ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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jazzyな映画
予定調和が過ぎるとおっしゃる向きもいるが、そもそもミュージカルという虚構を強調した構造をとっている時点でフィクション、大人のためのおとぎ話なので。
というかこの映画は殊更にミュージカルや古き善き映画に代表される「嘘だけど佳いもの」と、「逃れられない現実の苛酷さ」とを対比させている。
相変わらず意地悪な監督だ。
ラスト、お互いにとっての最善を選択したが故の後悔と憂い。
それを芸術に昇華させ、自分の店を持つという夢を叶えたセブのピアノから紡がれる「もう一つの夢」はこれ以上ないほどミュージカルの華やかさに満ちていて、観ているこちらは泣けて泣けてたまらなかった。
日が暮れ、夜になる前のトワイライトシーンの多用や、滅びゆくジャズのモチーフと相まって、ほろ苦さいっぱいの大人の為の映画でした。
楽しみにしていたのですが、、、、
オープニングは 盛り上がる感じだったけど サントラ買おうとは 思わ...
踊り出したい。
アメリカ映画の伝統ともいうべきミュージカル。このジャンルはまだまだいろいろな切り口がありそうだ。
女優を夢見るミア(エマ・ストーン)とジャズの店を開く夢をもつピアニスト セバスチャン(ライアン・ゴズリング)のお話。
ふたりは最悪の出会いをするのだが、ほどなく恋に落ちる。
デイミアン・チャゼルのストーリーテリングは素直なだけに、するっと心に入ってくる。
冒頭の群舞のシーンは見応えたっぷりである。高速道路で渋滞に遭遇したときに踊り出しそうだ。また、ここをワンカットで撮ったのも素晴らしい。
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのふたりが踊るシーンもワンカット。
やっぱり歌やダンスは長いカットが望ましい。最近のミュージカルはやたらとカットを割る。テレビの歌番組でもアングルを次々に変える。何かが間違っているとしか思えない。
幸せな気分、というわけにはいかないが、人生って、と妙に納得してしまった。
ライアン・ゴズリングのピアノの演奏には拍手。
映画スター不在
描写が綺麗
私の好きなジャズ、それから女優志望という設定だったこともありスムーズに見れました。
歌もとても素敵だったしダンスも素晴らしかったです。何より背景がとても綺麗でうっとりした気分になりました。
時間の区切りが雑な気もしましたがそれほど気にならず。
最後ふたりがくっつくのではなくああいった形で終わったのはよかったと思います。劇中のセリフでもあったようにまたあのように離れても運命的な出会いをするんだという事が分かって微笑ましかったです。
B級映画
最高につまらない映画。はじめてB級映画を見たと思いました。
カップルや友達と行って、一緒に盛り上がれるなんて思ったら大間違いです。予告がピーク。
初日に行きましたが、拍手は全くないし、会場は途中から冷え切っている感で埋め尽くされていました。
少なくとも星5や4が並ぶような盛り上がりは一切ありません。
決してしっとりした雰囲気に包まれているのでもありません。空気が重たかった。詰まらなさそうに、指をポキポキ鳴らしている人もいました。
車の上に乗って踊ったりするミュージカルシーンは良かったですが、それだけです。「ゴールデングローブ賞最多7部門受賞」なんていうから期待していったのに、全然。意味不明。
これだけ星が並ぶのは、ほぼみんなキャンペーンかなと思います。
コメントを読んでも、ほんの一部分を無理やり誇張して評価しているようにしか思えません。ヤケになって変なテンションで書いているような感じが伝わってきます。
べた褒めしているご高名な映画評論家もみんなキャンペーンに乗っているだけ。マイナス評価すると業界で干されるのでしょうね。気持ちは察します。
この映画を見た人で、私と同じ感想を持つ人は決して少なくないはずです。
もちろん演技の素晴らしさとか、表現の手法で感動する人もいるのかもしれませんが、万人受けするものでは"絶対にない"と、断言していいです。
つまらないと思ったら、堂々とつまらなかったと書いていいと思いますよ。
歴史的なB級映画。
曲が最高
とにかく曲が全部良い!
見終わった後そのままタワレコ行ってサントラ即買いました。
5年後…ほんとに切ないです。
それぞれの道を歩んだ二人。
セブの哀愁がまたかっこよかった。
最後の微笑みで心えぐられる。
後半からぽろぽろ泣けてくる。
好みはわかれる映画かと思うけど、私は大好きです。
現実的?
何かを手に入れるにはなにか手放さなければならない。そんな感じの結末だった。
全体を見ればとてもいい映画だった。
ハッピーエンドが理想の私としては最後は好きになれない。
好き嫌いわかれるかもしれない。
あの終わり方ならタラレバのあのシーンはかえってもやもやしたかも。
素晴らしい映画だったことはたしか。
ワクワク♪ドキドキ胸踊る!
良い意味で裏切られた
ラジオでララランドの紹介をしてるのを聞いて、楽しいミュージカル映画なんだろうなと軽はずみで見に行きました。
最初は楽しい感じで始まったのに、終盤の2人の言い合うシーンから突然涙が溢れてきて、最後のシーンも涙が止まらなくなってエンドロールまでずっと静かに泣いてました(笑)
2人が出会った時にこの景色別に何とも思わないわって言いながら息ぴったりのダンスするシーンや、実家に迎えに来た時の2人のやりとりからのまさかの何年後かのエンディングがとても切ないです。リアルです。
ドラマのgleeが好きな私にとっては、ミュージカル要素もとても楽しめました。でも浮かんでいったりする非現実的な演出が少し謎でした(笑)
アクションやがっつりミュージカルが好きな人からしたら物足りなさを感じたり、期待しすぎてガッカリするかもしれません。
夢や恋愛に葛藤している方だったら心に刺さるものがあると思う映画でした。
作品全体をみてよかった!と思える作品
シネスコープ ハリウッド
人生はone way
エマ ストーンが大好き♡
ノスタルジーとiPhone
ミュージカル映画。若干のノスタルジーを含ませながらの現代アメリカの表現を歌と踊りに乗せて。
作り自体を古臭いと見せかけて、意表を突いた所で音楽が入ったり静寂を差し込むやり方に驚く。アイテムとして気になるのがiPhoneとプリウス。この2つのアイテムが、舞台が80年代ではなく10年代であると主張する。クルマの発進シーンがプリウスのモーター音とかありえないと感じたのですが、みなさんどうなんでしょう。今後の映画の発進シーンはこうなるのか。
ミュージカル映画としてうまいなと思ったのがiPhoneの通知音。例えば通知音「マリンバ」が話の流れをぶった切るわけですよ。現代のあるあるを巧みにスクリーンに反映させつつ場面を切り替える。
ノスタルジー + プリウス + iPhone。ノスタルジーを醸し出すためのジャズ音楽なのか、現代においてジャズ音楽だけが時代に取り残されている表現なのか。とにかくプリウスとiPhoneだけが気になった128分でした。
ど素人なりに考えてみた
圧倒的なオープニング。圧倒的過ぎて身構えてしまいました。
が、映画は落ち着いて進んで行きます。
自分は中盤以降の方が好きです。すれ違い始めた二人の微妙な間を観る感じが好きです。
ミュージカルでなくてもいいのでは・・・。との気持ちを抱えながら鑑賞し終盤を迎えます。
五年後の二人、セブの店での再会。
演奏シーンから架空のパートに入ります。音楽に乗せることで、このパートのテンポが良くなること、そして非現実を濃く見せることに成功していると感じました。
ここまで観て、このパートを彩るため映画全体がミュージカルである必要があったのでないか、との考え至りました。
まあ、最終的な結論としては・・・、楽しめたので観て良かったです。
ららら〜ん
オスカー最多ノミネート、独走モードの今作品。。。
でも、タイトルが らりら~ん、 でしょ?どうなんだろうか ......
なるほど、これ、あれですよ ミュージカル映画全盛期の頃の雰囲気を今の技術でもって作っちゃいました、らりら~ん♪ な映画ですね。
総天然色テクニカラーというのも懐かしい感じ。
音楽もオリジナルで、ゴズリングがピアノ弾いて、エマ・ストーンが歌う。
いまどきよく作った♪
場面もたぶん、有名ハリウッド作品へのオマージュがちりばめられている、気がする。
どれ、と指摘できないけれども懐かしさいっぱい。
アメリカンなら大喜びなんだろうな。
圧巻はオープニング。
あれ、ワンショット?と気になって2回、3回見ちゃう人は多いだろうな。
ただ、圧倒的な綺麗さなんだけど、含みはない。
この時代に絵に描いたようなおとぎ話。
若くて将来の見えない子たちがデートで見るなら泣いちゃうかもしれないけど .......
そんなわけで、展開みえちゃってあくびも出てしまう哀しさよ ..... orz
若い子は楽しんでね♪♪
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