ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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エンターテイメントの楽しさ満載
LAで成功を夢見る人たちの物語
最初のダンスシーンからワクワクしちゃって、思わず拍手しそうになった
ここで描かれるのは、ミュージカルに、ジャズ、名画座の映画館などなど
最近のハリウッドから忘れ去られようとしているものたち
既に、クラシックとなりつつあるものたちを32歳という若手監督が極彩色の色彩豊かに描くところに、この映画の楽しさがある。
そして素晴らしいのは、音楽の数々
映画館を出ても頭を離れず、なんだか私も踊れるような気分になってるから不思議(笑)
最後の最後までワクワクドキドキしたし、途中で何回か泣いちゃうところもあったし
本当に楽しい映画だった〜 ♫
成田のIMAX®︎で観ました
IMAXの巨大なスクリーンだと、冒頭の高速道路の奥で踊っている人もくっきりと見えて凄いです。予告編が重低音が強烈なアクション映画ばかりだったので、繊細な音楽の再現力にも驚かされます。これは観る劇場を選ばないといけない映画かも。とにかく成田のIMAXは最高でした。
驚くべきアイディアに満ちた映画ですが、大画面で観ると何故か普通。けっこう心を揺り動かされるんですが、やっぱり普通。楽しかった?感動した?いいえ、普通。
もう一度観たい?ちょっと微妙。そんな映画です。主役二人に魅力を感じなかったからかも。
現実離れした夢のような素敵な場面が多いけど、タップシューズに履きかえてから踊ってみたりと何コレ?な部分も多かったような。
映画としては最高!
だけどラストが本当に肌に合わなかった。
ボディブローくらって鑑賞後はメンタルボロボロ。
ミアが有名女優になってからたった5年未満でもう結婚して子供産んでるところも?? だし、セブズで再会してお互いに「こうあれたら良かったよね」と思うくらいならお互いが成功した段階で再会しようとすれば良かったのに、と思ってしまった。
別れる前にミアから「ずっと愛してる」って言ったくせになー。
セブはまだ独り身っぽかったし、ミアがさっさと結婚なんてしてなければもっと良いエンドだったのにな。
ハッピーエンド至上主義としては到底受け入れがたい映画だった。
心に余裕がある時にしか観返せない。
美しくも儚い。
かっちりした結末がみたかったです。
今年の米国アカデミー賞作品賞の最有力なのが2月24日公開のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」です。既にアカデミー14ノミネートで、オスカー大量獲得の可能性は高いでしよう。試写会でも超満員の熱気のなかで大きな拍手に包まれて終わりました。
本作は、どこか懐かしいミュージカル作品。この昔風のミュージカルの世界に入れる人と、さっぱり解らんと拒絶する人とで、評価が真っ二つに割れる作品だと思います。ミュージカル作品というと、冷静に見るとどこかマヌケに見えてしまいます。だってアクション映画なら、例えばナイフで決闘し、最後に相手を刺しちゃうシーンとしましょう。刺したやつが、死んでしまうのでなく、突然歌いだして踊ってしまうわけです。廻りで見ている人たちも、踊り出して、つい止血が大事だろうって考えたりしませんかぁ?
なので本作にストーリー性を求めるのは酷なことだと最初から割りきってください。その分とにかく映像がファンタジックで、ふわッとした夢の国に包まれました。
もうオープニングからして、ミュージカル映画の歴史的快挙というべき、凄いシーンからはじまります。
朝通勤ラッシュで渋滞中の、ロサンゼルスの高速道路。くるまは全く動きません。しびれを切らした若者が突然、くるまから降りて踊りだします。そしたら何百人が、続々と高速道路で踊り始めるのです。これが本物の高速道路を貸し切っての一発撮りで、CGを使ってないから驚きです。カーブした高速道路の奥の奥の見えなくなるところまで、ずっとキャストが踊っていました。
プラネタリウムでのデートシーンでも、ワイヤーアクションで空中を飛んだりと、実に魅せてくれます。かと思えば、タップダンスを披露して、往年のMGMミュージカルの名シーンを彷彿させたりと、オールドファンへのサービスもぬかりありません。
まだ鑑賞を迷っているひとのために、少し内容もご紹介しておきます。
本作は、女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)とジャズライブの店を夢見るピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)が偶然出会って恋に落ちる、恋とアメリカンドリームの物語です。
全体は、起承転結を四季になぞらえて、春・夏・秋・冬の4つのパートに別れています。それに先だって、策ほど述べたプロローグが独立してあり、キャストたちが"逆境のなかでも諦めなければ、きっと夢は叶えられる"という作品のテーマを歌い上げれば、一気に作品の世界に誘われることでしょう。
春のバートは、出会いのバートです。
何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいたミアは、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入ります。このピアノ独奏のサブテーマ曲“ミアとセバスチャンのテーマ"は、ラストシーンにも登場する本作のキーとなる曲です。実は“荒城の月"をアレンジした曲ところが驚きです。この感傷たっぷりの演奏をライアン・ゴズリングは2ヶ月の特訓でマスターしていたとはとても思えません。
いずれにしてもセバスチャンと出会うきっかけとなるこの曲のシーンは、とてもドラマチックなものでした。
店に入って、セバスチャンの演奏に魂が惹き付けらるほど見入ってしまうミアの表情も印象的。運命の出会いを感じさせてくれました。
その後、偶然の出会いを繰り返していったふたりは、やがて恋に落ちます。
夏のパートは、恋がスイングするパートです。
夏の開放感に準えて、二人の恋もスイング、音楽もスイング、スイング!全編がジャズの夏です。チャゼル監督の主役は、本作でもやっぱりジャズなんですね。で今回は、ソフトにこんなにジャズって楽しくて、ロマンチックなのだよと言うことをさりげなく訴えかけていると思います。そして主人公は監督の分身となり、古きよきジャズの復権に奮闘するのでした。ミュージカルのパートも、よく聞いているとなにげにビックバンドですから、念がはいっています。
秋のパートは、恋がメロウに変化していくパートです。
映像も音楽もしっとりした秋色に変わります。あれほど仲の良かった二人にも、セバスチャンがジャズをやめるいったときから、隙間風が吹き出します。セバスチャンは店を持つための資金として、当面稼げるバンドの仕事に打ち込むと言いだします、しかしミアはお互いの夢の実現を固く誓い合ったのに、ジャズから離れるのは筋が違うと言い張るのです。セバスチャンにすれば、ジャズライブの店を持つ一時の方便のつもりでした。
ふたりは次第に疎遠になり、ミアにはパリでの大作のオーディションのチャンスが巡ってきます…。
冬のパートは、"タラレバ"のパートです。
前のパートより5年が経過していました。この間は、観客の想像に委ねられています。女優志望のミアとピアニストのセバスチャンの恋と成功はどうなったのでしょうか?このパートでは、いろんな結末に展開を見せてくれます。それは、「もしあ~だったら」というタラレバ表現でサービス精神旺盛です。でも、ヒューマンドラマが好きなものとしては、かっちりした結末がみたかったです。まぁ、ミュージカルとしては、こんな感じがいいのかもしれませんね。タラレバがブームなのかも(^^ゞ
こんなにファンタジックが満載の作品ならば、ストーリーそっちのけのラブラブなカップルには、バレンタインととホワイトデーを繋ぐ、恋が深まる今年最高のデートムービーとなることでしょう。素敵な人とぜひスクリーンにお出かけください。
エンディングの唄入り"City of Stars"も良かったです。
☆"City of Stars"
(YouTube)
☆La La Land - Full OST / Soundtrack (HQ)
(YouTube)
“ミアとセバスチャンのテーマ"は日本の滝廉太郎の荒城の月をカバーしたアレンジ曲。加えて、本作が鈴木清順監督の『トウキョウドリフターズ』(東京流れ者)をオマージュした作品であることと相まって、なかなか日本びいきな作品です。
若者向けではないかも
前情報なしでたまたまミュージカル映画か面白そうだなって観に行った映画でした。
ララランドだって楽しそうなタイトルって思っていたら中盤から雲行きがあやしくなりあれれ?でもハッピーエンドだよね?と思っていたら裏切られた。ストーリー自体も最初こそ丁寧だけどどんどん雑になっていくし…
ミュージカル映画を歌う割にはささやくような歌ばかりもっと盛り上がるような曲も欲しかった。
総合的に私には泣けるポイントもあまり共感できるところもなかった。ただ演技と映像はとても素晴らしかった。
あとこの映画は多分歳を重ねた大人のための映画でもっと人生を重ねて夢を取捨選択したその時にもう一回観た胃と思った。
映画の奇跡を無理矢理起こすデイミアン・チャゼル
開幕で完全に心を掴まれたらあとは身を任すだけ!夢を追う2人の四季が素晴らしい楽曲にノせて怒涛のテンポとあの手この手で描かれる。過去の名作を踏まえてそれらより更に高く跳ぼうとするデイミアン・チャゼル監督の姿勢に拍手。この人は映画の奇跡を無理矢理起こしてしまう人だ
『ニューヨーク・ニューヨーク』の魂が救われたことが嬉しい。監督のスコセッシは同作について「昔のハリウッド映画にあった人工性を肯定的に描く/同時に芸術家の生き方や生々しい感情を新しい視点から表現してみたかった」と語っている。まさにチャゼルが『ラ・ラ・ランド』でやったことでしょう!
『ラ・ラ・ランド』"La La Land"はロサンゼルスつまりLAのことやしまさにこれは「ロサンゼルス版『ニューヨーク・ニューヨーク』」!…というとなんかわかりにくいけどまあそういうことなんだ
スコセッシが『グッドフェローズ』のテンポ感で『ニューヨーク・ニューヨーク』を描いていたら『ラ・ラ・ランド』みたいになったのではと夢想…
俺が抱かれたいライアン・ゴズリングと俺が愛しているエマ・ストーンも相変わらず最高!他にも色彩がどう(作品全体の色彩が物語のトーンとリンクしている!)とか演出がどう(長回しへのオブセッション!)とかクライマックスがどう(『巴里のアメリカ人』!)とかあるけどみんな言うだろうけん割愛
『ラ・ラ・ランド』は色んな角度から好きになれる(もちろん嫌いにもなれる)作品やけど俺はまず何よりも『ニューヨーク・ニューヨーク』の魂を救ってくれた作品として大好きだな
エマ・ストーンが歌う"Audition"に「少しの狂気が新しい色を見せる」という歌詞があるけどデイミアン・チャゼルは「狂気の先にこそ芸術の革新が生まれる」と信じている狂気原理主義者(なんて言葉は無いけど)やな。『セッション』はまさにそれだけを描いた作品だったし
『ラ・ラ・ランド』も狂気的なまでに作り込まれた作品
映像・音楽・俳優の演技全てがハイレベル
褒められすぎ
単なるサクセスストーリーかと…
単なるサクセスストーリーかと思って観に行ってたけどやられた…
ネタバレ有り注意
ラストに向かって物語はいっきに5年の歳月が流れます。
5年後の二人は…
別々の道を歩んでしまっています。
今回というかいつもなんですが、一人で観に行きました(*´ω`*)
独身のいい歳をした男が一人で観る映画ではないかも
しれないけど…でもね、それもありでした( ^ω^ )
もしもあの時こうしていたら…
◯◯出来ていたら…
私の場合は後悔だらけなんですが。゚(゚´ω`゚)゚。
皆さんはそう思う事はないですか?
この映画の二人はどうなんでしょう?
エマ・ストーン演じるミアは女優として成功し、人生でもかけがえのないパートナーを得ています。一方ライアン・ゴズリング演じるセブは…
旦那さんと出かけたミアは、ジャズが漏れ聞こえる店でなぜか足がとまり、そのまま店に入っていきます。目に入った店の看板、そこに書かれていた店名、それはかつて自分がセブの為に考えたものでした。
席に着いたミアはステージにセブの姿を見つけ、セブもミアに気がつきます。そしてセブが弾き始めたピアノとミアの思いが物語を紡ぎはじめます。
もう一度観たいっと久しぶりに思えた映画です。
いや、凄いよ
ちょっと予想と違ったけど
OPのワクワク感から恋の始まりとミュージカルの世界に夢のような気分に浸っていたが、だんだん普通の映画になって、妙に現実的な結末に静かにショックを受けた。なんとなく釈然としない気分で映画館をあとにしたが、私は違う結末を期待していたせいなのだろう。
それでも久々にうっとりする映画だった。
色彩あふれる映像に、エマ・ストーンの表情も美しく、ライアン・ゴズリングも年を重ねてきみに読む物語の頃よりずっと素敵だと思った。
サントラも気になる。
ロマンティックミュージカル
IMAXで鑑賞しました。
映画公開前からサントラ(輸入盤)を聞き続けていたため、鑑賞時は知っている歌が流れると鳥肌が凄かったです!
これは、音楽映画を楽しむためのポイントの一つとしてよくします。個人的にはおススメです!
セッションを彷彿とさせるような音楽や撮影シーンなどがあるため、セッションを鑑賞した人はより楽しめると思います。
演技や音楽だけではなく、ダンスやファッション、ストーリーも非常に良かったです。多くの賞を受賞するのも納得です。個人的にはエマ・ストーンが特に良かったですが、総合的に評価できる素晴らしい作品です。
また、夢というのは自分が本当にやりたいことを叶えることが重要だということを改めて感じました。
ロマンティックが止まらない
この映画のモチーフであるジャズのように、オールドファッションに見える内容が、アレンジの効いたアイディアあふれる撮影技術と、主演の二人の息の合った演技により、全く古めかしく見えません。
センスのいい音楽と歌、しゃれたダンス、そして二人の恋のロマンティックが止まらない。
私は特にライアン・ゴズリングのカッコよさが際立ってよいと感じました。
ただ、少しばかり賞レースのことが雑音になって、素直に楽しみ切れなかった気もしていて少し残念だったかも。
「よくわかんないけど、とにかく凄いってTVで言っていた」的な雰囲気で観に行くと、人によってはモヤモヤするかもしません。是非、素直に楽しんでくれることを祈っていますよ!勿論、せっかくですから映画館で。
人間賛歌
公開前から映画ファンの中で話題になっていた今作。レビューを観ると、賛が8割、否が2割といった感じだが、個人的には大傑作!
まずOP、もうここで一気に世界観に引き込まれて、つかみは完璧。
そこからヒロインの「ミア」とそのお相手となる「セブ」が出会い、恋人になるまでのシーンを音楽と踊りで美しく、そしてなにより楽しく表現している。(映画ポスターにもなったあの場面でのやり取りはお見事!)
しかし中盤から終盤へ行くにつれ、音楽の曲調や、場面の色使いが変化し、物語が現実味を帯びてくる。そしてレビューでも賛否両論があった「あのラストシーン」。自分としては素晴らしいラストだった。あのラストだからこそ、この作品がアカデミー賞作品賞にノミネートされたのではないかと感じた。
正直、中盤から終盤、そしてラストのように、人生とはこういうもの。得るもののあれば無くすものもある。だから選び取った「現実」に意味があり、これこそが人生、ひいては「人間賛歌」になるのだと思う。
だがしかし、映画としての表現は1億点!
ロングショットの多様、カラフルな色合い、大音量の音楽!そして個人的には主演だと思っているエマ・ストーンさんがチャーミングで演技も一級品!
とにかく美しい画と女優さん!これだけでも一見の価値はあると思う。
長くなりましたが、2017年ベスト10入り間違いなしの本作、映画ファンなら必見!!
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