ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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エマ・ストーン圧倒的
冒頭からいいものを観れました!
Another day of sunがとても印象的で、観終わってからも頭の中で何度も繰り返し流れました。
ミアの最後のオーディションのシーンは一番印象的で鳥肌がたちました。
エマ・ストーンは綺麗で圧倒的な存在感で、ライアン・ゴズリングもカッコよく、J.Kシモンズの最後の笑顔のシーンは個人的にかなり好きなシーンでした。
タラレバに涙
セバスチャンもエマストーンも、そんなに美男美女とは思えなくて、この2人の恋愛もんなんて全く興味なかったんですが、エマストーン美しい~~~。そりゃ、主演女優賞もとるわ。
最後の10分。あんな泣けるタラレバは初めてです。あそこで涙腺崩壊しました。
選択肢
人生は選択肢の繰り返し…。
右に行くか、左に行くか?
どっちが正しいかは、別として、どっちもありなんだと思う。
多くの人は、「あの時、逆の方に行ったらどうなるのか?」を、いつも思っているはずでは?
普通は知ることができないのだが、この映画は、それを見せてくれた。
面白かった。結果は…。人によっては、ハッピーエンドだし、そうでないのかも?
全体はミュージカル的で面白かった。
ラストが
セッションが面白かったので、観に行きました。
うーん、途中で眠くなったし、ラストもなんじゃこりゃって感じでした。
主演のお二人は魅力的でしたが、アカデミー賞候補になるほどかなあ。
若いからこその痛み、なのかも知れませんが、私はアナザーストーリーのラストの方が好きです。
古典映画へのラブレター
色鮮やかなドレスを身に纏って踊るダンスシーン、どこか安っぽく感じる台詞回し、やけに古臭く感じる恋愛シーン。良くも悪くも今年のアカデミー賞を賑わせたこの作品って、こんなチャチなものなのか?しかし、映画を見終えてみると、それらが全て計算づくで行われていたことに気づかされる。技術の発達により無声映画からトーキー映画への変遷を描いた「アーティスト」に対し、「ラ・ラ・ランド」は現代技術を駆使して古典映画の世界に近づける。なるほど、これはデミアン・チャゼル監督が古典映画へ宛てたラブレターなのだ。
技術の発達によって、何でも表現できるようになった反面、作家性、芸術性の濃い作品は減ってしまった。もっと映画に芸術性を、もっと作家性を、そう思っていても観客のニーズが変わってくれば、過去の名作だって埋もれていってしまう。女優になりたいと言っているミアが「理由なき反抗」を見ていなかったり、気がつけば名画座が閉館しているさりげない演出も時代を感じさせる粋なスパイスとなる。一方の音楽家を目指すセブもジャズは死にかけていると言い、その灯火を消すまいと孤軍奮闘するが、世間のニーズとの間で苦悩する。
映画(や音楽)は今、新たな変遷期を迎えているのだと思う。作り手の伝えたい意思と、技術発達に伴った新しい表現を見せたいという試みが入り混じっている。古典的な映画は批評家にこそウケても、大ヒットには繋がらないケースが多い一方、アメコミ実写化やファンタジー映画はヒット飛ばしているが、次々と新しいものが登場して、飽和状態にある。恐らく、デミアン・チャゼルは死にかけている古典映画の灯火を消さない方法を模索し、本当に描きたいものは何なのかと本人を含めた若手の作り手たちに問いかけているのだろう。
タイトルの「ラ・ラ・ランド」が描かれる甘美なラストだって、CGの多様でもっと派手に、より鮮やかに演出できたはずだ。けれども、手作り感の溢れるその場面にはCGにはない温もりが感じられる。しかし、それは時代にマッチしないものなのか?芸術を追い求めることは難しいが、表現したいものがあるからこそ、夢老い人は各々の方法で生きていく。圧倒的なオープニングに対して、意外なほどしっとりと幕を閉じるこのラスト。どうか単なる懐古主義と思わないでもらいたい。
夢追う人生のリアルさ
始まり方から終わり方まで好きだった。思わず口ずさみたくなるような歌に、声だけでなく別の音も音楽にしている素晴らしさ。人と物とその時の事象をも含めて全てに一体感が出ている。他の映画では無いような画の切り取り方。映し方。また、夢を追う人たちの素直な葛藤が表れていて共感できた。関係性も切なくてリアル。最後までしっかり観て、一つに繋がる、前向きな映画だったと思う。自分も頑張ろう、人生濃く生きよう、そう思えた感動する作品だった。
好きなものが詰め込まれている
アカデミー賞候補で騒いでいたので、派手な映画を想像していたのだけど、違った。
ミニシアター系の地味なストーリーがミュージカルやジャズパフォーマンスで華やかに演出されていて退屈しなかった。好きなものを贅沢に詰めこんだけど、趣味がよくて、古臭い訳ではないけれど、懐かしい、とにかくいいバランスでした。終わりの切なさも含めて、ハリウッドを目指す人達の夢ってこう言う感じなのかな?(^_^)
余韻に浸れた
キャストがエマワトソンとマイルズテラーだったら評価変わってたんじゃないか?ってくらいエマストーンとライアンコズリングがあっていた様に思います。
とても面白かったです。2人で夜景見るシーンは言ってることは違うのに踊りだすと息ピッタリだったり、小ネタ、演出に笑えました。
後悔先に立たず。こういう映画大好きです。余韻に浸れました。
監督さんはジャズが好きなんですかね。
あとエマストーンの二の腕に目がいっとしまう。太くもなく細くもない。綺麗でした。
ライアンコズリングは最近サイコ役で出演する機会減ってきましたが、こういう役もいいですね。素晴らしいです。
あとたまたまかもしれませんが、エンドロール中に席を立つ人がかなり少なく感じました。
追記
2度目の鑑賞で色々気づけた。そして何より面白い!
独り舞台をけなしたのはお客さんだと思ってたけど、劇場関係者だったって可能性の方が高いかな?
セブは男の子が欲しかったんでしょうね。
途中舞台のセットを褒めながら横切るシーン最後に登場してました。
日本人には受けないかも
予備知識なしで観ました。
冒頭のミュージカルシーンから、歌唱力を期待していたので『えっ?!これでいいの??』となりました。
ストーリーが進むにつれて、登場人物の背景や気持ちなど細かい描写があるのかと思いきや、そのままラストへ。
そして、お互いの愛や夢への執着が薄っぺらく、主人公のなにひとつ応援することは難しかったです。
ミュージカルとして見られるかというと、やはり映画なので迫力にはかけますし、かといって映画のように物語に入り込めるかというとそれもなかなか難しい...。
生殺しのような時間が2時間近く過ぎました。
そして最後の『こうだったらよかったのに』も、薄くて...。
ミュージカルへの乗りに抵抗ない方は本作品に入り込める映画かもしれません。単純に歌やダンスいいね~とはなれる...かも。
しかし、それ以上はないですし、心に残る何かは本作品にはないと思います。
夢を見ていた
ちょっと遠くの映画館まで行って観ました。個人的にはすごく好きな映画でした。涙腺崩壊してしまう…。挫折したことのある人にはすごく心に響く映画だと思う。どうせ次もだめだよとかやさぐれちゃう人とか。ブロードウェイミュージカルのような圧巻のパフォーマンスに感動してぼろぼろ泣いてしまいました。
カラフルなドレス着たくなるね。絶対似合わないってわかってるのに。エマストーンみたいにカラフルなドレスを着て、綺麗に化粧して、踊れたらいいだろうな(妄想)。
ライアンゴズリングの綺麗な目。ピアノを演奏する様子がたまらなくかっこよくて。曲げない男。
意外なキャストが出てきてちょっとびっくりした。
夢のような世界観だけど、ほろ苦さがあってすごく好きでした。
映画の持つ苦さで好き嫌いが分かれ、もう一度この苦さを味わいたくて観...
映画の持つ苦さで好き嫌いが分かれ、もう一度この苦さを味わいたくて観に行く事がある。この映画は辛い、しばらく見ないでしょう。だからと言って高水準は変わらない40.50年代のミュージカルの要素巧みに取り入れた手腕は立派だ。
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