ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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面白いか面白くないかだけで語るには惜しい作品
この作品は面白いかどうかで語るには勿体ない作品だと思う。
純粋に面白さだけで語るのなら迫力のあるアクション映画や痛快なサスペンスとかの方が上になってしまうからだ。
この作品はストーリだけ見れば夢を追う男女が愛と夢、どちらを取るべきかをミュージカルを取り入れて見せているだけなのだから。(面白さだけを追求するならこの作品のラストも違ってくるはず)
ただ映画としての出来で語れば他の作品なんか目でないくらい素晴らしい出来なのがこの作品である。
長回しの撮影と色彩豊かなシチュエーションで見せる美しい世界観。
キャラクターの心情を華麗な歌声やダンスで繊細に表現する俳優たちの演技力。
その魅力を掛け合わせたミュージカルシーンは、時には陽気に時には切なく、感情を揺さぶってくる。
筆舌に尽くしがたい衝撃の数々を与えてくれるこの作品は面白いか面白くないかで語るべきではない素晴らしい作品であった。
ブラボー!ハリウッド
ストーリーよりミュージカルが完璧。
「ラ・ラ・ランド」字幕版で鑑賞。
〈あらすじ〉
売れない女優と売れないピアニストが恋に落ちるミュージカルラブストーリー。
◎良かった所
・本当は初日に観たかったんですが、仕事と重なり翌日鑑賞しました。皆さんの仰る通り、オープニングから圧巻でした!\(^^)/渋滞した高速道路で、一人の女性が歌い始め、それに続くように車の中に乗ってた人々が出てきて踊りだし、車のボンネットの上や路上で華麗にダンス!躍動感溢れる音楽がめっちゃ最高。ワンカットなので、長回して撮る手法は、「バードマン」思い出しましたね~。もう一度記しますが、音楽がめっちゃ最高でした。(^^)
・映像がとにかく素敵。夜景をバックに、エマ・ストーンとライアン・ゴズリングがタップダンスするシーンが素晴らしい。
・ライアン・ゴズリングがピアノを弾くシーンがカッコいい。
・エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの迫真の演技力。
・ラスト10分は、切ない。ただただ切ないの一言。
◎気になった所
・ストーリーが割りと普通。
・歌やダンスシーンがちょっと少ない。
~まとめ~
・アカデミー賞受賞作なので期待して観に行きましたが、結構楽しめました。(^^)個人的にストーリーより、音楽が素晴らしかったです。
サウンドトラック欲しくなった(笑)
楽しく切ない名作
予想以上に切ない
ブラボー!
ラスト7分で、貴方の人生観が試される!?
いやぁ〜何が凄かって言うと・・・予告編の作り方やね^^;;;
あのハイウェイでのシーンは、タイトルロール前のツカミやし・・・
えっ!予告の大半は・・・・・ここでは語らない事にしときます。
芽の出ないジャズピアニスト・セバスチャンとオーデションに落ちまくってる女優志望のミアの出会いから、2人が夢を追い破れ再び追う日々が、春夏秋・・・とシーンにマッチしたサウンドとダンスで描かれます。
超美男美女じゃない2人が、妙にチャーミングなんですが、80年代を思わせる映像と衣装でのやり取りもGOOD!
でも・・・やたらとスマホとプリウスが出てくるので、舞台は10年前くらいから→現在へって感じにも妙にギャップを感じました〜笑
夢を追い破れ挫折する・・・
しかしチャレンジした者にしか次へのチャレンジや成功を体感することは、出来きない。
夢を叶えるために背に腹を変えられない道を選ぶセバスチャンと夢に果敢にチャレンジして失敗するミアに入った亀裂・・・
そして急転直下のチャンスがミアに!!!って部分からの最後7分を貴方は、どう観るかで、この作品の価値と評価は大きく変わります〜☆4.4
私は、えええええっ〜〜〜って思いました^^;
人生は、タラレバの連続・・・・私的には最後、、嫁にあんな顔されたのを知ったらショックやね・・・・><;
余談ですが・・・
最初予告を観た時に、エマ・ワトソンなら良かったのにって頭によぎりましたが、当初はやっぱり同じエマでもストーンではなくワトソンが演じる予定だったみたいです^^;
美女と野獣と天秤とラ・ラ・ランド、語り継がれる作品になるのはどっちかな!?
仕事柄、エンドロール最初に出てきたフォントに惹かれました^^!
夢を見させてくれる
エンターテイメントの楽しさ満載
成田のIMAX®︎で観ました
IMAXの巨大なスクリーンだと、冒頭の高速道路の奥で踊っている人もくっきりと見えて凄いです。予告編が重低音が強烈なアクション映画ばかりだったので、繊細な音楽の再現力にも驚かされます。これは観る劇場を選ばないといけない映画かも。とにかく成田のIMAXは最高でした。
驚くべきアイディアに満ちた映画ですが、大画面で観ると何故か普通。けっこう心を揺り動かされるんですが、やっぱり普通。楽しかった?感動した?いいえ、普通。
もう一度観たい?ちょっと微妙。そんな映画です。主役二人に魅力を感じなかったからかも。
現実離れした夢のような素敵な場面が多いけど、タップシューズに履きかえてから踊ってみたりと何コレ?な部分も多かったような。
映画としては最高!
だけどラストが本当に肌に合わなかった。
ボディブローくらって鑑賞後はメンタルボロボロ。
ミアが有名女優になってからたった5年未満でもう結婚して子供産んでるところも?? だし、セブズで再会してお互いに「こうあれたら良かったよね」と思うくらいならお互いが成功した段階で再会しようとすれば良かったのに、と思ってしまった。
別れる前にミアから「ずっと愛してる」って言ったくせになー。
セブはまだ独り身っぽかったし、ミアがさっさと結婚なんてしてなければもっと良いエンドだったのにな。
ハッピーエンド至上主義としては到底受け入れがたい映画だった。
心に余裕がある時にしか観返せない。
美しくも儚い。
かっちりした結末がみたかったです。
今年の米国アカデミー賞作品賞の最有力なのが2月24日公開のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」です。既にアカデミー14ノミネートで、オスカー大量獲得の可能性は高いでしよう。試写会でも超満員の熱気のなかで大きな拍手に包まれて終わりました。
本作は、どこか懐かしいミュージカル作品。この昔風のミュージカルの世界に入れる人と、さっぱり解らんと拒絶する人とで、評価が真っ二つに割れる作品だと思います。ミュージカル作品というと、冷静に見るとどこかマヌケに見えてしまいます。だってアクション映画なら、例えばナイフで決闘し、最後に相手を刺しちゃうシーンとしましょう。刺したやつが、死んでしまうのでなく、突然歌いだして踊ってしまうわけです。廻りで見ている人たちも、踊り出して、つい止血が大事だろうって考えたりしませんかぁ?
なので本作にストーリー性を求めるのは酷なことだと最初から割りきってください。その分とにかく映像がファンタジックで、ふわッとした夢の国に包まれました。
もうオープニングからして、ミュージカル映画の歴史的快挙というべき、凄いシーンからはじまります。
朝通勤ラッシュで渋滞中の、ロサンゼルスの高速道路。くるまは全く動きません。しびれを切らした若者が突然、くるまから降りて踊りだします。そしたら何百人が、続々と高速道路で踊り始めるのです。これが本物の高速道路を貸し切っての一発撮りで、CGを使ってないから驚きです。カーブした高速道路の奥の奥の見えなくなるところまで、ずっとキャストが踊っていました。
プラネタリウムでのデートシーンでも、ワイヤーアクションで空中を飛んだりと、実に魅せてくれます。かと思えば、タップダンスを披露して、往年のMGMミュージカルの名シーンを彷彿させたりと、オールドファンへのサービスもぬかりありません。
まだ鑑賞を迷っているひとのために、少し内容もご紹介しておきます。
本作は、女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)とジャズライブの店を夢見るピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)が偶然出会って恋に落ちる、恋とアメリカンドリームの物語です。
全体は、起承転結を四季になぞらえて、春・夏・秋・冬の4つのパートに別れています。それに先だって、策ほど述べたプロローグが独立してあり、キャストたちが"逆境のなかでも諦めなければ、きっと夢は叶えられる"という作品のテーマを歌い上げれば、一気に作品の世界に誘われることでしょう。
春のバートは、出会いのバートです。
何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいたミアは、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入ります。このピアノ独奏のサブテーマ曲“ミアとセバスチャンのテーマ"は、ラストシーンにも登場する本作のキーとなる曲です。実は“荒城の月"をアレンジした曲ところが驚きです。この感傷たっぷりの演奏をライアン・ゴズリングは2ヶ月の特訓でマスターしていたとはとても思えません。
いずれにしてもセバスチャンと出会うきっかけとなるこの曲のシーンは、とてもドラマチックなものでした。
店に入って、セバスチャンの演奏に魂が惹き付けらるほど見入ってしまうミアの表情も印象的。運命の出会いを感じさせてくれました。
その後、偶然の出会いを繰り返していったふたりは、やがて恋に落ちます。
夏のパートは、恋がスイングするパートです。
夏の開放感に準えて、二人の恋もスイング、音楽もスイング、スイング!全編がジャズの夏です。チャゼル監督の主役は、本作でもやっぱりジャズなんですね。で今回は、ソフトにこんなにジャズって楽しくて、ロマンチックなのだよと言うことをさりげなく訴えかけていると思います。そして主人公は監督の分身となり、古きよきジャズの復権に奮闘するのでした。ミュージカルのパートも、よく聞いているとなにげにビックバンドですから、念がはいっています。
秋のパートは、恋がメロウに変化していくパートです。
映像も音楽もしっとりした秋色に変わります。あれほど仲の良かった二人にも、セバスチャンがジャズをやめるいったときから、隙間風が吹き出します。セバスチャンは店を持つための資金として、当面稼げるバンドの仕事に打ち込むと言いだします、しかしミアはお互いの夢の実現を固く誓い合ったのに、ジャズから離れるのは筋が違うと言い張るのです。セバスチャンにすれば、ジャズライブの店を持つ一時の方便のつもりでした。
ふたりは次第に疎遠になり、ミアにはパリでの大作のオーディションのチャンスが巡ってきます…。
冬のパートは、"タラレバ"のパートです。
前のパートより5年が経過していました。この間は、観客の想像に委ねられています。女優志望のミアとピアニストのセバスチャンの恋と成功はどうなったのでしょうか?このパートでは、いろんな結末に展開を見せてくれます。それは、「もしあ~だったら」というタラレバ表現でサービス精神旺盛です。でも、ヒューマンドラマが好きなものとしては、かっちりした結末がみたかったです。まぁ、ミュージカルとしては、こんな感じがいいのかもしれませんね。タラレバがブームなのかも(^^ゞ
こんなにファンタジックが満載の作品ならば、ストーリーそっちのけのラブラブなカップルには、バレンタインととホワイトデーを繋ぐ、恋が深まる今年最高のデートムービーとなることでしょう。素敵な人とぜひスクリーンにお出かけください。
エンディングの唄入り"City of Stars"も良かったです。
☆"City of Stars"
(YouTube)
☆La La Land - Full OST / Soundtrack (HQ)
(YouTube)
“ミアとセバスチャンのテーマ"は日本の滝廉太郎の荒城の月をカバーしたアレンジ曲。加えて、本作が鈴木清順監督の『トウキョウドリフターズ』(東京流れ者)をオマージュした作品であることと相まって、なかなか日本びいきな作品です。
若者向けではないかも
前情報なしでたまたまミュージカル映画か面白そうだなって観に行った映画でした。
ララランドだって楽しそうなタイトルって思っていたら中盤から雲行きがあやしくなりあれれ?でもハッピーエンドだよね?と思っていたら裏切られた。ストーリー自体も最初こそ丁寧だけどどんどん雑になっていくし…
ミュージカル映画を歌う割にはささやくような歌ばかりもっと盛り上がるような曲も欲しかった。
総合的に私には泣けるポイントもあまり共感できるところもなかった。ただ演技と映像はとても素晴らしかった。
あとこの映画は多分歳を重ねた大人のための映画でもっと人生を重ねて夢を取捨選択したその時にもう一回観た胃と思った。
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