コンフェッション 友の告白のレビュー・感想・評価
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友情の裏側
3人の俳優それぞれがいい演技だったけど、中でもインチョル役のチュ・ジフンが最も良かったかな。中学卒業式直後の雪山での事件から3人の性格が如実に違いを見せていたけど、救助隊を引き連れて山小屋へと戻るところから正義感と友達思いはピカイチだったのだろう。ところがどっこい、大人になると保険のセールスで稼いでいるものの保険金詐欺師ぶりがコミカルに演じられた。憎みきれないロクデナシ?
唯一家族持ちなのが消防士ヒョンテ。聾唖の妻ミランと娘ユリがいるけど、母親からは疎遠となっていた。この家族の元に仲間が集まるのだが、母親とはインチョルがこっそり会っていた。ゲームセンターを経営しながらも借金まみれの社長であり夫は病気で寝たきり生活。そこへインチョルが火災保険の詐欺を持ちかけ、彼とミンスが放火魔を実行するのだが、誤って母親を死なせてしまう・・・といったストーリー。単純な展開ではあるが、ヒョンテに罪を隠しながらも保険金が降りないことで破滅への道へと向かう。
「友の告白」というサブタイトルが気になってましたが、インチョルとミンスが犯罪を告白するものだと思っていたら、意外にもヒョンテの告白で終わったかのような。ヒョンテにすれば2人の犯罪をどこまで理解してたのだろうか・・・感慨深い表情だった。難を言えば、ミランとユリの出番が少なく、存在感が無かったところだろうか。
3人の演技に満足満足!!
チソン、イ・グァンス、チュ・ジフンの3人が同級生を演じる。実年齢が少しずつ違う3人だけど、そこはさすがチソン。若い〜笑
中学の卒業式の日にある事故を経験した三人。月日は流れて、ヒョンテ(チソン)は消防士となり妻と娘と暮らし、インチョル(チュ・ジフン)は保険会社の営業マン、ミンス(イ・グァンス)は酒屋となっていた。
そんな三人がある事件をきっかけに、3人の歯車が狂い始める。
複雑な内容ではないが、シンプルで退屈でないのは、テンポが良いからだと思った。
三人三様に役者としても素晴らしい三人。チュ・ジフンはドラマ”宮"から比べたら、なんと素晴らしい役者になったことか!!他の二人に比べればまだまだだとは感じたけれど、成長を感じて、他の作品ももっと見なければと思った。
チソンは静かに怒りと悲しみを本作では表しており、イ・グァンスの優しさと悲しみの表情に胸が締め付けられた。
韓国映画は、やはり演技力が何よりもの魅力だと感じているので、この作品も大満足であった。
子供の頃からの三人が最後に悲しい結末を迎えてしまうことはなんとも残念だったが、こうなるだろうなという結果ではあったので驚きはなし。ただ、ヒョンテはどこまで気がついていたのか、知っていたのか、、、それは客それぞれに委ねられたようなラストだった。
誰が…
悲しい結末
主演はジフンかな 見事な演技で最後は悲しかった
グァンスもよかった 誘われて断れない気の弱さ(優しい顔だからいつも気の弱い役だね)
いい役所のチソン 涙を流すところはカッコよかった やっぱり主役かな最後の演技は
なんとも…誰がいけなかったのか
人を殺してないと思うけど… 後味が悪かった
友の告白…
疑いの芽があった。卒業式の後雪山で遭難した時 疑念の思いがずっと頭の中にあった(相手はそんなこと思ってないのに)
親しいだけにリセットができない
友情はあっけなく壊れる 悲しい ね
最後にチソンが流した涙は… 自責の念
それとも友を失った哀しみ
チソンの顔が暗く切り替わっていく様子が心の中を
表しているように見えた(怖い終り方)
まあ。三人が観られてよかったです
友を赦せるか
少年時代から悪友のインチョル、ヒョンテ、ミンス。
少年時代の雪山遭難を機に、絆はより一層固く。
大人になっても変わらず、唯一家庭持ちのヒョンテとも家族ぐるみの付き合い。
が、ある日…
賭博場を経営するヒョンテの母の店が放火に遭い、母自身も殺される。
進展しない捜査に苛立ち、自らの手で犯人を捕まえる事を誓うヒョンテ。
親友2人にも協力を乞う。
戸惑うインチョルとミンス。何故なら…
犯人はこの2人。火災保険のセールスマンのインチョルは、ヒョンテ母の店が多額の借金を抱えている事を知り、結託して保険金目当ての強盗事件を偽装する。
しかし、こんな悪どい事を神様が見逃す筈が無い。あるトラブルから本当の事件へ…。
インチョルも良かれと思ってやった事。
ヒョンテ母は店の借金のみならず、病床の夫が居る。
ヒョンテと母は疎遠状態。
ここに、母子を仲直りさせる何かきっかけ=お金さえあれば…。
インチョル自身もおこぼれが貰えるかもしれない。
一石二鳥…いや、一石三鳥。
上手くいく。
その浅はかな考えがいけなかった。
警察からマークされる。
罪悪感に耐え切れず、二人に比べ冴えず小心者のミンスは…。
そして、遂にヒョンテが真相を知る時が…。
他に方法は無かったのだろうか。
少年時代からの固かった友情が、歯車が狂い、崩壊し、憎悪へ…。
全てが最悪な方向へ堕ちていく。
失ったものはもう二度と取り戻せない。
韓国映画らしい哀しい男たちのドラマ。
話は悪くないのだが、顔と名前を覚えるのになかなか一苦労し、やっと話に入り込めたと思ったら中盤過ぎてた…。
はめつのみ…。
ひたすらオトコの友情と3人の関係がくずれだしてからの歯車の狂いっぷりを淡々と描いていました。
中途半端な友情関係なんて微塵も残さずラストまでひた走り。
ラストではすでに学生時代から狂い出したおまけの回想シーンまで追加してさすがは韓国映画。
しかし、だからどうすれば良かったのか。これっぽっちも解答がでないのが厳しすぎ。
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