ハッピーエンドが書けるまでのレビュー・感想・評価
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愛に行き詰まっている 原題の方がしっくり
離婚した母親が、戻ってくると信じている父親(一瞬諦めたけど、笑)の元に戻るまでの話。親が生きている内に家族を大切にと思ったのか、娘さん。娘の彼氏や彼氏の母親とのシーンや、弟の彼女が薬物依存が再発して弟が嘆くシーンなどには涙腺が緩みました。家族みんなハッピーエンドなのかもだけど、イマイチ共感に欠ける内容でした。
薄っぺらいラブストーリー?!
『生殖よ♥』
アメリカの酸素容器の色って緑なんだね。日本では二酸化炭素だ。
テーマを絞って、サイドストーリーは極力避けるべきだし、感情の動きが全て『人の死』からとは、実に短絡的かつ稚拙。
モラトリアムな白人青年を描くのが、白人映画の代々のならわしなんだろうね。それにしても、現代の白人青年は稚拙だね。『○麻は良いがヘロ○ンは駄目だ』なんて言わないよね。そんな奴がいるから『医学用なら良い』なんて言う奴が出て来るのだろう。嗜好品や薬が無くても『ハイ』になる芸術が必要なのだろうと思う。つまり、酒だって、タバコだって、それをやらなければ駄目な芸術は、最初から価値がない。医学用が良いか悪いかは兎も角、そう考えよう。JAZZが駄目になったのは、そんな理由かなぁ。残念ながら。
『i've just seen a face』とか『ポリシーパン』ってポール・マッカートニーの曲だが、あまり知っている人少ないよね。直ぐに終わっちまうし。僕もアビー・ロードが好きなアルバムだったけど、ヘルプに収録されている曲は他のアルバムにもあったので、ヘルプの純正のアルバムは始めて聞いたかもしれない。『夢の人』って言われて検索して分かった次第。ビートルズのファンなんて言えないね。
彼女はなんの本が好きだったのか?答えは告げているのだろうか?もう一度見る事はないので、見た方、教えていただきたいものだ。
因みに僕は『豊饒の海』と『罪と罰』と『ムーミン谷の冬』と『ツバメ号とアマゾン号』と『ドリトル先生航海記』かなぁ。こんな可愛い子に『住む世界違うね』って言われそう。
浮気した相手と再婚までしたのに今更戻ってきてこれはハッピーエンドっ...
浮気した相手と再婚までしたのに今更戻ってきてこれはハッピーエンドって言えるのか?
もうエリカの事は忘れて前を向くって言ってたのにね…
どうせならケイトも更生施設から帰ってきて3人ともハッピーが良かったな。
素直になれない人達
父は有名作家、娘・息子も作家の卵。
お母さんは浮気し、家を出て別居。
それを待ち続ける父。
アメリカのハイスクール生活らしさを垣間見れる娘のストーリー。
もてないし、作家としてもなかなか芽が出ない息子が、
ドラッグに染まってしまった彼女をつくり翻弄され…
みんなそれぞれが素直になりきれないことで関係が拗れ悩み葛藤し、ストーリーが進んでいく。
それでも家族の愛で支え合って…浮気して出て行ったお母さんもラストには戻ってきてハッピーエンド。
女優さんそっくり
リリーコリンズとジェニファーコネリーのそっくりぶりにまずびっくり。
ストーリーは、思いの外重めでしたが爽やかに終わる。
ケイトが施設に行ってその後どうなったのか、気になったけれども…
人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。
映画「ハッピーエンドが書けるまで」(ジョシュ・ブーン監督)から。
原題「Stuck in Love」が、どう解釈したらこの邦題になるのか、
とても興味深かった。(笑)
さて、今回の気になる一言は、姉が弟に諭すシーンから。
映画や書籍に良くありがちな、人間の2つのパターンだが、
私は、この表現が好きらしく、ついついメモをしてしまう。
さて、自分はどちらだろうか?なんて、考えながら・・(汗)。
「人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。
リアリストは、意中の人をいい女の1人として見る。
ロマンチストは、その人が神が選んだ1人だと信じる。
でも神は存在しないし、人生の意義も思い込みにすぎない。
女を抱けるのは、リアリストよ。」
最近「若者は恋愛ベタ」なんて話を耳にしていたからこそ、
この表現が気になったのかもしれない。
今の若い男性たちは、自分が傷つくのが怖いから、
恋愛に対しても、理想を追い求め、ロマンチストになっている。
だから、女が抱けない。
ということは、結婚もしないし、子どもも作らない。
当然、少子化になる・・・そんな傾向が目の前に広がっている。
どちらかが正しくてどちらかが間違っている、という話ではないが、
時には、突然「ロマンチスト」から「リアリスト」へ、
変身してもいいんじゃないかな、と思う。
人は、どちらか一方になんか分別できないのだから。
ボブ・ファッキン・ディラン
「きっと星のせいじゃない」でも思ったが、この監督は文学大好きなんだろうね。
個人的にはこの路線で作品を撮り続けて欲しいな~。
確かに中身はなんて事のない家族それぞれのラブストーリーだったが、邦題通りそれぞれが問題を抱えながらハッピーエンドに向かっていき、徐々に人間関係を構築していく様は見所があった。
リリー・コリンズとジェニファー・コネリーは見た目がほんとの親子みたいで、二人が打ち解けたシーンはグッと来たな。
この監督の3作目もぜひ見ようと思う。
雰囲気は◎、ストーリーは浅いかな。
リリーコリンズとジェニファーコネリーが、眉強めの黒髪美女で、雰囲気似てるので、親子に違和感なしでした。
サマンサがバカ男ばかり選んでとセックスするけど愛は信じてない設定です。親が離婚したので母が許せず愛なんてないといってるわけです。しかしよく知らない人とするってのが理解できないので共感できず。信じられへんならばセックスもなしでいろよと思うけどそこは欲に忠実ということなんでしょうか。惚れないように馬鹿なひとを選んでるらしいけど、そんなセックスよかったん?と思いました。
弟くんはかわいい。好きな女の子はドラッグ依存気味だけど、精一杯好き!って感じが可愛い。できない事ばかりだけど、彼女も守れなかったけど、これからよ少年!
しかし、葉っぱ(大麻)は許される悪さで、コカインはだめなん?いろんな映画で疑問に思うんやけど、アメリカ文化とドラッグの関係がいまいちわからないです。
作家のおとーさんは出て行って再婚済のおかーさんが諦められずにストーカーしてて、実はおとーさんも昔おかーさんを置いて浮気してた時期があるから今度はおとーさんが待つ番なんよってゆうオチでした。うーん、何年とか何ヶ月という単位で浮気した相手を許して夫婦を再築するって、謝罪や抱擁で切り替えられるもんなん?
難しい時期を経て続いていく男女関係としての説得力はなかったような…
感謝祭から始まって感謝祭で終わる一年の話でした。缶ビールに七面鳥被せて焼くのね〜。へぇーと思いました。
セロリ切るのもボウルに移すのもボロボロこぼしてもったいねーなーと思いました。
楽しく観られたし、良かったんですが、雰囲気の良さ以上の深みはないのかなという印象です。
ルーのおかーさんが亡くなって、サマンサは三年口聞いてなかった自分のおかーさんに会いに行って抱擁するけど、あれ?そんなもんで解決すんのかしら?と思いました。でもうるっときてしまったのは悔しいところ。
無くしてから後悔しても仕方ないから素直に母を求めようという変化なのかな?
ルーが良かったです。ウォールフラワーの彼です。
一番どうでもいいけど印象的だったのが、ルーがベース弾いてたバンドのボーカルくんが、若い頃のオダギリジョーに似てて、すごーく好み!と思った事です。
1日の土曜だってのに5人位しか客がおらず中々快適でしたが、この映画館、潰れたりしないよね?みたいな余計な心配もしました。
ハッピーエンドでよかったね
ハッピーエンディングに導かれるそれぞれのストーリーが、出来過ぎ、と思わされることなく、一緒にそれぞれに感情移入して見ることができた。赦す力ってすごいなあ。5回くらい泣いた。隣の人も泣いてた。
声を出して笑ってしまうコミカルなシーンもあって、人間のかっこわるい面というか、とほほな部分をみせてくれたのもよかった。
キャストにかんして
あの、ボーイフレンドになるこ、ウォールフラワーのこだよね?映画の冒頭でみつけて嬉しくなった。見た目は地味なのにとても堂々としていて(役柄がだけど)、ウォールフラワーの続きをみてるようで嬉しくなった。
あくまでもアメリカだからなぁ。
ストーリーや、テーマ的には、家族の紆余曲折を、アメリカ的に作られた映画であるが、いかんせん設定上での未成年がドラッグを扱っているシーンが度々出たり、親とは、言え、情事シーンが出たりと少し癖がある映画なので、日本のまだ、学生がおられる家族一家で観るとなると、不向きな映画ですね。
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