてて良かったと思う。
テレビでニュースが流れるのを
家族が見てる中、後ろをさっと通って自室に向かうのも、父親ってこうだよなと家族が知らないところで頑張ってるんだぞ!と胸を張れた。
そんな事があったんだなぁと。
諜報活動してる人って本当に普通に存在してるんだなぁと思うとちょっと怖い。
今でも当然沢山の諜報員が各国から世界中で働いてて、もしかしたら隣人が、、なんてこともあるのかも。
面白いとか面白くないとかじゃなく、一つの事実の一面を学んだ感じ。
すっきりしない
トム・ハンクス演じる主人公は間違っていない。
行動にも筋が通っている。
ある意味、というか世間的には立派なのだろう。
戦後日本もこういう方々のお陰で復興できたのだと思う。
感謝せねばなるまい。
だが、観ていて違和感は拭えないし、苛つきさえする。
詳しくは描かれなかったが、彼のせいで家族は危険にさらされたことだろう。
無論、悪いのは彼ではなく、無分別な衆愚だ。
分かってはいるが、融通が利かなすぎの観が残る。
交渉も特別に切れ者の印象はなく、何故うまく行ったのかが疑問だった。
唯一、ソ連のスパイとの交流に胸が熱くなった。
スパイが後部座席に乗せられた時の、主人公の後ろ姿が心に残った。
スタッフ、キャストの布陣が鉄壁。観やすい、分かりやすい。最後の子供...
スタッフ、キャストの布陣が鉄壁。観やすい、分かりやすい。最後の子供たちが柵を越えていくのを眺めるとこは平和を象徴した演出で、ホッとする場面だった。
今では過去の事になった冷戦時代。今は平和と言えるのか問われているみたいな印象だ。
不屈の男
最後に車窓から見えた子供達の姿を見つめるトムハンクスにほろり。
派手なアクションはないけれども何か起きてしまうんじゃないかとドキドキした橋のシーン。
観た後に観て良かった、心温まったと思える作品でした。
これだからスピルバーグは
良い人間ドラマでした!!
プロットだけ見るとご都合主義的なんだけど音楽使いとか色々で軽く見えないのがすごい。
ドノヴァンの正義漢(と簡単に言って良いものか)ぶりが気持ちいい。作中でもアメリカ代表ではない、と言っているけど、ルールと人情を遵守する個人のヒーローなんだな〜と!!
アベルも好人物で、三度にわたる「それは役に立つか?」は痺れました…。
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