ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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最高というわけではなかった
前半は非常に退屈で、後半ジワジワきて結末は非常に面白かった、というのが素直な感想。
ミュージカルとはいえ、そんなに強引に歌い出したり踊り出したりするわけでもなく、ミュージカルにした必然性みたいなものすら感じたので、ミュージカル映画として捉えない方がいいかもしれない。あくまでもロサンゼルスにおけるショウビズ界の一面を描いた物語だった気がする。
結末なんか非常によく考えたものだと納得させられるところが確かに多かったけれど、自分としては決して最高というわけではなかった。
レトリックなものを求めるとしたら、もっと完璧な絵づくりや面白い展開が必要なのかも──ジーン・ケリーやスタンリー・ドーネンが作り出した作品を思いながら、そう思ってしまった。
エマ・ストーン最高、男優と監督はこれからの人だなぁと思ったわけで、そういったことからも波乱のアカデミーの結果ではあったけれど、至極納得して劇場をあとにした。
ストーリーより映像や音楽を楽しむ作品
単純にハッピーエンドの恋愛ドラマがみたいならおすすめしないけど、セッション観て感動した方ならきっと楽しめると思う。どうやらこの映画は監督が古き良き映画が好きで好きで色んなところにその演出が散りばめてあるから評論家達に懐かしさとか、これは!あの映画の?と思わせているみたいです。確かに悪くいえば古臭い演出が多かった、けどローグワンをみてから旧作をみて気づいたけど、今は映像技術が発展してるけど当時はそうではない中で色んなアイデアを駆使して作り上げた映像はすごくいい違和感があり、その手法に感動する。だから単純な役者の熱量が伝わる。予告版をみて、観たいと思ったシーンは序盤で全て出てきて、途中から少しだれる。でも出会い頭でいきなりキスみたいなシーンが予告ではドラマティックなんだけど、本編で見るとすごく泣けた。ここでこのシーンだったのかと思うとほんと切ない。
いいですね。 エンディングを迎えて最初に思ったのは、 あれ、もう終...
いいですね。
エンディングを迎えて最初に思ったのは、
あれ、もう終わり?ということ。
120分以上の映画が90分くらいの体感でした。
続きがもっと見たいというか、
ここで終わっちゃうの?みたいな、
物足りなさもやや感じました。
そんなわけで、
見た直後はあれ、まぁこんなもんか?
期待し過ぎてたかな?
と思ったのですが、
一晩自分の中で寝かせてから振り返ってみると、
感動がだんだんジワジワ来る。
主演の二人の魅力については言うまでもなく、
音楽もダンスも感動的。
キラキラした夢が詰まってる一方で、
思い通りにはいかない現実との対比。
まあ、とは言っても十分過ぎるほどの
サクセスストーリーではあるんですけど。
私には珍しく、
もう一度映画館で見たいと思える作品でした。
ザ・ハリウッド映画。
ビバ!ハリウッド
エマストーンが素晴らしい!
美男美女が夢見て恋して歌って踊るんだから
楽しいに違いなし!
期待のハードルが上がってたからか、
直後の印象はそれほどでもなかったが
後になってじわじわ越えてきた。
これから何度も観たい作品になっていくのか
自分の中で少し楽しみ
中途半端なミュージカル
先週末公開され、週末興行成績は、
初登場1位で、土日の2日間で、29万人4億円の成績を上げました。
米国アカデミー賞では、惜しくも作品賞を逃したのですが、
本日見たところ、「さもありなん」と感じました。
これでは、作品賞は取れません!
「中途半端なミュージカル」なのです。
お薦めできません!
Julie Andrewsの様な歌唱力で勝負する
"The Sound of Music"(1965)や"Mary Poppins"(1964)でもなく、
はたまた、
"West Side Story"(1961)の様に、ダンスで勝負する訳でもなく、
はたまた、
「シェルブールの雨傘」(1964)の様に、全編を歌で進める訳でもなく、
はたまた、
「アナ雪」(2013)の様に、作品の「訴求性」で勝負する訳でもありません。
ただただ、
平凡な歌と踊りとストーリーでした。
Michi
[PS]
ただ、当該作品のお蔭で、自分の人生を振り返る事が出来ました。
自分の夢である職業に就ける人は稀です。
夢を追い続ける事は必要でしょうが、
夢をあきらめた世界で、もっと大きな夢をつかむ場合もあります。
人生とは、解らないものです。
「たられば」族にならず、前に進む勇気を持ちましょう。
ラスト近くのシーンでライアン・ゴズリングの想像上の回想シーンが8ミリフィルム風に挿入されるのだが、ここが泣ける。
Movix堺で映画「ラ・ラ・ランド」(La La Land)を見た。
第73回ベネチア国際映画祭でエマ・ストーンが最優秀女優賞、
第74回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)ほか同賞の映画部門で史上最多の7部門を制した。
第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14ノミネートを受け、
チェゼル監督が史上最年少で監督賞を受賞したほか、
エマ・ストーンの主演女優賞など計6部門でオスカー像を獲得した作品である。
話題の映画なので土曜日曜は観客がかなり多いらしい。
そういえば前日の日曜日は朝いちばんからMovix堺の劇場待合場は人が多かった。
東京方面ではどの劇場も連日満席のようだと今朝のMBSラジオ『ありがとう浜村淳です』で言っていた。
自分たち夫婦は平日月曜日の午前中に劇場に行ったので楽に見ることができた。
冒頭、渋滞中のハイウェイ上で黄色いワンピースの女性が、車から降りて唄い踊りだす。
続けて多くの人たちが道路上に出てきて唄い踊りはじめる。
2012年公開の「レ・ミゼラブル」のように劇途中で唐突に歌がはじまるような不自然さを感じることはほとんどなく、映画全編を通じて自然に歌や踊りが挿入される。
多くの美女やイケメンが唄い踊り、こった演出も少なくなくお金がふんだんに使われているなあと感じさせる。
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、それぞれの夢や希望に向けてせいいっぱい生きる二人だが、理想と現実のはざまで衝突することもあった。
ラスト近くのシーンでライアン・ゴズリングの想像上の回想シーンが8ミリフィルム風に挿入されるのだが、ここが泣ける。
上映時間は128分。
長さを感じることはない。
これは記録的なヒットが想像できる作品であるとともに観た人の記憶にも長く残る作品だと思う。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
予告編で期待しすぎてしまった
予告編で涙が出るほど感動して、すぐにIMAXで鑑賞しました。
出だしのワクワク感、魅力的な主役二人、きれいな画面、美しい音楽…どれも素敵だったのですが。
予告編を見て脳内補完していた"夢と現実との葛藤""絶望から這い上がるドラマ"などが期待していたほどではなく、あっさりした印象でした。
前半部分の歌とダンスの盛り上がりに対し、後半は現実世界を描いているせいか、歌もダンスも出てこない。
人は楽しい事だけ歌い踊るわけではないよね?というモヤモヤが残りました。
いわゆるミュージカル映画ではなかった。
音楽も映像もダンスもエンターテイメントとして最高だったけど、結局のところそこは飾りでしかなくて、この映画がミュージカル映画である必要があったことに、ラストで思い知らされる。どうしたって2人は結ばれないんだってことを、あのラストのミュージカルシーンで見せつけられた。ああだったら、こうだったら、は全部ミュージカルのようにおとぎ話でキラキラしてて、でもこの映画っておとぎ話で終わるんじゃなくて現実がちゃんと存在してて。ミュージカルという要素は、ラストの表現方法のために引っ張ってきたものだったのだ。だからラストまでこの映画のミュージカルシーンに違和感を覚え続けた。現実はミュージカルのようにはならないんだということを、ミュージカルという表現方法によって知らしめているのが、この映画の魅力であり、ストーリーとして確固たるものを築いてる証。ミュージカル映画は大抵ミュージカルで終わるけど、この映画はあくまでミュージカルという表現方法を使った物語なんだと。あぁ、そう思うとこの映画をミュージカル映画として括っていいものか、悩ましい。
ジャズ×女優×渋滞
撮影所内の恋愛もの。
ラスト近くの回想というか、妄想のシーンが重要なのだが、ここを集中して見れなかった。ある種、もっとSF的な展開を期待してしまった自分がいた。たぶん見逃していたカットがあるような気がする。
ミュージカル映画。渋滞する道路でミュージカルが始まったのはかなり奇抜ではないかと思う。
主演二人は素晴らしいと思う。
とても乱暴にストーリーを説明してしまえば、若い才能のある男女が出会い、恋して別れる物語。そして男も自分の夢を叶え、女も夢を叶える。男は、女の才能を信じ、女もピアニストの才能を見つけてあげた。このような物語がハリウッドには溢れているのではないだろうか。
奇跡的な作品
おでこが好き♡
ラ・ラ・ランド
人は情熱に心を動かされる。
ずっと、スマートなジャズの音楽と、エマ・ストーンのキュートな笑顔にやられっぱなし。現実的なストーリーに、妄想のようなダンスがきれいにシンクロしていて、ぐいぐい引き込まれた。
それはなぜか?
そうか、劇中のセリフの通り、この映画に携わった映画人の情熱に僕の心が動かされたのだ。ジャズが好きじゃなかったミアがジャズを好きになったように、ミュージカルが好きじゃない僕がこの映画に引き込まれたのだ。
ちゃんと起承転結(つまり悲しみもある)ができていて、最後が笑顔で終わった。たぶん、愛よりも夢を追いかけた二人の別れは日本人的恋愛美学とは違うとは思う。もちろん、僕の好みでもない。だけど、二人がそれぞれ別に歩んだ人生でありながらも、セブが思い出の曲を弾いている時間だけつかの間の恋人に戻った妄想に浸り、そのあと、お互い夢を叶えたことを祝福し合うような笑顔のエールを交換する姿に、たまらず涙が出てきた。
やっぱりね
公開前のPVを観た時に面白くなさそうだな、、と感じ放置してましたが、、、
あまりに評判が良いのでついつい行ってしまいました。
開始5分から帰りたいのを我慢するのに一苦労。
因みに私はミュージカルはかなり好きです。
では 映画の印象。
昭和初期ですか?と聞きたくなるようなミュージカル。
踊りも歌もあまりに楽しくない。
ストーリーは最初から最後まで想像通り。どこも変化も引出しも無く3流ドラマの方がまし。
と、主演のエマ・ストーンの綺麗さが不明。でもここだけは役柄はべつに美女ではないと思うのでこの女優さんで良かったのかも。
エンドロールの最初で席を立ったのは生まれて初めてです。
最初の自分への印象を個人的には信じるべきだ、、、との教訓がこの映画を観た唯一の実りです。
楽しかった方、好きな方、不愉快なコメントごめんなさい。
日本よこれが映画だ
デイミアンチャゼル監督の力量が感じ取れる良作。
冒頭のハイウェイを封鎖したダンスシーンで一瞬にしてすべての観客を引き込み、そこから四季を感じながら話が流れることで、より自分に投射しながら楽しむことができる。
映画館を出たあとも、ただ「楽しかった。」で終わらず、深く、深く考えることができる作品。
そう、これが映画だ。
ハッピー映画
期待が大き過ぎた分…
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