劇場公開日 2016年6月11日

  • 予告編を見る

64 ロクヨン 後編のレビュー・感想・評価

全207件中、121~140件目を表示

3.0引き込まれた

2016年6月19日
Androidアプリから投稿

前編みたし、見とかないとな、くらいのテンションでしたが、役者さん、まさに競演、其々の場面でやり尽くしてた。それにしても警察の内部はあれほど悲惨なの?と正義はないのか?絶望感が、、佐藤浩市は少しやつれた?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
モナチン

4.0人は多面的な生きものだということがよくわかる映画

2016年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ある番組で小説家の角田光代さんが、「世の中には100%悪いだけの人も良いだけの人も存在しない。それを上手く配分していくのが小説だ」と語っていました。
それは、映画にも言えることで、本作では、佐藤さん扮する三上や緒方さん扮する目崎、永瀬さん扮する雨宮などの登場人物に対し、善と悪とが絶妙なバランスで配分されていたように思います。
その絶妙さゆえに、結局誰が善くて誰が悪いのか?という単純な括りでは結論を出すことはできませんでした。
さて、ドラマ版の方はどんなふうに描かれているか、角田さんの法則が当てはまっているかどうか…楽しみです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
saitall

3.5やはり原作が良すぎるのでは

2016年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作がベストセラーだから映画もヒットする、秀作になると約束されることはない。昭和64年の7日間に起きた少女誘拐殺人事件に翻弄される人間たちの生き様。その中で主役の佐藤浩市演じる三上が広報官として記者クラブとの確執、警察内部の上下関係の狭間で現在をどういう心情で生きているのかに注視する前編、新たな事件が始まろうとする後編は前編以上に人間模様が複雑化していく。更には64に関わる人間が64事件の延長線上で忘れていた大事な思いに気付き「父親として何ができたのか。」という繊細なテーマにも触れていく。
事件自体を映像化するという意味で後編を見た上の結果は失敗だと言える。言葉で巧みにかき回し事件の真相に迫る原作に対して、同じ巧みさを映像で描き切るのは非常に困難。警察上層部が代々申し送り、前編でもひた隠しにしてきた幸田メモの真相をハラハラする時間も与えないまま理解してしまう問題のシーンがある。「北の国から」を知っていれば誰もが「あっ純だ」と思うはず。これで全てが理解できる状況にはならないものの、もう少し工夫できなかったものかと煮え切らない思いが溜まる。
だが、本作を通してテーマとなっていた「父親の存在意義」がラストに向けて具体化してくると対象となる各々の人物への見方に変化が生じる。これは事件に関係することもあれば、一人の男として各々が刺激しあって気付き合うものもありまさに十人十色。それぞれ立場が異なる中でそんな人間たちが刺激し合い、忘れていたことに気付く模様が垣間見れるのは魅力的な部分。
その中でも主役の佐藤浩市ではなく被害者の父親、雨宮を演じた永瀬正敏の圧巻の演技力に注目したい。映画版「64」は彼がいてこその映画と断言してもいい。前編に比べ後編では明らかに窶れが生々しい状態で登場するが、それにあたり前編と後編の間で過酷な減量をして撮影に挑む役者魂も見せた。更に子供がいない永瀬にとってこの役は役者としての経験値が突出したものだったと改めて感じた。子供と一緒の描写こそ少ないものの、子供を思う気持ちが感情に滲み出るシーンは多々ある中でベテランの粋な演技を見せつけられた印象がある。中でも公衆電話から電話をかけまくるシーンで声が一致した一瞬の表情の変化。安堵感と怒りに満ちた悲しくも嬉しい混在した顔が忘れられない。後編のベストシーンである。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
森泉涼一

5.0良いラストだったと思います。

2016年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作とは異なるエンディングでしたが、あれはあれで纏まりがありとても良かった。

キャスト陣の演技力の高さに圧倒されました。
若手ばかりが出てる、ラブストーリー映画とは比べものにならない、演じる役者さん達の覚悟や重みを感じました。
横山秀夫原作という、プレッシャーの中、それぞれの役をどれだけ必死に皆さんが演じられたか、それをスクリーン越しに感じ、涙しました。

大好きな映画の一つです。
BDも買いたいと思います!!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あおねこ

3.5原作を読んでみようかな

2016年6月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

悲しい

今作は、原作を読まずに観ました。

警察内部の事や報道とのやり取りが描かれる前編、後編では模倣事件が発生し、そこから新たな展開で64事件と繋がっていく。

前編でのふりもありましたが、子供に対する親の感情を深く考えさせられる内容でした。

警察官、犯罪者、被害者。
様々な環境にありますが、親の子供に対する愛情の深さは、変わらないんだと思います。

事件が解けていく内容も面白かったですが、そちらの方を考えてしまいました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
MIZ

2.0こんなのアリか?

2016年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

前編は結構面白く★★★★の評価をしたが、後編はう~んという感じ。
こんな方法で、真犯人を見つけるってアリなの? と思いたくなる仕掛けだった。
これは原作どおりらしいのだが…。結局、横山秀夫の原作に難があるってことなのかな。

長々と、前後編にするほどの内容でもない、というのが正直なところである。
ま、2本合わせて、★6つ、平均★3つということで、自分にとっては記憶に残らない作品になりそうだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
町谷東光

3.564事件がやっと動き出す後編だが

2016年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

警察内部の現場と事務方の対立や、警察と報道の対立ばかりが描かれて、なんだか64事件が脇に追いやられていた前編に比べて、後編は、遂に「64事件」が再び動き出しました。

昭和64年に起こった通称「64事件」。
その時効もあと少しとなったある日、「64事件」を模倣した少女誘拐事件が起こる。
捜査本部の戒厳令もあり、事件の実体は皆目見えず、被害者一家の名前さえ明らかにされない。
それに業を煮やしたマスコミ連は、「これは警察内部での狂言誘拐、自作自演ではないか」という追及まで出る始末。
さて、ふたたび起こった「64事件」は・・・

というハナシは、前編と比して、事件の内実に迫るもので、スリリングかつ大胆な展開。
おぉぉ、これはおもしろい
誰が今回の犯人なのか、そして、誰が昭和64年の犯人なのか、と興味津々。

で、後編だけならばかなりの満足なのだけれど、前後編を通じてみると、あまりにもバランスが悪すぎる。

起承転結を事件に絞っていうならば、

起=昭和の64事件と、事件が解決されなかった事情が描かれる、
承=模倣した64事件が起こる
転=模倣事件と昭和の64事件の犯人が明らかになる
結=犯人、被害者、捜査陣が事件に対して決着をつける

ということになろう。

ならば、前編は「起」でほほほぼ費やした感じ。
それも、警察内部の対立、警察と報道の対立が主軸で、サスペンスからもミステリーからも遠かった。

この部分を割愛して2時間30分程度の1本にまとめるか、もしくは前編を64模倣事件の途中まで描くかしておけば、もっと面白くなっただろうと思われる。
特に、前編であれほど描いていた警察内部の対立は、後編では薄められて、ほぼ形骸化してしまったし、警察と報道の対立も相変わらずの怒号と怒声描写ばかりで、事件本体とあまりからんでいっていなかった。
(つまり、後編では、ふたつの事件を描くのに時間切れになってしまい、それ以外のことを描く時間がなくなったような感じ)

後編だけならば、その緊迫感とアクロバティックなトリック、さらには犯人を陥落させるためのフェイクも含めて、サスペンス&ミステリーとして興味深く観られ、70点の評価としてもいいんだけれど、全編を通してみると、そこまでは評価できません。
全編とおしての評価は65点としておきます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
りゃんひさ

3.5もっと

2016年6月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

警察内部のやりとりがあると思っていました。

娘の泣くシーンがつらかったです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
かん

4.0安定の着地

2016年6月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

模倣事件の発生でスタートを切った。情報を出したがらない刑事部に記者会見場は騒然となるが、何かわけがあるのではと、広報と地元記者との間には信頼関係が芽生えている。事件の真相が徐々に明るみになり、その真相に驚きつつも、流れるようにクライマックスへ!
親と子の切っても切れない絆を深く感じた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ムービー狼

3.5超えられなかったかな!?(´・_・`)

2016年6月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前半では号泣してしまったけど、後編は少し涙が出たくらい( ´・ω・`)

内容的には前編・後編に分かれているだけあって丁寧に描かれてたとはおもうんだけど、二部作に有りがちなやっぱり前編を超えられなかったかな!?

前編・後編に分けず3時間くらいの映画にまとめたほうが、内容が濃くなってもっといい映画になったんじゃないかなぁって思いました(^ω^;)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
♡ゆりゆり♡

2.5観るべきは

2016年6月17日
Androidアプリから投稿

永瀬正敏!

TV版は越えられずです
映画史上に・・・
は、はぁ?と言う感じ!
犯人の子供役の子も良かったかな

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぼんのう

5.0良かったです。

2016年6月17日
Androidアプリから投稿

原作は上巻のみ読みました。前半は、ロクヨン事件のダイジェストと模倣事件の会見での様子。中盤から、模倣事件の行方とロクヨン事件の犯人の正体が明かされます。そして、謎に包まれた無言電話の全容もわかります。後半は、三上が犯人を追い詰めるシーンとなります。ハラハラドキドキしながら2時間楽しめました。伏線が見事に回収されているところが凄かったです。あ行から無言電話をしていく執念が恐ろしかったです。どの事件の被害者家族も大切な家族を失ったらずっと忘れないという悲しさが胸に突き刺さりました。声は、犯人を証明するということも…謎だったのは、ロクヨンの犯人がどうして翔子ちゃんを殺してしまったのかという理由や最後に掛かってきた電話、犯人の家族のその後など。もやっとした感じでしたが全ての謎が明かされてスッキリしました。下巻をこれから読んで映画と異なるエンディングを楽しみたいと思います。前後編共にとっても面白かったのでDVDが出たら買っちゃいます。傑作です!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ボブちゃんと映画好き

3.0一本にまとめてよ。

2016年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

一本にまとめてよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ghostdog_tbs

3.0う〜ん

2016年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

余韻が残らなかった。原作を読んだ時と違う気がしたけど俳優陣の演技は映画館で観る価値あり。
満足。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
西国くん

4.5なかなか良かった

2016年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今、前後編の映画が結構ある中、いい出来だと思います
製作俳優とも力の入った作品だと思います

コメントする (0件)
共感した! 0件)
daikokumai

5.0しっかりとした結末

2016年6月16日
iPhoneアプリから投稿

最近の映画は結論を考えさせる内容が多く、スッキリしない結末が多いが、今回はしっかりとした結論で、満足でした。「これぞ映画!」ですね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
A2

4.0ストーリーはほぼ予測どおりだが

2016年6月16日
Androidアプリから投稿

興奮

前編に引き続き日本で最も有名かつ実力のある役者が揃っていて、迫力ある演技を見ることができます。ミステリーを見るというより人間の強さと弱さの両方を垣間見ることができると思います。
こういう重厚な映画をもっといっぱい見たいですね!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
レイは!?★

4.5原作は最高

2016年6月16日
Androidアプリから投稿

謎解きは秀逸。
映画は普通だが面白い。

事件解決の後が若干長いが、
それはそれでアリかな。

後編だけ見るのもあり。
前編は面白くないから。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ライトオ

4.0秀作です!

2016年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前後編でこれだけ上手くまとめられているのは称賛に値する。
期待以上でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シネパラ

4.0前編を見終わっての期待は上回れずも、上手くまとめた方では

2016年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

前編が傑作の香り漂わす作品だったので、後編を心待ちにしていました。
原作未読ドラマ版未見なこともあって、結末は全く予想が付きませんでしたから、一体どうなるのか、前編ではロクヨン事件の解明へは思いのほか進展してませんでしたし、後編はどう結末へ向かって推移していくのか、ドキドキしながら見させていただきましたが、まあ見終わってみると、二部作物によくあるパターンの前編での期待は超えられずな作品になってしまった感は否めずだったかなぁ。
ただそれでも上手くまとめたとは思いましたけどね、他の二部作物よりは高いレベルを保ちつつ何とかまとめた印象でしょうか。

とは言え、3時間ぐらいの長編になっても、まあ一つの作品にまとめることは間違いなく出来たはずでしたよね。
そこはテレビ局絡み映画のアレがチラホラ見え隠れ(苦笑)
もう記者との対立構造は前編でお腹一杯なんで、長々やらずこの辺で勘弁してくれと思った方は私だけではないでしょう。
リアルがどうかは知りませんが、あれでは隠蔽体質の警察にむしろ同情してしまいます、それと柄本佑の二課長も何かありえなさ過ぎて冷める・・・。
どうせ二部作ありきなら、そこ削ってもっと三上の娘の話を盛り込むとかしてもらった方が、より感情移入できた気がしました。

ただ肝心のロクヨン事件、そして新たなる誘拐事件、ほぼ同時進行で解明へと向かったサスペンスフルな展開に関しては、一定の見応えを感じました。
後編から登場の緒形直人の演技・存在感も相まって、前編には足りなかったドキドキ感を十分味合わせてもらった気がしました。
疑問だった部分がだんだん明らかになっていくスッキリ感も得られましたし、クライマックスの川でのシーンさえもう少し納得できるものであれば、十分評価に値する内容だったと思うのですが、アレはちょっと勿体無かったなぁ・・・。

しかしそれぞれの父親の、娘への想い、その辺の描き方に関しては、本当にグッと来るものがありましたね。
娘がいなくなるとはどう言うことなのか、どれだけ辛いことなのか、永瀬正敏の鬼気迫る演技、あの執念は、物凄く心に伝わってくるものがありました。
ロクヨン事件から止まっていた時間が動き出した終盤の展開は、どこか見る側も解放された気分になったようで、少しホッとさせられました。
まあ不満な点も多々見受けられはしましたけど、見て損のない二部作ではあったと思いましたよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
スペランカー