ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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新感覚。楽しい、切ない。
前半は一人の女性が女優を目指すというごく一般的な話しなような気がしますが、男性への引き込まれ方や、カメラカットが楽しめます。
表現がとっても素敵な映画だと思いました。
最後はぐっと映画の世界に引き込まれ心を持ってかれました。
人生ってほんと、ひとつの選択肢ひとつや一言、また一見だけで大きく変えてしまうんだなと思いました。
あの時こうしてたらは永遠にあると思いますが、今の状況を楽しみつつ、過去の良かった思い出を胸に生きるのがいいですよね。
夢へと向かう全ての人へ。勇気をくれる感動ミュージカル!!
【賛否両論チェック】
賛:ミュージカルシーンは必見。夢半ばで挫折した2人が、お互いの存在を糧に再び夢へと歩き出す様が、甘美なミュージックと共に描かれていくのがステキ。
否:ストーリーは至って普通で、下手をすると眠くなってしまいそう。
冒頭のハイウェイのシーンから圧巻のミュージカルシーンが繰り広げられ、一気に引き込まれます。それぞれの夢に挫折したセバスチャンとミアが惹かれ合い、励まし合い、そして時にはぶつかり合いながらも、お互いの存在がまた夢への原動力になっていく姿が、夢へと努力し続ける全ての人の胸を打ちます。
ただストーリー自体は至って単純で、取り立てて驚きがあるものではないのが正直なところでもあります。雰囲気も始終ロマンティックなムードが漂い続けるので、惹かれないと眠くなってしまうかも知れません(笑)。
それでもかなりの話題作であることは間違いありませんので、是非ご覧になってみて下さい。
音楽だけでなく「絵」も楽しめる映画。
「パリのアメリカ人」「シェルブールの雨傘」といった、過去のミュージカル映画の感覚を現代に持ち込んだ作品。
それに加えて個人的に特に楽しんだのは、この映画の色。近年の映画は映画の色彩がドキュメンタリータッチの冷たい色使いか、ポストプロダクションの過剰な(簡単に言えばケバイ)ものばかりで、画面自体の配色にはっとする、というような事が少なくなってしまった。この映画では黄金時代のクラシック映画が持っていたようなカラフルな色彩を堪能する事が出来る。
数年前のアカデミー賞受賞作、「アーティスト」も過去のハリウッドへのオマージュだったが、クラシック映画への愛情が非常に表面的で、当時の雰囲気をなぞりたいだけというような映画だった。それに比べてこの映画は単なる「再現」ではなく、様々なアイデアを散りばめながら、古いものを現代的な新しい感覚へとちゃんと昇華出来ていると思う。
二人の物語が四季になっているために、けんかの場面が急な印象(ケンカがエスカレートする過程に無理がある。)になってしまっている点や、肝心のジャズ音楽が何回も繰り返される2曲を除いては、それほど印象に残らない所など気になる箇所も無くはない。
それでも、映画全体としてはすごく堪能したし、「映画は政治的でなければならない」「政治的な映画の方が偉い」というような最近の映画のあり方にうんざりしている自分としては、こういう映画にがんばってほしいと思う。
メッセージがない?そうではなくて、「映画が好き」、「音楽が好き」。芸術への情熱、それ自体が、この映画のメッセージだと思う。
可も不可もある
演出がすごく良い。色の使い方、場面転換のスムーズさ、超ロマンティックでファンタジーな映像も。
LAという街特有の、夢の中にいるような非現実的な雰囲気と、歌って踊るミュージカルの非現実感とが上手く融合して、独特のオールディーズでカラフルな空気が生まれて、それが終始続くのは見応えがあった。
音楽もすごく良い。物語のキーとなるMia & Sebastian's ThemeとCity of Starsの2曲は特に、何度も流れるし切なくて耳に残った。
残念なのは、冒頭あれだけの人数のダンサーがキレキレのダンスを披露して、あのクオリティが続くと思ったら、あとはほとんどが主演2人の歌とダンスのみ。勿論訓練したやろうけど、特別上手いわけでもないのでそればかり見続けるのは疲れた。話が単調な分、歌とダンスのクオリティもうちょい欲しかった。
あと個人的には、ソノヤミズノの出番少なすぎて憤慨。振り返ってウィスパーみたいなシーンは最高やったけどね!!
もし痩せたら、またウエディングドレスを着る、って約束した。 自分に...
もし痩せたら、またウエディングドレスを着る、って約束した。
自分にはどんな夢があったかしら。
ずっと心の片隅にいるひとは今、どうしているかしら。
世界はとても広くて可能性は無限。
だのに求め、挑み、満たされ、味わい尽くすには人生はあまりにも短過ぎる。
全力で今を生きている者たちが、
全力で今に挑み続ける者たちが、
ふとした瞬間に立ち止まり、過去を振り返り、選ばなかった未来に想いを馳せるその時を描いた映画。
ラスト10分がこの映画の全て。
鮮やかな衣装も溢れんばかりの音楽も全て、ラスト10分のためのもの。
映画の中だから許されるラスト10分の表現。
私はスクリーンを眺める側だから、
痩せたらまたウエディングドレスを着るって約束をした。
ららららららんど
期待しすぎたのか、内容は普通に思えたけど、曲はよかった。カラフルな衣装も全部可愛かったな〜。
最後の回想で、もし2人がお互いの気持ちに寄り添ってたら、もしすれ違わなければ、見ていて切ない気持ちになった。2人の恋はハッピーエンドではなかったけど、2人とも夢を叶えて自分の幸せを手に入れたことで、後味よくおわっていて、なんとなく幸せな気持ちで帰れる作品でした。
終わりがなー
全体としてはすごくいい作品でした。
エマ・ストーンの演技は流石の一言につきます。
ただ、予告編でもあったあのシーンがああだったとはと思いました。
これ以上はネタバレになるのでやめておきますね笑
甘酸っぱい
大人なんだけど大人でない、何をしたら、何をできたら一皮むけるのか
そんな叫び
途中でキュンときた
前半はフーンという思いだったのは、あそこは誰しも何らかの経験をした人ならわかるわかる、の内容
後半の語られない5年の月日とラストの微笑みで大人を感じさせるところがニクいね
アカデミー作品だから、ではないですが趣ある内容でした
良かった♪
ミュージカル調の映画って、ちょっと恥ずかしくなっちゃうんだけど、オープ二ングから、ワクワクドキドキな予感満載で一気に惹き寄せられました!
歌に、音楽に、踊りに、本当に素敵で、え?元からピアノ弾けたんじゃないの?的な、エマ・ストーンって歌手さん?的な素晴らしさ!!
ただ、ここまで頑張った二人ならハッピーエンド希望だったなぁー!大人切ないラブストーリーで、え??夢叶ってから5年でママ?しかもセレブ的な?てか、その子いくつ?ということは、あれから1-2年で他の人と結婚?ってとこが、若干残念、、女って^^;って感じでしたー
夢を叶える事の難しさ
根っからのMGMミュージカル好き、JAZZ好き、
ラブロマンス好きの私的には、
こう言う映画を今時作ってくれた事自体が既に5億点(笑)!!
滅多に映画館に行かないから、外したくない方には
もう、文句なしでお勧めです!
で、月に10本程度、映画館で観る中途半端な映画好き的には
初見では「そこは、ないわ!」と思ったんだけど
もう一度見直してみて、見落としてた点もあり評価を上げました。
ただ「セッション!」の監督の作品なので、
あのラスト数分間の興奮と衝撃を期待して観るとちょっと、
ジャンルの違う衝撃になるかと思います。
夢を見る事は素晴らしい!
でも夢を叶えるのは難しい。才能だけで無く運も必要だし。
1人でそんな過酷な道を進むより、誰かと応援し合えれば良いけれど、
自分の夢を叶える為には、時には相手とすれ違う事もあるし、
相手の成功を素直に喜べない自分との葛藤もある。
ちょうど今3月、自分の夢を叶えるために、
大事な人と離れなければならない人もいるし、
応援するが故に遠くへ送り出さなければならない人もいる。
どちらにしても、何かの夢を持つ人ならば
とても身近で心に響く話だと思う。
そして観た後、「タラレバ」話を観た人同士で出来るのも
「楽しめる映画」の大事な要素だと思う。
ダンスシーンや音響の凄さは映画館でしか味わえません。
是非、映画館で観てください!
星の半分マイナスはもうちょっとジャズが聴きたかったのと
豪邸でのパーティーでのダンスシーンをもうちょっと観たかった。
そこだけです。
映画を愛するもの同士だからこそ・・・
本作を鑑賞したあとに
録画していたアカデミー賞授賞式を視聴しました。
あのハプニングが起ったあとの
「ラ・ラ・ランド」チームの対応や
主演女優賞受賞後の
エマストーンのコメント、
それに「ムーンライト」のスタッフのコメントに
映画を愛するもの同士の寛大さを感じました。
だからでしょうか。
本作そのものの印象も変わりました。
若きチャゼル監督の
ミュージカル映画復活へのチャレンジと
二人の主人公の
ジャズミュージシャンおよび女優としての
成功の夢に向けたチャレンジとが
重なってみえました。
アメリカンな映画
アカデミー賞では、良きにつけ悪しきにつけ何かと話題を攫った作品でした。
確かに最初と最後の10分は、往年のミュージカルを彷彿とさせましたが、途中ミュージカルというよりは、よくあるラブストーリーとアメリカン サクセスストーリーをミックスした内容で、中だるみ。
但し、ライアン・ゴズリンのピアノは、同じピアノを弾く者として、3か月の特訓には見えないタッチでした。素晴らしい。
ジャズバーの支配人役に『セッション』の鬼コーチのJ.Kシモンズを起用したのはデイミアン・チャゼル監督の粋な計らいでしたね。
コンテンツ不足
先にミュージカルありきで作ったような映画で、ストーリーは取ってつけたような他愛のないものであったが、最後は意地を見せパラレルワールド映画にでもなるのかと思ったら、結局は現実に戻ってしまい夢のない映画になってしまった、なんのことはない女の裏切りの映画であった。このストーリーでは作品賞は取れんわな。しかし最近のハリウッド映画はコンテンツの枯渇が感じられる、日本原作に触手を伸ばしてくるわけだ。
最初から最後まで飽きなかった
アカデミー賞らしい凝った映画でした。
オープニングから高速道路での高速ダンス。
ミュージカルに合わせて緩急のダンスで度肝抜かれました。脚本、音楽、キャスティングにしてもマッチしていて鑑賞していて面白かったです。
ラストシーンの2人の無言の笑顔がよかったです。
また行きたいですね。
最後にジーンと来た
最初から最後まで気が抜けないほど見入るのかと思いきや、途中時間を気にしてしまい、映画の世界から離れてしまった。
いびきをかいているおっさんもいたりいた。
ただ、最後に監督はやってくれた。若干32歳でよくこんな映画を作れるものだ。前のシーンをまた別のように撮る。
涙したので、星4つとした。また見たい。
やはりミュージカルなので、女性が好む映画であると思う。
これぞアメリカというシーンが多々出てくる。またアメリカを旅したくなった。
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