ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
全1454件中、1241~1260件目を表示
踊りてぇ〜
最初の躍動感あふれる歌とダンスでもうゾクゾクした。セバスチャンとミアが語らうような歌唱がいい。5年後、それぞれの道を歩いていた。ここで一番泣いた。あのお店-セブズにいる現実のセバスチャンとミア、ふたりがとてもいい。ミアの背中を押してパリへ送ったセバスチャンの「セブズへようこそ」とその後のピアノは最高だ。ストーリーにはほとんどなかったが本当はあっただろう下積みの部分が表れたらもっと厚みのあるものになったかな。
なるほど、the映画です
これはアカデミー会員が投票する理由がわかりました。
こんな普通のミュージカルが、昨今無かったのでまあまあ楽しめました。でも、でも、作曲家は別の人がよかったのでは?イマイチ曲がパッとしなかったなぁ。セッションの監督らしからぬ感じです。
観るものに寄り添う、優しい『けれん』
最近、観る側の解釈や想像力を試すような映画が多くて、頭の方が若干疲れ気味だったせいか、リフレッシュ効果がもの凄かったです。リラックスした状態で最初から最後まで夢心地のまま、ラ・ラ・ランドの世界に浸り切ることができました。
手ブラで無防備なまま(あまり分析的にならずに)、心ゆくまで楽しんじゃうのがいいのかな、と。
監督はラストに、そうそう、これが見たかった、とたぶん83パーセントぐらいの人が納得するであろう別バージョンまで用意してくれて、とことん鑑賞する側の気持ちに寄り添ってくれてるんだな、と嬉しくなりました。
けれん味豊かな作品はたくさんありますが、こんなに優しさを感じる『けれん』はなかなか無いですね。
音楽が…
しょっぱなの音楽だったか、、
え?これ、打ち込みじゃん!なんでそんなとこケチる?
そこから萎えてしまって、踊り、演出は素晴らしいけど、ミュージカル映画は音楽自体にグッと来ないと入り込めず…
チャゼル監督、音楽に対する熱い気持ちは痛いほど分かるんだけど、いかんせんセンスが…。「楽器が弾けない」コンプレックス、メロディーに対する感覚の無さがさらに露呈…(ジャズ屋さんって、メロディー感覚ない人多い…。「楽器を奏でる」と言うことを「メロディーで人の心の琴線を摑む」と言うより「楽器で最大限の自己表現、ないしはアンサンブルを奏でる」に重きを置いちゃってるから…)。
ただ、賞取りレースは制して、チャゼルさん本人としては「音楽コンプレックス」が解消されたでしょう。次回作は「音楽」を離れた映画製作かな、そっちに期待します♫
セバスチャンは幸せ
エマの方が歌もダンスも上手くったってこの映画の主役はセバスチャンだ。女は全部持ってないと幸せじゃない。夢も理解ある優しい旦那も可愛い子供も。だけど男は何か欠けてる方がいい。ミアとセバスチャンのテーマのピアノの音色のような哀愁が彼を完璧にした。死にゆくジャズの救世主となることが彼の夢だったんだから。ヒーローは孤独な方がかっこいい。
金も名誉も持ってそうなミアの旦那は彼女のone of them、いくらでも変わりはきく。セブズで彼女へ悲しい色やねんばりの微笑みをかえした瞬間、彼は彼女のたった1人の男になったのだ。彼女の背中を押し、夢を追う覚悟を与え、永遠の愛を捧げた。
100%この映画を楽しむためにはララランド→セッションの順にすることを強くオススメしたい。JKシモンズの罪深さよ...
The Sexiest Musical Ever
The Sexiest Musical Ever
完全オリジナルの新作ミュージカルなのに、なんだこの不朽の"名作感"。ハリウッド映画史の上を堂々と闊歩するかのようなこの"オーラ"。
名作感 〜あの懐かしさ〜
"名作感"は、作品の設定が斬新でない点に尽きると思う。ジャズにタップ、ロックやクラシックと複数ジャンルを混ぜ合わさっている点。80年代のロサンゼルスというまさに挑戦と夢の象徴が舞台である点。愛にもがく若き美しいラブリバーズの物語である点。
もうこれ以上のミュージカル要素はない、と言い切りたくなるほどに満載で、きっとこれが"どっかで見たことあるあの名作感"の所以。
オーラ 〜あの臨場感〜
"オーラ"の出どころは、あの嫉妬もできないほどハイクオリティーな歌と踊りを、長回しで見せつけた映像テクニック。
細いカットで分けない長回しは、ライブのような臨場感をうみだす。レミゼラブルもそうだったけど、ミュージカルでこれをされてしまうと、その臨場感というか自信というかに、見てるこっちはただただ圧倒されるしかなくなってしまう。
『セッション』と『ララランド』
デイミアン・チャゼル監督の前作『セッション』は、まさに永遠と打ち続けるドラム音の如く激しくて、私には息する瞬間すら与えてくれなかった。
翻って今回の『ララランド』は展開と表現の紡ぎ方が丁寧で、こっちの心拍数や呼吸の速度を汲み取ってくれるようで、その自然な波の中で、私は安心して五感を作品に預けられた。
"ララランド"の意味
最後のフラッシュバック(イマジネーション)が、とくに記憶に残った。この5分間があって、この映画にこのタイトルなんだと。
二人が一緒にララランドへたどり着けたことを、セブの小さな頷きが教えてくれた。
みふゆ
ミュージカルの楽しさ
なにも考えなくてすみそうなエンターテイメントを見たくて選びました。
映画の始まりの高速道路でのシーンは 、楽しくて鳥肌がたちました。
劇中歌も良かった。
ストーリーがいまいちだったので4こ。
互いに納得しているからこその切なさ
夢と現実に挟まれた大人の男女の恋愛。
序盤はダンスと音楽が恋愛の高揚感をより高めてくれる。
お互いに夢を目指し励まし合うも、生活のために段々とやりたいことができなくなって擦れ違う2人。
軌道に乗り始めると、互いを尊重し合うからこその別れ。
ここまででも十分グッときてるのに、最後のifを観ていたら自然と涙が出てきていた。
もしも2人でそのまま一緒にいられたら、そんな気持ちを抱えながらも、これで良かったんだと言うように最後に微笑む2人が本当に切なかった。
このファンタジーとリアルが、経験した事が無いのに共感以上に深く心に突き刺さってきた。
ハッピーエンドなのにこんな気持ちになるなんて思わなかった。
もう一度観たいと思える映画です。
夢は叶えるもの。
素敵なミュージカル映画。
ただ歌って踊るだけじゃなくて、ちゃんとストーリーがある。
夢を叶えるためには手放さなきゃならないものもあるんですよね…
切なくもあり。。。
でも、拍手を送りたくなるような、元気が出るような、そんな映画でした。
夢はつまり、思い出のあとさき
映画も音楽もアメリカ大統領選を皮切りに、同調圧力の奴隷に成り下がってしまった。
問題の本質を腫れ物扱いし、文化衰退を讃え合う世に於いて、「ポジティブ」とはそれだけで革命だ。
人生という限られた時間を歌い踊らなくてどうする。
その後悔は永遠に貴方を悩ませ、救い続ける。
この物語は夜明けを知らない。
だが、明日の扉がどこへ通ずるかは知らなくていい。
狂おしい気持ちや高鳴る心さえあれば、1.2.3.4の掛け声でどんな人生でも挑んで行けるのだから。
ミュージカルだけども、現実と向き合う。
ミュージカル映画があまり好きではないですが、セッションのメガホンをとったチャゼル監督ということでとても楽しみにしていました。
結果は、期待以上。若者たちの夢と現実。ただ良かったで終わらせるのではなく、どうしようもない不条理を切ないメロディーに乗せて進めていく魅せ方に時がたつのを忘れてしまいました。
セッション同様、最後の数分間はスクリーンの向こうで見ているような感覚。見終わった後、もやっとするけれども穏やかな気持ちになりました。
ずっしりきました
作曲賞は確実じゃないかな
はやくサントラCDが欲しい…
夢追い人に向けた映画なのだね
これ恋したくなるし
夢追いたくなる
しかし切なさがすごかったなあ…
ハッピーエンドじゃないミュージカルって
ありなのかい!?!
でもね、これそうじゃないから
心に残るのかもしれないとも思ったり
なんか普通の映画にみえて
普通じゃなかったっすね
違和感が良かった
満足度の高い贅沢な映画だったなあ
最後の妄想シーン
あれがあってこの映画が締まるのですね
夢と現実と、両面を見てるような映画
それがこの映画のキーワードなのかな
2人の夢が叶うために
2人の恋は叶わない
映画自体が夢のようで
2人の世界にどっぷり浸った
音楽のセンスが合わず
50年代ハリウッド黄金期な雰囲気を現代のミュージカルに監督の前作同様ジャズを鳴らしてみたり。
R・ゴズリングの渋いスーツの着こなしにフィフティーズな感じは格好良かったがオスカーにノミネートされる理由が解らず彼の良さが演技的には薄れている本作。
E・ストーンを輝かせる為の相手役程度でR・ゴズリング好きには多少の消化不良が。
唐突に始まるミュージカルシーンからのタイトルに二人で浮いて宇宙の果てまで、ラストの出会ってから別れずにいたらの素敵なシーンと。
あれだけ映画全編、音楽が流れていながらこちらのテンションが上がることは無く終始冷静にポカーンと鑑賞してました。
「シング・ストリート」の体育館みたいなトコでのフィフティーズなライブシーンや「Mommy/マミー」での母親が息子の将来を想像するシーンのように音楽と場面展開でテンションが上がる素晴らしい素敵な気持ちにさせてはくれない。
物語は単純でお互いが夢を追い挫折し惹かれあって夢が成功し一緒にはなれない。
ソコにちょこちょことミュージカルを入れてくる。
映像の暗さにカメラワークのイチイチ動く感じのウザさにやはり楽曲の悪さ加減。
ミュージカル映画は基本的に興味は無いし好きなミュージカル映画はJ・ウォーターズの「ヘアスプレー」に「クライ・ベイビー」だし「セッション」も音楽が嫌いでドラムにジャズなら「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」だしこの監督は脚本が単純で物語が冷静に考えれば二作とも単純明快な感じ。
全体的な映像のLOOKは素晴らしいとは思うが単純過ぎる物語とセンスの無い音楽にハマれない。
2018/9/16......。
久々に鑑賞してみたら差し障りなく楽しめる作品ではあるなぁ!?と普通に面白い。
過大評価をされているとは思うけれど全体的に悪くないしまぁR・ゴズリングが出ていなかったらソウでもないのは否めない。
ちょっと期待はずれ
ストーリーの筋は、結末含めて良いと思うのだけど、それをミュージカルとして昇華できていなかったと感じた。
もっとハッピーな感じ、ワクワクする感じ、切ない感じ、をもっと出してほしかった。ミュージカルにしてはあっさりしすぎた気がする。中途半端。
所々演出がダサい。わざとかもだけど。
音楽、衣装は良かった。
Japanese folksong がクレジットされてたけど、わからなかった。
期待し過ぎは凶
ミュージカルはハッピーエンドであってほしい。ハッピーの定義にもよるが夢を叶えて欲しい。
確かに二人とも成功しているようだが、別々の人生を歩んでいる。
たまたま交差した一瞬に元恋人との結婚生活を夢想するって、、、
エンドロール後にハッピーエンドが見えない。
全1454件中、1241~1260件目を表示