ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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映画の始まりから名作の匂いがプンプンした。 家に帰ってから思い出す...
映画の始まりから名作の匂いがプンプンした。
家に帰ってから思い出すと、いい映画だったなおい!と思えた。
ライアン・ゴズリング予習を何本かしてから見たが、きみに読む物語と主人公?(ライアン・ゴズリング)の背景が途中まで丸かぶりで、それは何だかなぁと思った、キャスティングはそれが理由なのかな?予習しなきゃよかった。
とにかく見て損は無いと思う、サントラが欲しい。
最近聞かないアメリカン・ドリームという言葉を思い出した…
残念ながら、アカデミー賞の作品賞は取れなかったけど、楽しく観た。巻頭から、高速道路での歌と群舞、のれた。いろいろな人種の男女が極彩色の衣装を身につけて、歌い踊る姿にうっとり。最近のミュージカルは「スウィニー・トッド」とか「シカゴ」みたいに殺人が絡む話だったので、暗い気持ちになったけど、この作品は違う。明るい気持ちになれた。ミュージカルは大好きで、アステアは観ていないが、ジーン・ケリーなら少しは観ている。往年の名作のオマージュははっきりとわからなかったが、なんとなくあのシーンの真似かなというところはあった。驚くのは、この作品が映画オリジナルだということだ。普通は、ブロードウェイの舞台の映画化が圧倒的に多いので、監督の才気を感じた。主演男優賞は取れなかったけど、ライアンはピアノを一から学んでがんばっていた。引きの撮影も大丈夫だった。主演女優賞を取ったエマは、舞台「キャバレー」仕込みの歌とダンスで光っていた。あの大きな目と顔をクチャクチャにしながら夢に向かって進む女の子を熱演していた。若いっていいなぁ。夢があるっていいなぁ。しかもそれを支えてくれる相手がいて! 夢なんてとうの昔にあきらめた私には本当に羨ましかった。時に脇道に外れたり、落ち込んだりしながらも、相手の励ましで乗り越えてゆく姿が、すごくステキだなと思った。結末は、意見が分かれるところかもしれないけど、あれが現実的なのかな? 一瞬夢も見させてくれたしね。
ラストはハッピーエンドでなきゃ
自分の夢が何度も失敗しながら、最後には夢が叶う。
二人の中も一度離れても、最後は一緒にいる。
それがミュージカル!
夢は叶ったけれど、二人の中はなんで?
ミュージカルって、ハッピーエンドで終わり、幸せな気分で映画館を後にするって決まっているんじゃないの?
ラストはあまりに切なく、ちょっと寂しい気分で映画館を後にしました。
王道
製作者のこの話を描こうとする意欲に圧倒される作品。表情や演出の機微に伝えたい想いが沢山盛り込まれ、観る側に届けられる。最後には2人の人生に自らがのみこまれ、その切なさに涙が溢れてくる。
冒頭のシーンは、これからミュージカルに取り組もうとする宣誓を聞かされている感じ。その期待感に十分応える長回し。新しい技術には頼っているわけではない。伝統的な構成と技術でこれまでにない水準に到達。
音楽の使い方が終始、印象的ではあるが、春の訪れを知らせる、a-haのテイクオンミー。絶妙なアンバランス感。そしてその元凶に場違いなセバスチャンの姿あり。コミカルで気持ちが軽くなる。
LAの夕暮れを背景にしたダンスシーン。2人の距離が縮まっていく過程が、この美しいダンスシーンに凝縮されている。余計なロジックはいらない。男と女だから。映画を見ている2人の接近は映画館で観てるこちら側からは生々しく、プラネタリウムの星空に浮遊する2人はロマンティック。
キース、写真家、流暢な中国語、プリウスは皮肉。これらを悪く言う立場ではないが、この辺は監督の好みかな。
話はミアの夢追い人の歌へと収束する。この作品の中でも特筆すべき名曲、名演。感動せざるを得ない。そして最後に用意される怒涛のシーン。完全に持っていかれる。
美しく、愛おしい人生。彼らのその後の幸福を祈ってしまう。そんな優しい気持ちにしてくれる一本だった。
余談になるが、予告であのキスシーンは使って欲しくなかった。
ミュージカル映画と言う割にはミュージカルシーンが物足りなかったです...
ミュージカル映画と言う割にはミュージカルシーンが物足りなかったです。
ただ音楽はどれも良かったです。
ところどころ演出が微妙でその度に現実に引き戻されてしまったのが残念。
女性向けの映画だなと思いました。
主役のエマ・ストーンは特別美人というわけではありませんが、とても親しみのある美人で魅力的でした。
衣装がどれも似合っていてかわいかったです。
よくあるラブストーリーかと思いきや意外な結末で、色々な意味で辛かったです。
少し中弛みしましたが、終盤は自然と涙が出てきました。
何が正解だったのか、どうすればよかったのか、色々と考えさせられました。
夢を取るか最愛の人を取るか。
もちろん両方取れるのが一番だけれど、現実はそう上手くいかない。
むしろ夢だけでも叶ったんだからそれは全然ハッピーエンドなはずなのに。
きっと結末には賛否両論あると思いますが、私は良い終わり方だと思いました。
もう一回観たいかというとお金払ってまではいいやという感じですが、ただの娯楽で終わらない良い映画だったと思います。
現実ではない世界ララランド
観た人は二度泣く。クラクションが鳴り響くシーンとラスト10分に。
というのは100%私の話なのだが、素晴らしい映画でした。
人生には夢と現実があって、夢だけでは食べていけないし、現実だけでは辛すぎる。誰もが折り合いをつけて人生を生きているわけだが、流行りの「タラレバ」を挟みつつ描かれる男女のサクセスストーリー。
だけど切ない。
描かれるタラレバを目にし、これが現実なら・・・と思わずにはいられない。
現実とは違うタラレバの世界、それがララ・ランドだ。なんつって。
それにしても長回しのシーンの多いこと。
すごい。
そしてサントラがほしくなる。
難しいこと言わずに楽しめば
冒頭のシーンでいきなりグッと来て本気度高いとわかる。主演の二人のダンスからも(ゴズリングのピアノ演奏も!)
物語はシンプルで昔からよくある話。(というか「シェルブールの雨傘」を下敷きにしてるかな)
ただミュージカルシーンがチト少ない。もっと見たかった。中盤~終盤のドラマはもう少しテンポよくできたのでは。ラストの展開は賛否はあるかもしれないが自分は好き。ビターテイスト。
エマ・ストーンは絶世の美女って訳じゃないけど実に魅力的。彼女の魅力で成り立ってた部分は大きかったと思います。
ミュージカルの所はワンカット長回しが多かったのかな?演者もカメラも...
ミュージカルの所はワンカット長回しが多かったのかな?演者もカメラも動きまくるので入念な稽古したのが伝わってくる。内容は普通。とにかくエマストーンの美しさが際立つ。
ひとことReview!
アカデミー作品賞は過去に当たり外れあったけど、コレはイイ。
オープニングは圧巻のパフォーマンス。以降は、途中でダルさがあったけど、1カットで長回ししたシーンあり歌ありで楽しめたわ。
ラ・ラ・ラストのオチも、イイ。オスカー受賞のエマも良かったけど、ライアンの演奏も見事。
それにしても授賞式のアレは無いだろ...
美しい映画
音楽も素晴らしければキャラクターの服もきらびやかで、それだけでも見る価値ありです!
ストーリーも夢に向かって頑張る人と立ちふさがる困難を描いており、自分は過去を思わず重ね合わせてしまった部分がありました。
あっという間で、でも今まで観た映画史上1番良かった映画かもしれません…
もう一度映画館で観るかも!
ミュージカル映画苦手な人でも、オススメです(^^)
ミュージカル?
ドカーンと大きな感動はなくて不完全燃焼。
無難な感じ。
ミュージカルではあるけど、王道を行くミュージカル映画では無いと感じた。
多分これがイマドキのミュージカルってくくりなのかも。
(ちょっと前にTVで凄く歌の上手い人のミュージカル映画を見た所為だ)
アカデミー賞の選考基準?
毎年アカデミー賞候補作品は面白くないですが、この映画も「何が評価されているの?」って感じです。
ラスト10分で急にアンハッピーエンドにする脚本の意図も全然分かりませんし、音楽賞だけで良いのではないかと感じました。
最後までワクワク
演出玉手箱。
サントラを聴いてアカデミー賞の情報も入れた後の鑑賞だったが素直に面白かった。必要な情報のみのシーンをつなぎ合わせてディテールに物語を秘めたところが素敵。同居してた人も家族も必要以上の情報はなかった。部屋の壁紙として描かれた大きな女性の顔何だったんだろ。歌の最中のカメラワークがぐるぐるしてたのが印象的。エマストーンがかわいいことは言うまでもなく。
ラストシーン、「夢を叶える」エンドと「二人が一緒」エンドを両方見せてくれたことの新しさに感動した。セッション同様に終盤でガツンと何か起きるのだろうと構えていたが見事にやられた。
バンドに参加しライブするシーン、普通に今っぽい曲で観客はノリノリのなかその曲調に驚きを隠せない彼女。あの悲しさには共感した。作る側としては何が正解なんだってかんじ。客側としては流行りに素直に乗れるって得してるんじゃないかみたいな。古いものを愛して新しいものを創るということをやるべきだとも思う。
エマストーンのキスってものまねできそうなぐらい印象的。
--<追記>------------- 鑑賞2週後
評論家さんや周囲の意見を踏まえた考え。
個人的感想としては、冒頭シーンやエンディング、演出の細部などに面白みを感じていた。鑑賞後もう一回最初のとこ観たい!って浮かれてた。が、確かにどこか芯をとらえない感じはあった。
周囲の意見を要約すると、キャラクターが乗り切れない。と。しかし、まぁ、その意見に熱があり世界観に入り込んだのは間違いない。
総合した見解は、良くも悪くも世間を盛り上げている作品である!
作品賞を逃して、監督賞・主演女優賞・主題歌賞・作曲賞・美術賞・撮影賞を受賞したのは納得の結果と考えられる。みんなで観て、意見交換して面白い映画ってことでしょう。
エンターテインメント
IMAXにて鑑賞。
甘くて多少切ないラストエンドが、印象に残りました。
ストーリーのわかり易いミュージカル、男性でもしっかり観れる映画ですね。
鑑賞を終えて数時間経ちますが、まだ余韻に浸ってます。
自分にとって久々のエンターテインメントでした。
夢の詰まった映画らしい映画でした。 キャスティングも音楽も最高です...
夢の詰まった映画らしい映画でした。
キャスティングも音楽も最高です。
昔、カイロの紫のバラという映画を観た時と同じ感動を味わえました。
映画好きなら是非観て下さい。
映画と音楽と夢とエマ・ストーンの、魔法のセッション
祝!本年度アカデミー賞作品賞受賞!
…と、書き出そうと思ってたのに、前代未聞の手違いで作品賞は「ムーンライト」。あんなミスあるんだ…(・・;)
とは言え、監督賞・主演女優賞など計6部門受賞。
今年のオスカーの主役だった事は間違いない。
作品賞には相応しいし、受賞して何の不思議も無い。
それくらい、映画を見る楽しさ、幸せ、喜びに溢れていた。
話題作だから随分持ち上げられてると鼻に付くように感じる方も居るだろうが、見れば納得。
とことん、素敵なのだ。
話題のオープニングには圧倒され、いきなり引き込まれる。
ユニークなのは、雰囲気は昔を感じさせるが、舞台はれっきとした現代。
自分は往年のハリウッド・ミュージカルは結構見ているものの、そんなに詳しいってほどではないが、それでもあの時代のミュージカルを確かに彷彿させるのは分かる。
懐かしさと新しさが見事に融合。
話についてはちと突っ込まれてるようだが、その通り、シンプル、定番、ありきたり。
夢を追いかけ、夢の街で出会った、女優の卵と売れないジャズ・ピアニスト。お互い励まし合い、惹かれ…。
「ズートピア」でも描かれた夢と現実は誰もが共感する設定。
斬新な話には勿論舌を巻くが、映画の話はシンプルでいいのだ。
それをどう魅せる事が出来るか。
本作の場合、映画の総合芸術が素晴らしいまでに盛り上げる。
オープニングの巧みなカメラワーク、ファンタスティックでノスタルジックでロマンチックな映像や美術、カラフルな衣装。
そして何より、音楽。
時に胸踊らせ、時に心に染み入り…。
映画における音楽の存在を改めて再認識した。
スコアでは二人の出会いと思い出のピアノ・ソロ、歌曲はオスカー受賞&ノミネートの2曲は勿論、挙げたらキリが無い。劇場を出ても暫く、頭の中を数々の音楽が奏で続くだろう。
それらをまとめ、オリジナルのミュージカルを作り上げたディミアン・チャゼル。
「セッション」で衝撃を受けたが、32歳の若さでの更なる飛躍もまた衝撃。
若くて、才能あって、栄誉もあって、次いでに奥さんも美人で(確か映画にもちょこっと出てたよね)、憎た…いえいえ、羨ま…あ、そうじゃなくて、次回作が本当に楽しみだ。
猛特訓でマスターし、劇中で見事なピアノを披露するライアン・ゴズリング。
佇まいも眼差しも、同姓から見ても堪らなくセクシーだった。
また、さすがに今回「ファッキンテンポォォォォォッ!!」とは言わないし、出番も僅かだが、“フレッチャー教授”はこれからチャゼル作品の常連になるだろうね。
でも何と言っても、本作最大最高最強一番の見所は…
エマ・ストーン!エマ・ストーン!!エマ・ストーン!!!
何かの評で本作はエマの為の映画と言ってたが、120%同感。
キュートで、セクシーで、繊細で、光輝いてて…エマの魅力が大爆発!超炸裂!
予告編でも流れてる青いドレスのスカートをフリフリさせる仕草だけで、ああ、もう、堪らん…!
3度目の共演となるライアンとの息の合った演技、ダンス、口パクではなく実際に現場で歌ったレベル高く甘い歌唱力…。
一般的にエマは「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインで知られているが、自分は「小悪魔はなぜモテる?!」の時にKOされ、「ヘルプ」「バードマン」でも素晴らしい演技で魅せてくれたが、本作は間違いなく現時点でのエマの最高作。オスカーも納得。
エマ・ファンなら、本作は絶対見逃せませんぞ!
明るいオープニングから魅了させるが、本作はいつまでも夢を見せてくれる訳じゃない。
それぞれ違う夢を追いかけると言う事は、必ず意見の相違が出る。
挫折。自分は夢を追いかけてたんじゃない、ただ夢に憧れてただけ。認めたくはない自分の限界…。
しかし、諦めなければ差し照らされる一筋の夢への光。
星の街で本当に星になれるのはほんの一握りだが、夢は叶う。
が、全てを手に入れる事は出来ない。
成功するとは同時に、何かを諦めなければいけない。
あの時あの決断をしていれば、また違った夢があったかもしれない。
それもそれで幸せな夢。
選択出来た夢と、今現実の夢。
どちらが良かったかなんて誰にも自分にも決められない。
自分でそれを選んだのだから。
切ない名残りを抱きつつ、人は今この現実で、夢を追いかけ続ける。
映画と、音楽と、夢と、エマ・ストーンと…。
本作はそれらの魔法のようなセッションだ!
最高というわけではなかった
前半は非常に退屈で、後半ジワジワきて結末は非常に面白かった、というのが素直な感想。
ミュージカルとはいえ、そんなに強引に歌い出したり踊り出したりするわけでもなく、ミュージカルにした必然性みたいなものすら感じたので、ミュージカル映画として捉えない方がいいかもしれない。あくまでもロサンゼルスにおけるショウビズ界の一面を描いた物語だった気がする。
結末なんか非常によく考えたものだと納得させられるところが確かに多かったけれど、自分としては決して最高というわけではなかった。
レトリックなものを求めるとしたら、もっと完璧な絵づくりや面白い展開が必要なのかも──ジーン・ケリーやスタンリー・ドーネンが作り出した作品を思いながら、そう思ってしまった。
エマ・ストーン最高、男優と監督はこれからの人だなぁと思ったわけで、そういったことからも波乱のアカデミーの結果ではあったけれど、至極納得して劇場をあとにした。
ストーリーより映像や音楽を楽しむ作品
単純にハッピーエンドの恋愛ドラマがみたいならおすすめしないけど、セッション観て感動した方ならきっと楽しめると思う。どうやらこの映画は監督が古き良き映画が好きで好きで色んなところにその演出が散りばめてあるから評論家達に懐かしさとか、これは!あの映画の?と思わせているみたいです。確かに悪くいえば古臭い演出が多かった、けどローグワンをみてから旧作をみて気づいたけど、今は映像技術が発展してるけど当時はそうではない中で色んなアイデアを駆使して作り上げた映像はすごくいい違和感があり、その手法に感動する。だから単純な役者の熱量が伝わる。予告版をみて、観たいと思ったシーンは序盤で全て出てきて、途中から少しだれる。でも出会い頭でいきなりキスみたいなシーンが予告ではドラマティックなんだけど、本編で見るとすごく泣けた。ここでこのシーンだったのかと思うとほんと切ない。
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