「この映画、結構、好きです。」モヒカン故郷に帰る timebanditsさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画、結構、好きです。
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結局、映画って、個人的な「好き、嫌い」が全て。出来の「良し悪し」は、あんまり関係無いと思う。さらに突っ込んで言えば、自分が大好きな、心揺さぶられるシーンが一つでも見つかれば、「良い映画」というくくりで問題ないと思う。人の評価なんて知ったこっちゃ無い。が、強いて言うなら、自分と価値観の合う評論家を見つけて参考にする事が、ハズレを引かないコツなんでしょうな。あとは監督の作風が好みかどうか。自分の中では「沖田修一」っていう監督はこれまで観た中では個人的に「当たり」の多い映画を作る人だったので、まあ「ああいう映画なんだろうな」という予測をしながら観れた。好きなシーンが三つ、あった。「主人公の親父と友人の医者が病室で将棋を指すシーン」。「親父がピザを食べるシーン」。「家族で海に行って、親子二人が会話するシーン」。この三つのシーンのおかげで、これも(自分にとって)「良い映画」の一つになった。こういう映画は宣伝も難しいし、ヒットも難しいだろうけど、今後も作り続けて欲しい。山田洋二だけが日本のコメディじゃない。
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