ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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ララランド ヤバい。
凄い映画を見てしまった…演技 音楽 演出 どれも最高。 更に話の持っていきかたも今まであったよくある恋愛映画っぽい展開かと思いきやそれを全部ぶち壊してます。ラストの余韻はヤバいです。誰かと意見を交わさんと爆発してしまいそうになります。普段レビューとか書かないたちなのに書かずにはいられなくてこれを描いたぐらいですから。
まあともかく冒頭のミュージカルパートはともかく必見! これだけの為に何回観に行ってもいいと思えるぐらい素晴らしい。音楽とダンスが気持ち良くマッチしています。てかミュージカルパートはすべてよかった。
この映画は前半、後半でかなり雰囲気が変わってきます。後半はちょいシリアスって感じ。そしてここの話の流れは、時間が行ったり来たりしてsf映画のパラレルワールドをおもいだす感じです。いろんな世界線が存在していてこれはあり得た未来だったのか、ただの理想なのか…どれが現実なのかすらも分からない…この辺りは色々考えると様々な解釈ができてキリがないです。是非この辺りは人と話合いをしてみて欲しいです。多分観る人によって違う解釈をするはずです。
観た人が色々な感想を持つことができ、そして尚且つ観る人を選ばない万人向きな素晴らしい映画だと思います。はやく知り合いと語り合いたいです。
完全なオリジナルなのにこの素晴らしさ!!
ミュージカル映画でクラシック風な雰囲気を出している。舞台はL.Aで有名なスポットを舞台にライアン・エマが踊り歌う。お互い夢を叶えるためもがいている中、どちらかにチャンスが巡ってきた時応援はするが何故か自分は惨めだと思ってしまう。そこからお互いの意見が食い違いすれ違いが生じてしまう。どこでも誰でも起こりうる状態。最後の10分は…
LA LA LAND
映像が美しい!!
エマ・ストーンはウッディ・アレン監督の「マジック・イン・ムーンライト」と「教授のおかしな妄想殺人」で2作連続のヒロインだった。このイメージが頭に焼き付いていて離れない。ウディ・アレン監督でニューヨークだったらジャズも様になるのではないかと思ったり、もっと気の利いた台詞があり、もう少しおちゃらけた皮肉のストーリーがあるだろうにと考えながら観てしまった。私のおかしな妄想なのだが……。
まあ、非常に素晴らしい映像の美しい映画だった。“アカデミー衣裳デザイン賞”は確実でしょう。冒頭の渋滞ハイウェイで車のボンネットや屋根で群舞、踊るシーンの華やかなこと、綿密に計算された衣装の色の配色が凄い。また、エマ・ストーンの着るドレスがカッコいいのだ。黄色いドレスがよく似合う。。
そして、ジャズでミュージカルと言えばタップダンス。タップダンスシーンは「 ソフィスティケイティッド・レディ」を思い出すような雰囲気でよかった。
ストーリーは締まりのないありきたりな感じで、どうも馴染めない。夢のような映像を見せられて、あの現実じみたラストの締めくくり、あれは個人的には残念でした。
とにかく観て
良かった。ミュージカルが苦手な私もめっちゃ楽しめた。とにかく観て、と言いたい。
冒頭のシーンからとにかく心が躍る。普通の人たちの暮らしなのにこれほど夢たっぷりに描けるのがスゴい。胸が躍り、少しほろ苦い。
恋愛映画でもあるけど、これは映画と音楽の力を信じている監督による、夢を追いかける人たちへのエールだ。いろんな意味で、これこそがハリウッドだと思わせられた。
あと、ジョン・レジェンドめっちゃ出てた。
余韻までの映画体験
絶対見に行くと思ってたところ、試写会に誘われ、1回目拝見。
エマ・ストーンが『ミュージカル映画よ』と言ってましたが、《ザ・ミュージカル》!というよりミュージカルの要素やシーンが散りばめられたドラマ性がしっかりとした映画です。
山ほどミュージカルを見てきた者からしたら派手なミュージカルという印象より、より現代らしく仕上がった自然なミュージカルです。ミュージカルの不自然さに嫌悪感を感じる人もこれなら自然に見れるんじゃないかな?
往年のミュージカルはもちろん、ほかにも様々な映画へのオマージュを想起させるようなシーンも多く、映画好きならより萌えます。監督の色んな映画へのリスペクトと愛を感じます。
アカデミー賞がどうのとか、タイタニック以来のとかの話題性なんかほっておいて、作品を感じてほしいです。
『セッション』の時からとんでもないセンスだなと思っていましたが、ディミアン・チャゼル監督のセンスは、はっきりと他と違うのにマイノリティ向けでもなく、センセーショナルで、バランス感覚がすごいなぁと思います。
そして、若い監督だからこそ、夢に生きる儚い若い魂を賛美する感覚が新鮮なんだろうと思います。
期待し過ぎて見るのはよくありません。
お話は時間の経過と共にレイヤーのように深みと複雑さをもって、どしっとラストを向かえます。消化不良のものもエンドロールとともに心にゆっくりと落ち着いていき、美しさと、はかなさと余韻を残していきます。
見終わったあとの方が思い返してはぐっとくるのではないでしょうか。
見る前からサントラを聞いていましたが、見たあとはもっともっと聞きたくなってぐっとくる音楽でした。
いい映画というのは、余韻が大切ですね。観ている間だけでなく、そのあとも映画体験をさせてくれるのがよい映画なのだと、私は感じています。
また見に行きます!
期待して見るとそうでもない
音楽、ミュージカルシーンすごく良かった
ただストーリーがありきたりで
繰り返し見たいというより繰り返しサントラで聴きたいって感想が出る映画
アカデミーのノミネート数だとかいろんな期待値上がりすぎてたからかそうでもないなという感想になってしまった
歌もダンスも衣装も見所は満載。
ストーリーは単純ですが、見せ方が上手いです。歌もダンスも効果的に挿入されて高揚感があります。エマ・ストーンの衣装が目まぐるしく変わりそれだけでも見ごたえあります。結末は予想外でしたが、夢のあるラストではありました。ピアノの演奏も素晴らしいです。
ミュージカル要素はそんなに強くない
ミュージカルが苦手な人でも観られる映画だと思います。
ジャズ、ピアノ、歌が素敵で楽しい。聞き入る。
エマストーンの可憐さ、そしてファッション、メイク、髪型にも注目してください。
とても魅力的です。
最後のシーンは胸が締め付けられます。
グイグイ引っ張る音楽の力
冒頭からミュージカルと音楽のパワーで一気に観客の心を惹きつける。
デイミアン・チャゼル監督の音楽の使い方の素晴らしさは前作セッションでも既に折り紙付きだが、今回もやはり凄い。
夢と現実の狭間でもがく二人の甘く切ないラブストーリーというと陳腐だが、ある意味そんなベタな展開でもミュージカル&音楽パワーで落涙。
変なたとえだが、トルネコが武器屋持てて良かった感がライアン・ゴスリングにはあった。
確かにこのご時世にいい気なもんだ感はあるのかもしれないが、映画くらいいい気にさせて貰ってもバチはあたらない。
万人に勧めやすい、普段映画観ないような人にも安心して勧められる映画だと思います。
最初は歌とダンスの印象が強くミュージカルを見ている感じでしたが、途...
最初は歌とダンスの印象が強くミュージカルを見ている感じでしたが、途中からストーリーが見えてきて、切なくも感動的なお話でした。
とってもよく2時間あっという間です!
主演の2人はとてもお似合いだしエマ・ストーンがほんと可愛い!
服も映像も素敵でした!
ロサンゼルスを舞台にした素敵なミュージカル
現代のロサンゼルスを舞台にした素敵なミュージカル映画だ。女優を目指す主人公がジャズピアニストの男性と出会い、恋に落ち、お互いの夢を目指す。
挫折しそうになる主人公に大きなチャンスが訪れる。恋人のジャズピアニストは、今が夢を叶えるために頑張る時だと主人公を励まし見送る。
それから、季節は巡り5年後、主人公は6年前にアルバイトをしていたペストリーショップに現れる。アルバイトをしていた頃、夢み憧れていた女優として。
夢を目指す青春とその中での出会い、そして、その数年後を描く。楽しく、そして、余韻の残る、甘く切ない素敵なミュージカル映画だ。
ハッピーでしょ
31本目。
二人が醸し出す空気が良かった。
こう言う作品観ちゃうと、敵わんなぁって思う。
先週、ナイスガイ観たせいか、ライアン・ゴズリングで笑ってしまう。
阿部寛と何かキャラが被ると言うかツボ。
またJK ・シモンズはじめ何人かドラマで観た役者さんが出てから嬉しかったな。
3回涙した。
のっけからのミュージカル仕立てにびっくりしましたが。
それほど「ミュージカル、ミュージカル」はしてないかと。
「夢と現実」のはざまで悩む、若者たちというシンプルで永遠のストーリ。そこに切ない音楽が重なることで、胸を打ちました。
ミアが歌う歌詞がもうズキズキ来るんだなあ。そしてあの哀しげな表情。たまりません。
そしてラスト前の畳みかけるような演出に、思わず飲み込まれての、ジ・エンド。そうきたかー!!
唯一の不満は。もうちょっとJ・K・シモンズ使ってほしかったなあ。ファンなのでね。
余韻に浸れる、いい映画でした。
ようこそララランドへ
と始まりから惹きこませてくれてたのに、最後の最後でいきなりあんな現実的要素、ヒドイ!!!
わたしにはあのラストを前向きに捉える術がまだ備わっていません。(笑)
でも本当に本当に魅力的な作品でした。
日本よ、これが映画だ。
という言葉が浮かんできました。
色鮮やかな衣装やエマストーンのダンスシーンはとにかく可憐...
黄色いドレスが本当にお似合い。(惚)
主演二人は最初、別の二人だったと何かで読みましたが、最初の二人だったらたぶんみてなかったです。
ライアンゴズリングとエマストーンに心の中で拍手を贈ってます。(パチパチパチパチ)
ミュージカルを“皮肉”と“癒し”に。
ミュージカル映画を見ないし、ディズニーでよくあるミュージカルも苦手。突拍子な踊りに馬鹿馬鹿しさを感じていた自分。
この映画に関してもそうだった。少なくとも序盤の方は。
映画始まって早々、ほんとのほんとに早々にミュージカルが始まる。ここで自分の中でこの映画のリアリティラインが下がった・・・と思いきや、歌詞の内容が結構気になった。
なぜなら明るいメロディではあるもの、楽しげに皆歌ってはいるものの、歌詞はなにかを予見させるような語りが散りばめられていた。
実際それは映画本編のことを語っており、これから始まる、切なく、しかし見た目は甘い雰囲気を示していた。
突拍子なミュージカルかと思えば、いきなり現実のように振る舞いだす転調も飽きさせない作りだったと思うが、なにより全うにミュージカルを見せている。
どこかレトロチックで、悪く言えばクサい。けど映画のカット割りが基本的にユニークで見ていて苦しくは感じなかった。案外カットも早く、テンポも早め。
しかしそんな飽きさせないミュージカル部分が中盤でパタリと起きなくなる。比例して物語は夢と現実の狭間で揺れ動く二人の話になる。
目指す夢は好きなのか嫌いなのか、今やってることは夢の道すがらなのか、違うのか、諦めたのか、諦めていないのか。
その暗い雰囲気に、観ている側はあれだけ馬鹿馬鹿しくクサいミュージカルを序盤に見ていたにも関わらず、二人の行く末の不安から、序盤の甘ったるいミュージカルが欲しくなってくる。“癒し”としてのミュージカルが欲しくなってくる。
その厳しさは、ミュージカルがまるで二人の超理想を皮肉っていると感じられるほど。
そして終盤。観ている側は「現実」を思い知らされる。
「確かにそうだが、そうであってほしくなった」という気持ちが沸き上がるなかで、久し振りのミュージカルが流れてくる。
そのミュージカルはまさに、我々観ている側が願い、望んでいたものそのものだった。ミュージカルに“癒し”を見出だした瞬間だった。
しかしそれはどこをどう見たって現実から剥離した、演出された“ミュージカル”。現実はそうではない。
けれどこの厳しい現実も、二人が目指した夢のカタチなのだから否定は出来ない(多分若い人は同意できないだろう)。
観ている側も、二人を笑って見送るのが一番だろう。それでいいと思う。
二人はまだ、ミュージカルのような超理想の、夢の途中なのかもしれないから。
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