ヒメアノ~ルのレビュー・感想・評価
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ただ森田剛が人殺すだけかと思ったら、最後に泣いた。 自分の中の映画...
ただ森田剛が人殺すだけかと思ったら、最後に泣いた。
自分の中の映画の常識が変わった。
森田剛、、、
父親が借りてきてなんの情報もないまま観てたから、前半はなんだこれ?ただのきもいB級ラブストーリー?って感じで観てた。
そしたら後半からどんどん狂ってきて、1番覚えてるのが森田剛が家のリビング?でごはん食べてたところ、、、。
ただいまーって帰ってきたら知らない人が自分の家でごはん食べてて近くで奥さんが殺されてるって想像しただけで怖いのに、森田剛の演技が上手すぎてスッと頭に入ってきてめちゃくちゃゾッとした。
あとは終わり方が私の好きな感じで良い映画だったなあって思えたので4^ ^
日活ロマンポルノの進化系を見た思い
エロとバイオレンスを骨太なテイストと程よいギャグでブレンドしていて落としどころはキチンとしている。映画的には星の数以上の評価をしたい。諸々の耐性がある方にはお勧めである。
71点
遅ればせながら、鑑賞。
当方サスペンスが一番好きで、7、8年前ハマり出した時に邦画サスペンスの傑作を調べまくって、もちろんのこと当作品もその中にあったわけで、けど切り取られた画像がどれもサスペンスぽくなくて、なんか変な作品なのではと懸念してして月日は経ち、最近になってようやく鑑賞しましたが、確かに変な作品でした。笑
実にサスペンスフルで狂気的で、ポップでシュールで奇天烈で。
残っていく作品の理由がよくわかりました。
面白かったです。是非。
怖いよ、森田さん
前半は思いっきりムロさんとガクさんのコメディ。後半は、ホラーみたいなバイオレンス。いやあ、怖いよ。一応、友情の話なんだろうけれど、怖すぎて伝わらないよ。
でも、怖い映画として、記憶に残る(残ってしまう)ことは確か。
おまけ
キネカ大森の先付ムービーで常連の佐津川さん、ここに出演していたのね。
水色のサラサラと紫色のドロドロ
楽しく生きていきたいと思っていても、何かを間違うとそれはすぐにやってくるかもしれない。
或いは一生知ることも、纏うこともないかもしれない。
二つの世界が交わらず終わる映画ってあったら面白いけど難しいですかね。結局何にも起こらないっていう。
それをちょっとだけ期待してしまいました。
ここまでやるかと。
ヒメアノール、ヒメノアール。
ヒメノアールという言葉はないみたい。
でもこっちの方が先に来る。
これはヒメアノール、弱者という意味らしい。
2時間を切る尺で前半と後半でガラッと雰囲気が変わる。
雰囲気というよりジャンルが変わるというレベル。
前半を観ているとどうしてこの映画がPG15+なんだろうと。
後半からその全てをぶち撒けるようになる。
個性派俳優達で固め、全員が主役の役割。
中でも実力派の佐津川愛美さんは体当たりの名演。
この人はホントに上手いね。なんでもこなす。
イジメを発端とした連続殺人。
森田剛さんの迫力に押されてグイグイ引き込まれる。
サスペンスもので久々の当たりに出くわした。
ヒメノアール?いえ、ヒメアノール。
Netflix です。
びっくりしました。全然こんな内容とは知らなかったし思ってもみなかった。
ずっと見たいと思ってはいたけれど内容についてはノーチェックだったわけだ。
森田。森田剛。
彼が 岡田な濱田学に返事する第一声が、軽くて明るくて。
それまでの目つきとのギャップに、少しホッとするような逆に怖さが増すようなシーン。
ザクザクと、全く躊躇なく人を刺すし銃も撃つ。
肉の塊、ローストビーフ作る時に牛肉を
鋭いフォークでザグっザグっと刺すんだけれど(私が)
人の肉も刺す時こんな感触なんだろうかと、実は毎回思う。
あの感触は決して気持ちのいいものじゃないんだけれど、よく考えると「あ〜これは牛さんだ」と思ってしまうので心を無にするしかない。
そういう事を森田が、既に壊れた彼が
その刺す感触を味わっていた事をリアルに思う。
思うからもう見ていられなくて目を背けてしまう。
そしてラスト。
自分があっさり刺し殺した男を車で踏み越えたくせに
白い犬を避けて大破。
まだまだ可愛い少年だった二人のゲームをする背中に麦茶持ってきてお母さん、の声。
精神の持って行きどころがぐちゃぐちゃになった。
緻密で繊細なドラマとエログロでハードな描写、2本分の猟奇と痛みを見せられる監督の強さ
ちょうどハロウィンに京王線の殺傷事件があったので、何だかそれと重ねて観てしまった。勿論許されることではないし、言語道断であるが。しかし、傍から見ればサイコパスでも、その痛みの内側は誰も見えないのだから。個々のドラマに定評のある𠮷田監督だけに、ズドンとやられた。
冴えない男の初恋と、サイコパス男の不穏な事件。交わることの無い二人は同級生という接点で繋がっている。その単純な点にズームしていくと見えてくる秘密。それが凄く苦しくさせる。もう少し関係性が透けて見えるようなシーンが欲しかったものの、エログロで進む猟奇ぶりは高いセンスを感じる。そして、別の映画の如く、開始40分で入るタイトルは強烈。
森田剛が本当に凄い。よくこの役を引き受けたなと思うくらいハードでサイコ。ある時は心のままに殴り続け、ある時は極限に追い込まれる人の最期を堪能する。それでいながら、純真さも滲ませてくるから怖い。一方で、濱田岳のずる賢い感じというのもまた良く分かるタイプで、はぐらかしがうまいくせ、器が小さいのがハマり役。何気にヒロインを釣り上げている所がズルく思えてくる。笑
そして、𠮷田監督の均衡感覚の鋭さに驚く。無差別殺人も描写として逃げずに撮り続け、その絶望感を徹底的に引き出す。それでいながら、痛みをチラつかせてくる。『空白』でその磨きが更に掛かっていた為、ここは少し物足りなく感じたが、それでも十分来る。同時に、犯され殺されていく女優達の演技も凄まじい。徹底的に詰めたからこそ出来上がった猟奇の刹那。その作品作りに感心する。
浴びるような血に、差し込んでくる光の輪。ここに着地させるのかという意外性まで。改めてその評価の高さに納得する作品だった。
この映画を見た後、たぶん大半の人が自宅のセキュリティを確認する映画
おすすめされて観ました。
最初は眠くなるようなまったり日常(恋愛要素)で、タイトルが中盤に出てからの温度の違いさがすごいです。
出演者様の演技力すごいと思いました…
ムロツヨシさんがクスってなるけど気持ち悪いし可哀そう(笑)
森田くんあんな演技するのか…私もあの顔が忘れられそうにないです。
絶望した顔ってあんな感じなんですかね。素敵でした。
犯罪者の頭の中は理解できない。
きっとこんな感じなんだと思います。
気持ち悪いし怖いしこういう人が実際周りに普通に暮らしてるんだと思うと…
やっぱり自宅のセキュリティちゃんとしようね。
始まりと終わりが凄い
内容は、一般的日常に潜む性と死のお話。原作が好きで観た映画ですが、予想外の裏切りに遭いとても良いエンターテイメントになった気がします。映像表現では初めと中間そして終わりに独特の描写で前半のラブコメ部分も楽しんでみれました。台詞では、お母ちゃんっ!麦茶2つ持って来てっ〜!が非常に印象に残ってしまいました。まさに日常に始まり日常に終わった映画だなぁとわずかな感動を深く感じました。
家に入る前に周りを確かめよう
そのへんのパチンコやネカフェにいそうな、普通のヒョロヒョロの底辺っぽいニイチャンが無表情に人を殺しまくる。これがめっちゃ怖い。思わず夜の戸締まりを厳重にしてしまったよ。
現実にも、電車で人を刺したりネットで会った人を殺したりという事件があるけど、こういう「頭おかしいやつ」は見た目じゃわかんないから怖いな。。。
この映画の森田は、壮絶なイジメというきっかけがあって精神が壊れたという背景があり、実家にいたような可愛いワンチャンは轢きたくないという優しい一面も残っており、殺人の手際も悪いし、サイコパスと呼ぶにはあまりに惨めで人間くさい。だからといって同情はできないけど、見ていて悲しい気持ちになった。
森田剛、凄い
吉田恵輔監督の"Blue"に感動したため、グロは苦手ながら続けて観た。
森田剛のキレっぷりが凄く、犯罪者にしか見えなかった。
途中のタイトルコールからの、コメディ→ノアールが良かった。
森田剛の演技の上手さから、宮沢りえと結婚した理由がわかった気がする(優秀な役者という意味で)
無題
前半の付き合うあたりまでは良かった。
その後は、ベッドシーンと、いじめと、猟奇シーンばっかでがちゃがちゃして、刺激だけは強いがメッセージ性の薄いポルノのような映画だった。
全然違う世界感を持ってる人間が同じ世界に同居している感をもっと表現できたら素晴らしい映画になったんだが。。
チープな表現(セックス、過激な暴力シーン)に頼り過ぎなのと、前半と後半で分断したのも安易だった。
濱田岳、ムロツヨシの演技は個人的に好きだった。
ここに来ての森田剛
現実では絶対ヤンチャしてたであろう森田剛が元いじめられっ子として登場、、というと、ミスキャストっぽく感じるが、まさかのハマり役。
いじめられっ子の特有の「何だかショボい感じ」を見事に演じきっています。
『JOKER』にも共通することですが、虐げられた人間の鬱憤が爆発する瞬間には、ある種のカタルシスを感じます。もちろん殺人という方向性は間違ってますが。
あと細かなポイントとしては、森田に強請られてたカップルが森田を襲撃しようとした時に、荷造り用のヒモをなかなか取り出せないシーンが良かったです。地獄のような状況で笑いを入れてくるのはズルいなと思いました。
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