ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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楽しくて切ない気持ちでいっぱいになりました。
ミュージカルってあまり得意な方じゃないので今まで観る機会が少なかったんですが、まもなくアカデミー賞の授賞式というわけで激混みになる前にと観て来ました。名古屋の映画館はほとんど満席にならないんですが、流石に前評判の高いこの作品だけのことはあって6割前後の入りでした。(これってすごいんですよ!ねぇ名古屋市民の皆さん⁈)
さて本題ですが、私の苦手なミュージカル感満載って感じではなく、歌への入り方がとても自然で途中ミュージカルを観てるんだってことを忘れていました。最初の渋滞シーンは圧巻ですね。ここはオープニングの盛り上げがいきなり最高潮に達して素直にワクワクしました。とても気持ちよく観られましたが、エンディングは切なすぎましたね〜。いい映画でした。
デート使用と三半規管には気をつけて
そうそう、恋だね、恋。恋してみんな大人になるんだね。でもこれ、デートムービーではないね。周りはリア充だらけだったけど、ちょっと心配になったり。
てかそれより、ぐるぐる回るカメラワーク、ツライ。
アクション映画を撮る人は割と最近三半規管に気を使ってくれてるんだけど、こういう作品の人の方が気にしてくれないから困る。
デートで相手を誘うのに使おうと思っていて、相手が三半規管弱い人だって人は十分気をつけて欲しいです。
私の考える王道と違う
だがそこが良い(笑)
前情報は、ミュージカル映画・ポスターと予告・セッションの監督。
軽快なメロディとカラフルな画を見て(所々メアリーポピンズっぽさを感じた)、監督さん前作と全く違う方向性に進んだなぁと思ったのですが、最後の最後に破局したのを見てびっくりすると共になんか安心した。監督さん変わってないなと。
芸術や芸術に対する情熱と、そこに至る過程で発生する諸々のエゴの対比が相変わらず強烈ですと。子供のように夢を語りながら大人の世界の汚さはちゃんと語る。
ミアなんて結婚して子どもいるし!全然ずっと愛してないじゃん!でも女にとって5年は貴重なんですよ!分かる分かるミア悪くない!みたいな。
ハッピーエンドしなくても人はそこそこ幸せに生きていけるのです。
なんだか皮肉を感じたけど、そこが小気味良い。
最近マディソン郡の橋を見たけど、叶わない恋は美しいのだなぁ。
振り返りシーンが美化されているのがこれぞ恋の魔法だなって思いました。
横道にそれた楽しみ方をしたけど、普通に涙ボロボロ流しながら切なく泣きました。
古き良き新しい映画
デイミアン・チャゼル監督作品は「セッション」以来で二作目。
「セッション」は、素晴らしい映画だと感じた。あのいつ破裂してもおかしくないような緊張感とラストシーンでの開放感。気持ちよ過ぎた記憶がある。
今作は、黄金時代の作品やジャック・ドゥミ作品を意識しながら、でも全く持って新しい感覚の現代のミュージカル映画。
観終わった後に真っ先にそう感じた。
比べる事に意味は全くないし、何より無粋でしかない。過去を踏まえて、今この瞬間にミュージカル映画を撮るならこうなるという、ある種の答えのよう。
昨年10月に予告編を観てから、早く観たくてどうしようもない気持ちになっていた。
また、個人的に、過去のミュージカル映画は好きなので、オリジナルストーリーの新作ミュージカル映画は、心待ちにしていたものでもある。期待と不安を抱えて待っていたが、いざ始まってみると、素晴らしくて素晴らしくて・・・。渋滞シーンが始まった瞬間に、既に感極まった。
渋滞シーン、パーティーに向かうまでの支度のシーン、天文台のシーン・・・。どれをとっても、美しく、楽曲も気持ちよく長く耳に残る。
勿論ラストシーンも。あれは切ない。
途中、タップシューズに履き替えるところや、歌や踊りも自然な感じに、控えめなところが、また良かった。こういうところの感覚が素晴らしいんだよなぁ。
ロサンゼルスという街の良さを、これでもかと描いているのもナイス。これだと訪れてみたくなる。
あんまり意味はないのかもしれないけれど、天文台のシーンまでは、エマ・ストーンがスクリーンに写っている時は、殆ど、赤い何かが画面のどこかに写っていたように観えた。
その後は、写っていないところもあったように感じるが、もう一度観て確認しようかと思う。彼女の気持ちか何らかの変化を表しているのだろうか。
最後に、今年このような突き抜けた映画を、鑑賞できたのは大変な幸せだが、この後観る映画が色褪せてしまいそうで・・・。そこが困ったところだ。
アナクロニズムの極致
些か期待しすぎた。
オープニングは素晴らしかった。
映画でミュージカルをやる利点を
最大限生かして、心をつかむ。
2人の距離が縮まり始めるタップの
シーンは「雨に歌えば」を思い起こさせる
ロマンティックさ。
しかし話は急速に陳腐、退屈になっていく。
往年のハリウッド王道お約束演出が
これでもかと繰り出されて
いくら何でも食傷。
ミュージカル映画の復活!と感じる
人の気持ちも分かるし、オスカーを
穫ったとしても違和感はないが、
私には全く合わない映画だった。
泣ける!美しい映像と悲恋物語に酔いしれました!
「君の名は」には、全然共感出来なかったので、今回も全く期待しないで観ました。
久々に感動しました。
後半、ずっと涙が止まりませんでした。
ミュージカル好き、ジャズ好きなら、観るべき映画です。
私もタップダンスを習いたくなりました。
若い人より、40代以降の方に特にお勧めです。
若い二人の結ばれない恋物語
まず思ったのは、アメリカのエンターテイメント業界の奥深さ。冒頭、渋滞したハイウェイで、沢山の人が歌って踊るんですが、歌って踊れる俳優・女優を、あれだけの数が揃えられるのが凄い。ミアじゃ無いですが、それだけ出番を待っている俳優・女優が沢山居るという事ですね。
この作品の、セバスチャンの演奏シーンですが、全て吹き替え無しでライアン・ゴズリングが演じていたそう。念のために、吹き替え俳優も待機していたそうなんですが、不要だったそうです。って、ライアン・ゴズリング凄いな。よく指が動いたな。
これは、若い二人のラブストーリーですねぇ。ラストの、『Welcome to Seb's』から始まる、もう一つの人生を回想するシーンが、何とも言えないですね。“あれが、ああならなかったら、こうなっていただろう”と言うシーンが、きっとセバスチャンとミアの二人の頭の中で駆け巡って居たはずです。
正直、タモリじゃ無いですが、ミュージカルは苦手な方なんですが、やっぱり評判が高いだけあって見せます。どこかちょっと前の時代のアメリカの雰囲気も感じつつ、今風の作品です。悪くないと思います。
第89回アカデミー賞において、作品賞、主演男優賞(ライアン・ゴズリング)、主演女優賞(エマ・ストーン)、監督賞(デイミアン・チャゼル)、脚本賞(デイミアン・チャゼル)、美術賞、撮影賞、衣装デザイン賞(メアリー・ゾフレス)、編集賞(トム・クロス)、音響編集賞、録音賞、作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ)、主題歌賞(“Audition(The Fools Who Dream)”と“City of Stars”)と、13部門において、14ものノミネート。前哨戦とも言われるゴールデングローブ賞では、ノミネートされていた、作品賞[コメディ/ミュージカル]、監督賞(デイミアン・チャゼル)、主演男優賞[コメディ/ミュージカル](ライアン・ゴズリング)、主演女優賞[コメディ/ミュージカル](エマ・ストーン)、脚本賞(デイミアン・チャゼル)、主題歌賞(“City of Stars”)、作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ)の全ての部門において受賞した。
これが大受けするハリウッド大丈夫か
ラブロマンスとしても切ない青春映画としてもミュージカル映画としても全てが中途半端でテンポも悪く、脚本が雑すぎて夢追い人としてのヒロインの内面的な魅力のリアリティ皆無、モブより少し可愛いだけの甘ったれ女にしか見えない描き方にクラクラした。全く良作とは思えない。
ミュージカルヲタやオールド・ハリウッド映画ファン向けのサービスを除けば、良いのは撮影と、男のジャズオタクっぷりのみ。これが大受けするハリウッド大丈夫なのかと思った。みんな疲れ果ててて、懐古趣味さえふりかけておけばとりあえず一緒に感動できる、的なとこに落ちちゃってるんじゃないか。リブートだらけの昨今の風潮含めて不安になるレベル。
星の1つは撮影と役者の頑張りに対するエールであって監督に対するものではない。なおこの映画が気に入らないことに関してミュージカル映画を知らない、的なことを言う人がいるが、ミュージカル映画も観てるし人間ドラマも恋愛映画も沢山みてますよ。見た上で、この脚本演出はないわーと思った。撮影はAプラス、音楽はAマイナスぐらい。
面白かったが…
見る人を選ぶ映画だと思う。
個人的にはグイグイ引き込まれなかった。
アメリカ人が好きそうな映画だった~、アカデミーは獲りますと見終わってから友人にラインを送りました。
結局、オープニング
のシーンが一番良かったと思ったのは自分だけでしょうか…。
夢心地
「幸せで、切なくて、美しい青春時代でした。」
ほんとそれだけなんだけど、こんなに心を揺さぶられるとは!
夢心地。そして覚めた夢…多くのものを手にした時に、手にできなかったものに対する慕情が人生を彩るのかもしれませんね…大人になった!
というお話です。ものすごーくよかった。サントラ買いました。
地に足の着いたミュージカル
2回目はIMAXで。
幾歳になっても
夢は見てもいい気にさせてくれる♪
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2017.2.26 TOHOシネマズシャンテにて1回目
夢は信じ続ければ叶うという
生易しいものではない。
日々その技術を研く努力
成功に近づくための機会づくり
そんな泥臭さも夢には付き物である。
夢に近い街の夢追い人たちは
夢を朗々と歌い上げるのではなく
夢を追いかけることへの不安を
メロディーに乗せて吐露する。
やけに現実味のある
ふわふわ感抑えめのロマンティシズムが
とても新鮮に感じられた。
エンドロールが流れる中
既に壮大なオーバーチュアが
またまた観たくなる。
映画というメディアのいいとこを
これでもか!と見せられた感じ。
ピアノの音色が今も
耳にこびりついて離れない…
すごい映画!
前評判が良すぎる映画には天邪鬼で乗っかりたくないタイプだけど、これは本当にすごかった。エンドロールが終わり外に出ても涙が止まらなかった。
初めのシーンは王道のミュージカルがこれから始まるぞー!でわくわくが止まらない。
一発撮りと聞いていたけど、その良さも際立った。歌いながら笑い合ったり、ちょっとしたことにもきちんと変化がある。ばらばらにとってあると、プラン通りに運ばなきゃいけないからぎこちなくなるのをみたことあるが、2人の演技にどっぷりはまれた。
2人が惹かれあっていき、デートのシーンは夢のようで、最後のシーンは素晴らしいほど切なさが増して。
ストーリーも好きです。
映像の魅せ方がよかった。素敵だった。
カラフルな映像も好き。
エマがしてた、白シャツ+黒パンツ+黄色のバッグもかわいかったなぁ。
緑の服のお友達の歌声が好きでした。
ジョンレジェンド出てるの知らなかったから笑っちゃった。わりとナチュラルだったなぁ。
ライアンのピアノにエマの歌声に涙が出たよ。どの曲もインパクトがあってよかった。音楽好き、特にジャズ系が好きな人は大好きだと思う。サントラと譜面を早速手に入れた。
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