「えええッ」モヒカン故郷に帰る U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
えええッ
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よく分からんご臨終だった…。
都会に出た長男と故郷の父親。
末期ガンに侵され余命いくばくもない父親との交流を軸にずっと描かれてきたのに、あれはないんじゃないの?
照れ臭い感も分からなくはないけど、そんなまとめ方というか逃げ方はいただけない。
あのご臨終でなかったなら、俺的評価は高かった。
元々、柄本明さんを観に来たようなもんだからいいと言えばいいのだが…。
さすが、怪優の名を欲しいままにしてきた御仁である。
突拍子もない感情の昂りに、しっかり裏付けがついてくる。随分、この脚本は柄本さんに助けられたように思う。
松田龍平氏は感想を述べにくい…。
彼はあらゆる法則の外側にいるような気がする。既存の枠の中から感想を述べるのが躊躇われる。
良かったと言えば良いし、悪かったと言えば悪かった。
蜃気楼のような感じで、あまり印象に残らないのである…。
作品的には、なんか尻切れトンボ感があった。故郷に帰ってきて、また東京に帰っていく…それだけではないはずなのに、それだけに見えた。
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