ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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切ない
正直、途中まで、なんでこれがアカデミー賞最有力候補なんだ、と思いながら観てました。ラブラブになって些細なすれ違いで別れて、でもそれを乗り越えてハッピー、やっぱり夢は大事よね!という映画なんだろうなと。最後のwinterで全部持っていかれた。彼女の結婚相手が個性のない金持ち、言ってみれば絶好の嚙ませ犬に見えたので、別れた彼と再会して焼けぼっくいに火がつくのかな、と想像した。でもそんなことはなく、おそらく旦那とも色んな事があって今の彼女になったんだろう。後悔している訳でもない。でも彼女は一瞬、別れた彼と添い遂げた未来を夢見た。それが本当に美しく、ノスタルジックで…最後に微笑み合うふたりの表情にやられた。
革命的新古典
ミュージカル映画としてどうなのか。
古き良き、
とくかく最後まで見るべし❗
冒頭のハイウェイシーンで期待が高まったが、そのあとあれ?期待しすぎたか?となったけど、もう後半はハートをわしづかみにされあっという間でした。
撮影方法が多様で面白い。
音楽がいい。
主演の二人のエンディングの演技にぐぐぐーと引き込まれてた。
『セッション』も知らず知らず没頭しててエンディングを迎えたけど。これも同じ。
3ヶ月で習得したという主演のピアノもすごい。
とにかく最後まで見ればこの映画の素晴らしさがわかると思います。
切なすぎる
鳥肌モノのオープニングの華やかさにあいまって、ラストが切なすぎて言葉が出ませんでした。
さすがデミアン監督、単純には終わりませんでした。
ライアンの演じた堅物、偏屈男の設定とエマの明るい単純女の設定があの切ないラストを受け入れさせる伏線になっているのは上手いなぁと思いました。
ライアンゴズリングの垂れた前髪と微かな笑みが切なさに輪をかけてたまりませんでした。
また前半の華やかな色彩の画面構成がストーリーとリンクして後半はおさえた色彩へと変化させていく演出も素晴らしかったです。
古典ミュージカル映画に敬意を払いながらも新しい新世代のミュージカル映画を構築したのではないでしょうか。映画館で観るべき傑作です!!
華やかで切ない…
ずっと楽しみにしてたのでムビチケ購入して初日の朝1で鑑賞。
ハイウェイでのミュージカルシーンに始まり、目を惹く夕暮れのダンスシーン。
展望台での空中浮遊のキラキラ感。
前半は華やかなシーンでワクワク、キュンキュンの連続。
でもどちらかと言うと、お互いの夢を追いかけるために少しずつすれ違っていく後半の方が私には魅力的に感じました。ぐっとストーリーに引き込まれるのも後半から。
そして最後の切ない終わり方。ゴズリングの表情がすごくよかった。
あんな顔されたら戻りたくなるでしょ…でも新しい人生を歩んでいるミアは後ろ髪引かれながらも(古い表現(笑))前に進む。
1度の鑑賞では足りないので、とりあえず☆3.5。もう1度もっと細かいところまで観たいなって思いました!
最強ミュージカル映画
人生
大満足。
映像 演技 サウンド 全て完璧。
デイミアン・チャゼルもセッションに続いてあの若さでこれだけの映画を創りあげるのはすばらしい。
ミュージカル映画としても素晴らしいし、ありきたりなラブロマンスだと思いきやありきたりではなく心揺さぶられる展開に大満足。最後の切なさは異常。
エマ・ストーンとライアン・ゴズリングも「ラブアゲイン」と少し似た雰囲気での共演で観ていてどこか懐かしくもある。一方でラブアゲインでのライアン・ゴズリングのチャラ男とは違う紳士な今回のキャラクターとしてのライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの共演も素晴らしい。エマ・ストーンもとてもキュートで歌唱力も文句なし。キーン役で出演したジョン・レジェンドもさすがの歌唱力を披露してくれている。洋画、洋楽好きにもたまらない作品。さすがアカデミー最有力。大満足。自信を持ってオススメする一作。
凄く好き!
すごくよかった
うっかり夢見ることを優しく肯定してくれており、泣きそうになる。オーディションのシーンでエマ・ストーンのおばさんがパリで酒に溺れて夢の途中で死んでしまうという嘘か本当か分からないけど、そんなことを踏まえていても夢見ることを肯定している。成功の陰に何十倍も失敗して負けて野たれ死んだり、田舎に帰ったり別の道に進むことがあったとして夢を見ることを優しい気持ちで見てくれる。
クライマックスでもう一つの、何もかも希望が叶う人生の展開が示される。果たしてそれがいいか悪いかは何も言及されず、あり得たかもしれないというだけだったが、何とも言えない気持ちになる。
エマ・ストーンの一人芝居で客がガラガラ で、ああいう感じはオレ自身、しょっちゅう体験しているし、そんなものだという諦めもあるのだが、身につまされる。
ただ、ライアン・ゴズリング は見たまま大変なピアノの腕前だし、エマ・ストーンも結果的には演技の実力が大変なもので、そこに至るまでの物語では全くないのであった。実力がある前提の人たちのお話だ。
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