「ヤバすぎる傑作!」ヒメアノ~ル ほにゃららさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤバすぎる傑作!
とにかく酷いことばかり起こるし、とってもイヤ〜な映画なハズなのに、、、
何故かめちゃめちゃ面白かった!
凄まじい暴力に、エロと笑いがはさまって、感情が激しく揺さぶられるからか?
こんな映画を面白いと感じてしまう自分は、ちょっと頭がおかしいんじゃないか?と思ってしまった。
しかし、これこそ映画の醍醐味だとも思う。
と言うか、これが映画で本当に良かった。
昨今は、こんなアブない奴がすぐそこにいてもおかしくない恐ろしい世の中だが、本作では、そんな人にも痛々しくも切ない人間性が感じられて、鑑賞した後には不思議な穏やかさと、何とも言えないやるせなさが残った。
もはやアイドルとは呼べなくなる主役の演出は、ホントにヤバい奴にしか見えないし、演出も素晴らしい。
特に、不穏な曲が流れ始めてから予想外のタイミングでアレを出された時の切れ味と、そこからのゾクゾク感、2つの行為を細かくスイッチしてみせる演出がサイコー過ぎて、コレはヤバい傑作だ!と確信した。
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