「考え込む作品です」ヒメアノ~ル さかなさんの映画レビュー(感想・評価)
考え込む作品です
この映画を見てから1週間。いろんな感想や考察を見て、自分の中でもぐるぐるしてた。R15表現にも悩み。
でも多分辿りついた答えは、すごくシンプルな物。
人が狂うのは、他人によって。
人が幸せを感じるのも他人によって。
傍観者は共犯者になり、殺人者を作り、人を殺す。
恐ろしいまでに狂ってしまった森田がスクリーンの中にはいた。森田剛氏の姿を借りて。恐ろしかった。人を傷つけて行き、次々と殺して、でも最後にはあんな声で話す。
明るい少しトーンの高い声だった。
考え込む作品だった。
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