「ノンフィクションとして」アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち カズさんの映画レビュー(感想・評価)
ノンフィクションとして
先ず、少しグロテスクなシーンがある。また、証人の証言もリアルなものを使っているためやはりリアリティが出る。そしてアイヒマンに対する憎悪とともに、ユダヤ人虐殺という事件が如何に事務的に行われたかを知ることもできると思う。誰もがアイヒマンになりうる。これは本当に言えてるのかもしれない。
また、製作者目線の状況や心境も描かれていてそこは見ていてとても興味深いと感じる。裁判所の改修や、判事に許可を取るまでの経緯、製作者に起こる身の危険これらはとてもリアルにそしてエンターテイメント的に描かれている。
1つの教養として見ていた方がいい映画だといえる。
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