ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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ようこそララランドへ
と始まりから惹きこませてくれてたのに、最後の最後でいきなりあんな現実的要素、ヒドイ!!!
わたしにはあのラストを前向きに捉える術がまだ備わっていません。(笑)
でも本当に本当に魅力的な作品でした。
日本よ、これが映画だ。
という言葉が浮かんできました。
色鮮やかな衣装やエマストーンのダンスシーンはとにかく可憐...
黄色いドレスが本当にお似合い。(惚)
主演二人は最初、別の二人だったと何かで読みましたが、最初の二人だったらたぶんみてなかったです。
ライアンゴズリングとエマストーンに心の中で拍手を贈ってます。(パチパチパチパチ)
ミュージカルを“皮肉”と“癒し”に。
ミュージカル映画を見ないし、ディズニーでよくあるミュージカルも苦手。突拍子な踊りに馬鹿馬鹿しさを感じていた自分。
この映画に関してもそうだった。少なくとも序盤の方は。
映画始まって早々、ほんとのほんとに早々にミュージカルが始まる。ここで自分の中でこの映画のリアリティラインが下がった・・・と思いきや、歌詞の内容が結構気になった。
なぜなら明るいメロディではあるもの、楽しげに皆歌ってはいるものの、歌詞はなにかを予見させるような語りが散りばめられていた。
実際それは映画本編のことを語っており、これから始まる、切なく、しかし見た目は甘い雰囲気を示していた。
突拍子なミュージカルかと思えば、いきなり現実のように振る舞いだす転調も飽きさせない作りだったと思うが、なにより全うにミュージカルを見せている。
どこかレトロチックで、悪く言えばクサい。けど映画のカット割りが基本的にユニークで見ていて苦しくは感じなかった。案外カットも早く、テンポも早め。
しかしそんな飽きさせないミュージカル部分が中盤でパタリと起きなくなる。比例して物語は夢と現実の狭間で揺れ動く二人の話になる。
目指す夢は好きなのか嫌いなのか、今やってることは夢の道すがらなのか、違うのか、諦めたのか、諦めていないのか。
その暗い雰囲気に、観ている側はあれだけ馬鹿馬鹿しくクサいミュージカルを序盤に見ていたにも関わらず、二人の行く末の不安から、序盤の甘ったるいミュージカルが欲しくなってくる。“癒し”としてのミュージカルが欲しくなってくる。
その厳しさは、ミュージカルがまるで二人の超理想を皮肉っていると感じられるほど。
そして終盤。観ている側は「現実」を思い知らされる。
「確かにそうだが、そうであってほしくなった」という気持ちが沸き上がるなかで、久し振りのミュージカルが流れてくる。
そのミュージカルはまさに、我々観ている側が願い、望んでいたものそのものだった。ミュージカルに“癒し”を見出だした瞬間だった。
しかしそれはどこをどう見たって現実から剥離した、演出された“ミュージカル”。現実はそうではない。
けれどこの厳しい現実も、二人が目指した夢のカタチなのだから否定は出来ない(多分若い人は同意できないだろう)。
観ている側も、二人を笑って見送るのが一番だろう。それでいいと思う。
二人はまだ、ミュージカルのような超理想の、夢の途中なのかもしれないから。
男性目線のミュージカル
豪華なディナーのような映画
美しさに引きこまれる、そんな映画
若い人達がミュージカル映画にハマるきっかけであり、往年のミュージカルを知る人にも楽しませてくれる映画だったと思う。
最初に、本当に音楽と歌が素晴らしい。
それだけでも見るべきだと感じる作品。
ハリウッドでくすぶる2人が出会い、恋に落ちていくストーリーは正直、目新しいものではない。しかし、キャストと映像、そして、ミュージカル映画自体の見せ方が秀逸。さすがセッションの監督。ユーモアに溢れるシーンも多く、決して浮世離れしないストーリー。これは映画館の大きなスクリーンと音響で絶対に見るべき!!!
評価を3.5にしたのはストーリーの後半にもっとえぐみや壮絶さを期待し過ぎた自分がいたので。思ったよりもソフトな着地だったと感じてしまった。。
切なさと感動を覚える作品。
前評判が高いだけに、若干の不安も抱えつつ試写で鑑賞。
結果、観て良かったと思えた作品でした。とても良かったです。
とにかく、切なさが心に残ります。
夢を追う事について考えを巡らせつつ、また観たいと思う作品でした。
切ない
カラフル可愛い
アカデミー賞ノミネートされる前からアメリカで話題になっていて気になっていた作品。早く観たくてうずうずしてたけどやっと観れた!
ロマンス映画だと思ってて、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが頑張って夢を追いつつ幸せになるんだろうなと思ってたらまさかのラストでちょっと切なくなった。
夢を追う2人は色々と寄り道とか回り道しながらもまっすぐで自分もこうやって夢を追うことのできる強い人間になりたかった。
セットや衣装がカラフルで可愛かった。特にエマ演じるミアとミアのルームメイトたちなど女性陣の水着やドレスなどの服が可愛かった!ストーリーだけじゃなくて視覚でも楽しめる映画って感じ。
音楽は個人的にあまり詳しくないし、ジャズはあまり好きではないけど楽しめた。ライアン・ゴズリングのピアノはかっこいいし踊りも可愛い。City of Starsはすごく頭に残ってしばらく離れなかった。笑
誇大広告に注意!
アカデミー賞14部門ノミネートやゴールデングローブ賞に騙されます。
これって映画好き、映画マニアの為の映画ですよね。
最新技術に小ネタのオンパレード。
分かる人には分かるでしょうが、知らない人にとっては全く意味がない。
ただ隠れた良品映画としてならいいですが、子供からお年寄りまで、誰が見ても感動できる超名作です、
と言われたら、それは嘘でしょう。
役者も監督も素晴らしい水準で平均は遥かに超えていますが、この広告の仕方はおかしくない?と感じました。
ハードルを上げ過ぎられて、せっかくのいい映画を残念に感じられる方が増えてしまう逆効果になっている気がします。
出来るだけ前知識なし受賞歴なしで見れていたら、
もっと好印象になったはずで、残念です。(>_<)
映画の内容は、JAZZ好きの監督が作るだけあって音楽は上質、演出もJAZZっぽくフェイクとオシャレ感が効きまくっています。
チャゼル監督ってJAZZを広める為に映画監督やってる感じがありますね。
ストーリーはちょっと実体験を重ねて作っているように感じました。
まあ古風な音楽と映画が好きなのね!って感じで
ビバップ全盛からミュージカル黄金期のネタを上手く入れ込んできましたね〜って技に感心します。
その辺の技とセンスは凄いとしか言えませんが、描かれる人間、人生に深みがないというか、やはり監督自身が若いからなんでしょうか、
心の奥深くからの感動ってのは感じられません。
音楽好き、映画好きなら充分楽しめるでしょうが。
とにかくハードル上げ過ぎはいけません!T^T
オシャレな音楽と映画ネタの大人の恋愛映画としてなら大いに評価します。^ ^
個人的に凄く好きな作品でした!
非凡な演出の王道ストーリー
予告みても予想つかない展開とジョンレジェンド
オリジナルっていうのが凄い。
クラシカルなのに撮り方は新しい。
舞台劇を見ているかのよう。
ミュージカルは好きじゃないけどこれはイケる
朝が来たら明日になる
主演2人は歌も演技も本当に素晴らしかったです。夢と現実がミックスした世界観、演出には一瞬で引き込まれました。セブとミアのキャラクター、それぞれの夢、現実の見せ方は新鮮でした。いやあ、ああゆう見せ方があるんだなぁ。
ちなみに同じくデミアン・チャゼル監督の「セッション」を本作鑑賞前に見ていましたが、本編中セッションと近い部分も色々見受けられたと思います。(例えば、ピアノを演奏するセブとそれに合わせて踊るミアをカメラが移り移り撮ってるとこ、セブがジャズを狂愛してるとこなどなど)
ラストは展開的に夢のままで終わったら切ないぞ!!!!!泣、と思ってたら、ちゃんと2人とも救われました(と僕は見てて感じました)。夢がお互い叶ったことが確かめられ、微笑み合い、
The End.
「朝になったら明日になる。」良い歌詞だなぁ。
君の名は。に続き、憎めないリアルでハッピーなリア充を発見できましたよ。
100点!
えっ、こんなんでいいの?
今年2017年のアカデミー賞本命と噂されている映画です。
きっとこの映画『ラ・ラ・ランド』が今年のアカデミー賞を射止めるのではないかとぷー子も思っています。
だって、映画評論家のレビューを読んでいてもすっごいハイプ(誇大広告)なんですもの。
このハイプでアカデミー賞受賞にならないと、この映画は正真正銘のクズだってことになります。
ぷー子はこの映画をベネチア国際映画祭のオープニングで観ました。
映画のはじまりにエネルギーがあって、ノリノリで、かっこいい!
ハイウェイを閉鎖して、百人くらいのキャストを使ってのどんちゃん騒ぎ。
制作にお金かかっているなあ、と感心したよ。
だけどね、映画が進むうちにつれてエネルギー切れ。
ロマンチックな恋愛物語が、こんなにつまらなくていいの、と思ってしまった。
映画鑑賞中、あくびの連発。
エマ・ストーンの演技はいつものように素晴らしかった。
だけど歌や踊りになると、あれでいいの? と思ってしまった。
ベネチア映画祭で最優秀女優賞を受賞したんだけどね。
でもそれもね、「売れない女優が努力して成功する」という役が審査員の心をくすぐったみたいよ。
彼女のハスキーな声は素敵なんだけど、歌唱力にパワーがない。
踊りも、らららー、と手を抜いて踊っていた感じ。
ライアン・ゴズリングはいい役してました。
ピアノを弾いている姿もキマってたしね。
だけどライアンもエマと同じで、あまりダンスに歌に、の役者ではない感じがした。
どうせミュージカル映画に出演するんだったら、もうちょっとダンスや歌の練習して欲しかったな、と残念な思い。
この映画『ラ・ラ・ランド』は、ミュージカルだから音楽についても書いておかないと。
音楽を担当したジャスティン・ハーウィッツと監督は昔からのチーム。
今回の音楽も彼が担当している。
まあ耳に残る音楽を作ってはいるんだけど、でも、でもね、これでいいの?
おフランス映画『ロシュフォールの恋人たち』から音楽をパックってない?
似たような曲があってもいいと思うけど、あからさまにパックってはダメなんじゃないの?
『ロシュフォールの恋人たち』もミュージカルなんだからさ。
どうせパクるなら、他のところからこっそりパクろうよ。
監督のデミアン・チャゼルは、当たり外れが多い監督だと思う。
彼の前作『セッション』はすごいよかった。
でも彼の処女作、『Guy and Madeline on a Park Bench 』では、こけたわ。
これもラブストーリーだったな。
チャゼル監督には恋愛物語は向いてないかもね。
だけど『セッション』でアカデミー賞作品賞を受賞できなかったものだから、チャゼル・ファンの映画評論家のお方たちが、「今度はぜったいチャゼルにアカデミー賞を取らせるぞ」って躍起になっている感じがします。
だから今回はアカデミー賞を受賞できるかもね。
まあだから、ってわけではないけれど、観ておいた方がいい映画かもしれません。
夢工場のハリウッド的ミュージカル映画
物語、ミュージカル、色彩.....色々楽しめる映画だった。
特に色のエフェクト、すごい。
加工すぎって感じもあるけど...
見終わったらさすがハリウッド夢工場だーと思えるし、その特徴として分かりやすくできている。特に印象深かったのはミヤが最後のオーディションで歌うシーンだった。ミュージカルでこの映画の伝えたがっている「芯」を呈示するのが感動的でこの映画の一番のとりえだとも思う。
だが最後の部分の処理に関しては、とても残念に思う。エンディングの話ではなく、遠回りして二人の出会いを最初から幻想?のようには見せるのが????と思っちゃう。よくわからないし、その前も確かにこう思いが示されるシーンを連続して編集したりするゆえ、ややこしいなーとか、また?とかもう見飽きちゃう。
でもやはりこういう夢の話を見ると人は前向きになったり、満足したりする。特に日本人はこういうようなハリウッドの話が好きだから、評判がいいのも決まっている。
観るべき!!
すごいです!
プロフェッショナルが作る映画だと思った。
緻密に計算されたカメラワークと俳優の動き。照明、音楽、そして完璧なダンスに歌。パーフェクトだと思った。
カットを切らず、超長回しのワンカットで撮影されているのが、まるでミュージカルの「舞台」をそのまま見ているようだった。
セッションの時にも思ったけど、ワンカットで撮る手法が本当に面白い。演奏の生々しさやミュージカルの臨場感を表現するのに最適に思う。
特に、最初の渋滞のシーンは圧巻。
数十人の俳優が入れ替わり立ち替わり歌い踊うのを全てワンカットで撮影するのは、まるでMVのよう。それを映画でやっちゃうパワーがスゴイ!
180度展開していく現場で、裏方の見切れや影が出るのを防ぎながら撮影するのは至難の技だろうと思う。何テイクやってんだろ。
長回しでの撮影は、撮られる方にもとんでもないプレッシャーがかかると思う。ピアノの演奏シーンでは、よくある「手元のカットはプロの演奏の差し替え。」もなく、全部ワンカットで俳優自身が演奏していた。それなのに、練習してます感はなく手慣れているように見えた。素人目線から見ると、プロの演奏に見えるくらい上手。長回しのなかでも、自然な演技、完璧な歌にダンスに演奏、本当に素晴らしかった。
もう一回、大きなスクリーンで観てみたい。
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