ハッピーエンドが書けるまでのレビュー・感想・評価
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まさかの大御所
好きな曲を尋ねるのはよくあるけど、好きな本を聞いたことはないなぁ・・・というか、本は読まないし・・・いい本があれば教えて!てな程度。父親が作家のためか、みんな作家志望みたいな家族。でも基本は恋愛とセックス、そしてドラッグ。
音楽がフォーク調の曲ばかりで心地よく響いてくる。ケイト(リアナ・リベラト)、サマンサ(リリー・コリンズ)はなかなかいいけど、みんな人物描写が得意なせいで細かな性格まで見えてくるのが特徴。父親ビル(グレッグ・キニア)と元妻エリカ(ジェニファー・コネリー)のカップルなんてのは互いに浮気してたりと、ありきたりで面白くないから引き立ってくるんでしょうね。
男子でいいのはサマンサに惚れるロマンチストのルイス(ローガン・ラーマン)。彼がハッピーになれるかと思いきや、最も幸せだったのはラスティ(ナット・ウルフ)だったなぁ。やっぱり「IT」が好きというスティーブン・キングファンを貫くのが良かったのか・・・
きれいな映像にそれぞれの恋愛観をのせて
家族それぞれの恋愛を通して家族愛を描いた作品。
きれいな映像がストーリーを引き立たせる。
皆のマイカーも、景色やシチュエーションに良く合っていて、車好きとしては注目してしまう。
少し閑散とした海辺の自宅も、ストーリーに合っていてリアルで良かった。
グレッグ・キニアのシビアでいながらコミカルな演技は絶妙で、作品全体を盛り上げる。
話題性はなかったようだが、期待以上の作品だった。
それにしても「IT」がそんなに泣ける作品とは…今度読んでみよう。
家族再生のお話。 様々な掛け違いが家族を崩してしまう。だけど、その...
家族再生のお話。
様々な掛け違いが家族を崩してしまう。だけど、その掛け違いに気がついた時に家族だから戻れるんだろうなって思う。
生きてるからこそ、喧嘩も出来るし、共に楽しめる。
傷ついて気づく幸せを迎えるラストは心温まりました。
自省しました 元妻と子供たちへの過干渉は、あるべき「気配り」なのか、夫・父としての「責任」なのか って。 それとも(子に対しても)それはただの「ストーカー行為」なのかなァ・・?
海辺の仕事場。いいですね♪
ところが作家のお父さんはここ数年、筆が進まないようです
別れた妻の再婚先を窓から覗きに通うとか、抱腹絶倒~
そして
作家の卵である娘の原稿に、同じく作家の先輩である父親がお節介に手をいれてしまう。で、娘を辟易させる。
息子の日記も盗み見る。人生について始終あれこれと指南する。
こりゃあいかんでしょう!
海辺の洒落た住まい。セフレとの午後もパパは気もそぞろです。
自分の足元がふらついているからね。
・・・・・・・・・・・・
コロナのリモートワークで在宅勤務の増えたお父さま各位、いかがお過ごしでしょうか。ついつい我慢出来ずに妻子に口出しして、ご家庭で日々ご軋轢なのではないでしょうか?
お見舞い申し上げます(笑)
本作、
男親の《家族への間合いの取り方》について、僕自身がいろいろと自省させられる映画でしたね。
我が子への月に1度の仕送りは、「振り込み」は僕の主義に反するので、必ず現金と短い手紙を同封して送ってやってはいるけれど、とんと うちの息子・娘たちはこれに対してレスポンスをしない。
かなりきつめの叱責もしたのだけれど。
放っておくべき時期なのかもなぁ・・。もう手紙もやめましょうね。
ハッピーエンドの物語は、君たちで勝手に書きなさい
僕も自分の日記は自分で書く。
子供は子供同士で育っていく。
・・でも加筆、修正、校正したくなるのが親なんだなぁ(笑)
いわゆる家族映画
それぞれが恋愛に色々な悩みを持ったり、それぞれの人生を歩むも、やはり家族は良いものだ…的なアメリカ映画。後半に好物のお涙ちょうだいも用意されていて、個人的には結構好みです。
リリー・コリンズやクリスティン・ベルも勿論だけど、ジェニファー・コネリーが相変わらず魅力的。西洋の中にどこかエキゾチックな雰囲気を持つ無二の女優さんですね。
邦題が珍しくまともだわ。個人的には原題のままでも良さそうだけど、シッカリと観てから邦題を考えたのがよく分かる。
10代の日常
作家の親だから、2人の子も同じように作家を目指す。
親の離婚やうまくいかない恋愛。
身近に経験できるような日常の物語。
海外の日常物語が好きなわたしにとっては
おもしろかったです。
人生頑張ってることあればハメを外すことだってある。
他人を見ていても1つの顔しか分からない。
あんなに尊敬できる秀才が実は裏では全然違うってことも。
多くの人が共感できる1人の日常を映し出す。
ストーリーがテンポ良く流れていくので
観やすいと思います
私たちのハッピーエンド
『きっと、星のせいじゃない。』をヒットさせたジョシュ・ブーン監督が、その以前に手掛けた監督デビュー作。
父、娘、息子、3組のそれぞれの恋の模様を綴る。
作家である父ビルは、別れた妻エリカに未練たっぷり。新しい男と暮らす元妻の家の近くをうろついたり、覗いたり…って、オイオイ!
娘サマンサは家を出て行った母親を嫌悪。その為愛を信じられず、好意を寄せてくる男子との関係に一歩踏み出せない。
息子ラスティは同級生の女の子に片想い。が、恋に臆病な性格でなかなか告白出来ない。
焦れったかったり、微笑ましかったり、切なかったり…。
各々の恋模様。
父親のはアレだけど、娘と息子の恋は等身大で共感たっぷり。
『きっと、星のせいじゃない。』にも通じた監督の手腕が光る。
ラブストーリーではあるが、と同時に家族の物語。
子供たちの将来の選択。
小説家としてデビューした娘。
息子も小説家への道で悩む。(かのホラー小説の帝王のファンで、ネタもたっぷり)
ただのラブストーリーだけじゃなく、家族物語/将来への物語としても上々。
邦題通りのハートフルなハッピーエンドまで、心地よく見れる。
実力派、若手注目株揃う中、やはりサマンサ役のリリー・コリンズの魅力がいっぱい!
にしても、母ジェニファー・コネリー、娘リリー、長い黒髪の美人&美少女で、何処となく似た雰囲気も感じさせ、巧いキャスティング!
小品だが、愛すべき好編。
ジョシュ・ブーン監督は今のところ本作と『きっと、星のせいじゃない。』の2本だけだが、次なる良作にも期待。
…と思ったら、次回作は『X-MEN』スピンオフ『ニュー・ミュータンツ』。全くの別ジャンル。はてさて…?
自分の中で、ティーンエイジャーの恋愛物語に対する共感が薄くなってき...
自分の中で、ティーンエイジャーの恋愛物語に対する共感が薄くなってきたな……。と思っていたが、終盤の畳み掛けが凄かった。ただの恋愛物語ではなくて、家族と向き合うことの難しさも描かれている。
展開としては激しめのはずなのに、全体を通して穏やかな波で進む印象。疲れずに観られる。
ほんわかとした映画だった。 心に残るというよりは、見終わったあと、...
ほんわかとした映画だった。
心に残るというよりは、見終わったあと、ほっとするような映画。初恋から、夫婦になってからの恋愛まで。
この映画を見る年代によっても、感想が思いっきり変わりそう。
それと、ヒロインが可愛かった。
ベタすぎるハッピーエンドが心地よい
父、姉、弟の3人が、それぞれにとっての幸せを見つける物語。ありがちな展開とお約束のハッピーエンド。だがこれがとても心地よい。青春時代に忘れて来てしまった恋愛と、父、母になってからわかる形容しがたい気持ち。どちらも感じられる映画だった。
高校などを舞台としたティーネージャーもたまに観るといいかなと思いま...
高校などを舞台としたティーネージャーもたまに観るといいかなと思います。十代の輝きはなかなかかなわない。
とはいってもジェニファーコネリーもかなり素敵。
小説家という設定はセックスばかりがテーマになりがちなこのジャンルにおいて少しは知的なスパイスになってるのでは?
印象的なシーンは、主人公の父親が別れた奥さん(コネリー)への想いを立ちきれず右往左往するとこ全般。
みんなが主役
リリー・コリンズが大好きなので鑑賞。鑑賞後に「きっと、星のせいじゃない」のジョシュ・ブーン監督の作品だと知った。
ストーリーはある家族の恋愛模様と人間関係を描いたもの。ストーリーはとてもわかりやすく、かつ丁寧に描かれてる飲食を持った。だいたい、この手の映画は展開が予想できるが、見ていて飽きずに心地よい描写がとても良かった。
演出の面では音楽が個人的に良かったと思った。しっとりとしたメロディの曲が多く、明るい描写にどこか切なさをプラスしていた気がする。
キャストの演技も割りと良かった。個人的に青春映画にはローガン・ラーマンがかなりハマる。
若い人が特に好きになる映画かもしれない。
悪くはないけれど
悪くはないけど私の好みではなかったかなって思う。結構期待して観てしまったのが原因でもあるけれど。
同じくらいの世代としてリアル感が少し欠けていたと思う。大人がみた大学生や高校生の近況っていう感じが見えて共感はしずらかった。ユーモアも少しあってサムの弱い部分が見えるシーンがよかったけれどもサムより弟の方のストーリーの方が目立っていたような気がするし家族を中心にしたかったのだろうけど少しずれていたんじゃないかと思う。
観て大損したとは言えないけれど家で見るので十分だと思った。
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