ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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ハリウッドらしい楽しい映画
やられた
ミュージカル映画はあんまり、というか全く見たことない(ドラマのglee は大好きだけど)自分が楽しめるのか 不安だったけどそんな心配は開始数秒で消え去った。 まず何しろオープニングからタイトルが出るまでが素晴らしい。 夢見る者たちが集まる町 ハリウッド とそこで作り出されてきた作品達への強烈なラブソングになってて、タイトルが出た瞬間思わず拍手してしまいそうになった。
途中ライアン・ゴズリングのセリフで ロマンチックの何が悪い というのがあったけど、この映画はまさしくロマンチックで満たされている。 夢を追い、迷い傷つきながら惹かれあう二人が夢の町の中を歌い踊る姿はただ美しくて楽しくて 本当に楽しい。
ミュージカル映画だからそりゃそうなのだけど、キャラクターのエモーションが全て音楽を通して表現されるというのがこんなにも感動的だとは知らなかった。
そしてラストの、二人が手に入れられなかった物が音楽の中でだけ儚く切なく、しかし楽しく美しく展開するくだりは完全にやられた。 あれはズルいです。
エマストーンはもちろんかわいいし、表情一つ一つがキラッキラしてた。特に、あんな嫌なことがあった直後なのに「あ! 今日彼と映画に行くんだった♪」とすぐルンルンになる瞬間が可愛かった。
ライアン・ゴズリングは相変わらず、ぶっきらぼうだけどクールで優しくてかっこいい。しかもジャズピアニストって 最強か!
全編通して一度も緩むことなくエンターテイメントしてる一本だったと思う。 大大大満足。
ハッピーエンドか否か、それを問うのが主題なのでは
夢を追いかける若者が集まってくる場所、それがLALALAND。女優を目指すミアとジャズピアニストを目指すセバスチャンが恋に落ちていくのも、その境遇が似ていたからだろう。
しかし、華々しい夢とは裏腹に、うまくいかない現実に直面し二人は悩み、互いの関係までうまくいかなくなっていく。
印象に残っているシーンのひとつ。
女優としての自信を無くし、セバスチャンともうまくいかなくなりすべてをあきらめたミアが実家に戻り、追ってきたセバスチャンに言った言葉。
「今度オーディションに落ちたら二度と立ち直れなくなるかも」
華々しい夢を追うことは楽しくエキサイティングなことかもしれないが、恐怖や不安ととなりあわせでもあり、それに打ち勝つ強さがなければならない。
もう一度女優の道を目指すことを決意したミア。
自分のジャズクラブを開店することを決意したセバスチャン。
二人は互いに「愛している」と言いながら自分の夢にチャレンジしていく。
5年後、不意に再開した二人は出会った時の思い出の曲を聞きながら(弾きながら)あの頃、描いていた夢いっぱいの将来を回想する。夢を追い、実現させ、二人愛し合い、幸福で満ち足りた世界。それはまさにLALALANDであった。鮮やかな色使い、美しい音楽、ダンスで描かれるその世界は見るものをまさにLALALANDへと導く。
ミアは女優という夢を実現させ、セバスチャンは自分の店を持つという夢を実現させたものの、曲が終わり現実に戻ると二人は一抹の寂しさを胸に別れていく。
この結末について、ハッピーエンドなのか否かという議論が巻き起こっているというが、その問い自体がこの映画の明確なテーマなのではないだろうか。
二人のように、
人生とは、夢を見ることで輝く。夢を追いかけるから成長する。夢に破れそうになったときに強くなる。夢を実現させるために、大切な何かを捨てなければならない……
あえて、極彩色のLALALANDを結末にしなかったことで、人生における幸せとはいったい何なのだろうと考えさせられる映画になったのではないか。
とくに大学生や高校生など若者に見てほしい映画だと思う。
なんか懐かしい!
設定は現代だけど、なんか懐かしくて昔の映画を見ているようだった。序盤から見せる!聞かせる!そして楽しい!色彩豊かで映像がとても綺麗だった。割と自然に演技から歌へとつながっていくので、あまり抵抗がなかった。ストーリーもわかりやすくてぐいぐい引き込まれていきあっという間の2時間だった。ラストは非常に切ないが、ハッピーエンドではないほうが印象に残っていいと思う。あと音楽が良かったのでサントラも聞いてみたい!
脳内麻薬放出中
素敵でした
LA LA LAND見て来ました。
カタカナの題名ラ・ラ・ランドだとイマイチ伝わらないのではと思う。
デイミアン・チャゼル監督の『セッション』がとても良かったので楽しみにしていた。
オープニングのハイウエイでのモブシーンでグッと引き込まれエマ・ストーン演じるミアのシーンに移行。そのすぐ後ライアン・ゴズリング演じるセブのシーンに移るあたりは流石だなぁと思いましたね。1950年代のファッションや色合いでとても画面が往年のハリウッド映画を見ている錯覚を覚えながら古さは感じさせない。
車ひとつ取ってもまたニヤリ。
セブはジャズピアニストなんだがトラディショナルなジャズを大事にしている。その彼が乗ってるのが古いビュイックのオープン馬鹿でかくていかにも古き良きアメ車ってやつ!
そしてミアは売れない女優でオーディションを受けまくってる今を生きる女性。そのミアが乗ってるのがトヨタのプリウス。
かたやガソリンばら撒き車と低燃費ハイブリッド車と車一つとってもそこに映画のコンセプトが感じらて面白い。
またセッションに出演していたJ・Kシモンズも出ていてまたニヤリ
春夏秋冬という4つの構成がストーリーの起承転結と上手くマッチしていたしタイトルやエンドタイトルの文字のフォントも往年のハリウッド映画っぽくてまた良かった。
ダンスシーンや歌のシーンも良かったですね。
ストーリーはまぁありふれてるんだけどラストの見せ方は良かったです。
終わる頃にはじわっと涙が溢れましたね。
面白いか面白くないかだけで語るには惜しい作品
この作品は面白いかどうかで語るには勿体ない作品だと思う。
純粋に面白さだけで語るのなら迫力のあるアクション映画や痛快なサスペンスとかの方が上になってしまうからだ。
この作品はストーリだけ見れば夢を追う男女が愛と夢、どちらを取るべきかをミュージカルを取り入れて見せているだけなのだから。(面白さだけを追求するならこの作品のラストも違ってくるはず)
ただ映画としての出来で語れば他の作品なんか目でないくらい素晴らしい出来なのがこの作品である。
長回しの撮影と色彩豊かなシチュエーションで見せる美しい世界観。
キャラクターの心情を華麗な歌声やダンスで繊細に表現する俳優たちの演技力。
その魅力を掛け合わせたミュージカルシーンは、時には陽気に時には切なく、感情を揺さぶってくる。
筆舌に尽くしがたい衝撃の数々を与えてくれるこの作品は面白いか面白くないかで語るべきではない素晴らしい作品であった。
ブラボー!ハリウッド
ストーリーよりミュージカルが完璧。
「ラ・ラ・ランド」字幕版で鑑賞。
〈あらすじ〉
売れない女優と売れないピアニストが恋に落ちるミュージカルラブストーリー。
◎良かった所
・本当は初日に観たかったんですが、仕事と重なり翌日鑑賞しました。皆さんの仰る通り、オープニングから圧巻でした!\(^^)/渋滞した高速道路で、一人の女性が歌い始め、それに続くように車の中に乗ってた人々が出てきて踊りだし、車のボンネットの上や路上で華麗にダンス!躍動感溢れる音楽がめっちゃ最高。ワンカットなので、長回して撮る手法は、「バードマン」思い出しましたね~。もう一度記しますが、音楽がめっちゃ最高でした。(^^)
・映像がとにかく素敵。夜景をバックに、エマ・ストーンとライアン・ゴズリングがタップダンスするシーンが素晴らしい。
・ライアン・ゴズリングがピアノを弾くシーンがカッコいい。
・エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの迫真の演技力。
・ラスト10分は、切ない。ただただ切ないの一言。
◎気になった所
・ストーリーが割りと普通。
・歌やダンスシーンがちょっと少ない。
~まとめ~
・アカデミー賞受賞作なので期待して観に行きましたが、結構楽しめました。(^^)個人的にストーリーより、音楽が素晴らしかったです。
サウンドトラック欲しくなった(笑)
楽しく切ない名作
予想以上に切ない
ブラボー!
ラスト7分で、貴方の人生観が試される!?
いやぁ〜何が凄かって言うと・・・予告編の作り方やね^^;;;
あのハイウェイでのシーンは、タイトルロール前のツカミやし・・・
えっ!予告の大半は・・・・・ここでは語らない事にしときます。
芽の出ないジャズピアニスト・セバスチャンとオーデションに落ちまくってる女優志望のミアの出会いから、2人が夢を追い破れ再び追う日々が、春夏秋・・・とシーンにマッチしたサウンドとダンスで描かれます。
超美男美女じゃない2人が、妙にチャーミングなんですが、80年代を思わせる映像と衣装でのやり取りもGOOD!
でも・・・やたらとスマホとプリウスが出てくるので、舞台は10年前くらいから→現在へって感じにも妙にギャップを感じました〜笑
夢を追い破れ挫折する・・・
しかしチャレンジした者にしか次へのチャレンジや成功を体感することは、出来きない。
夢を叶えるために背に腹を変えられない道を選ぶセバスチャンと夢に果敢にチャレンジして失敗するミアに入った亀裂・・・
そして急転直下のチャンスがミアに!!!って部分からの最後7分を貴方は、どう観るかで、この作品の価値と評価は大きく変わります〜☆4.4
私は、えええええっ〜〜〜って思いました^^;
人生は、タラレバの連続・・・・私的には最後、、嫁にあんな顔されたのを知ったらショックやね・・・・><;
余談ですが・・・
最初予告を観た時に、エマ・ワトソンなら良かったのにって頭によぎりましたが、当初はやっぱり同じエマでもストーンではなくワトソンが演じる予定だったみたいです^^;
美女と野獣と天秤とラ・ラ・ランド、語り継がれる作品になるのはどっちかな!?
仕事柄、エンドロール最初に出てきたフォントに惹かれました^^!
夢を見させてくれる
エンターテイメントの楽しさ満載
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