ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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whiplash と比較すると
監督の前作と比較すると、映像もストーリーも、というかほぼ全てにおいて上回ってると思う。ワンカットのダンスシーン、本当に素晴らしい。話題性に全然負けてない。
ただし、観る者の脳髄にガツンと響かせるシビれという一点においてWhiplash は本作より圧倒的に優れていると感じた。
たったこの一点のためだけで、僕は本作よりWhiplash の方が好きだ。
あと、J.K.シモンズの起用の仕方がとてももったいない!あんな端役で使うなんて!
画面に出てきた時、物凄く期待しちゃったじゃないか!笑
時間経過と共に劣化する脚本
音楽、ダンス、各俳優の演技、その演出・・・総じて水準以上の素晴らしい映画でした。
ただ、ありがちなのですが脚本がいまいち。正直、佳作止まりです。
ストーリーの転機を「〜years later」と時間経過に依存している部分が見え隠れします。鑑賞者はそこで想像しろよ、と。
しかし想像を働かす為の適切な伏線も張ってないし無論、その回収も大してしてないもんだから物語の妙味に欠け、なんだか薄っぺらいストーリーになってしまった感があります。素人の私でもなんとなく想像ついちゃうんです。
特に最後の5年後なんてひどいもので、この脚本で言いたかったのは「時の流れと共に、人の心なんていくらでも変わっていくもんだ。その時々を頑張って自分を利することを最優先しときゃいいよ。」といってる様な気がしてなりません。
アメリカ人の大多数はこんなんに共感できるんか、とちょっと残念に思いました。いや、日本人もたくさんいたか(笑)。
希望を叶えた2人の切ないラストシーンに胸が熱くなる・・・
ミュージカルでしかもラブロマンス。はっきり言ってアクションかドキュメンタリーしか興味の無いおっさんにはあまりにもピント外れな選択をしてしまった感があった。アカデミー賞大本命の宣伝文句につられまあ、どんなものかと軽く暇つぶしに見に行った。冒頭渋滞のシーンから突如踊り出す強烈で鮮やかなダンスシーンで、おっさんは一気にこの映画にのめり込んでしまった。そこには爽快でいて甘く、わくわくしているそして、次々と踊り、歌うシーンに完全に夢中になっている自分がいた。後半、女優を目指すミア(エマ・ストーン)が自分の才能が無い事を恋人セブ(ライアン・ゴズリング)にぶちまけるシーンはなぜか涙が止まらなかった。JAZZを追いかける一人の男と、女優を目指す一人の女。ふとした瞬間に出会い、そして2人はそれぞれに自分の夢を叶える事が出来た。なのに最後のシーンの悲しさはなんという無常さなのか・・・・派手なダンスシーンや、熱きパッションを感じるJAZAミュージック、ストーリーの確かな内容。すべてを満喫できる本当に素晴らしい映画だ。おっさんの恋心をも揺さぶる本作品を見て何も感じない人がいたら本当に悲しい人だ!!
アカデミー賞らしい映画
ひきこまれる
ミュージカル・ファンなら垂涎モノ
タイトルに騙された
タイトル見てハッピーな映画だと思ってた。
LAってロスのことなんだね。
現実のLAと夢のLA LAND
夢を追って得るものと失うもの
あの時追わなければ手に入っていたかもしれない幸せ
最後のセブの(もしかしたら二人の)壮大なタラレバ妄想にジーン…
これで終わってたら成功した女と引きずられる男で終わっちゃうけど、
幕引き直前の二人のアイコンタクトとセブのセリフ「1、2、3…」
で救われました。
セブもちゃんと前に進もうとしてる。
ミュージカル映画はヒュー・ジャックマンのレミゼから2本目ですが、
LALALANDは新世代というか、
ミュージカル退屈派だった僕から言うと、最近のミュージカル映画はとっても楽しいです。
冒頭、高速道路上で繰り広げるほぼワンカットの歌と踊りは、それだけでも見る価値あるかと思います。
がっつり引き込まれました。
良かったよ
良かったー
序盤から終盤にかけてのギャップにやられた
アメリカの底力
恋人同士で見る映画ではないです。
まず、テンポがいい。飽きずに最後まで見られます。
ダンスシーンに関しては、アステアの優雅さと気品の高さはもう誰にも出せないのかなぁと言うのが正直な感想。オマージュですから、勝負する気はないでしょうけど、ちょっと寂しい。この状況が50年以上続いているのは異常。
音楽はもっと口ずさみやすい歌があればとも思いますが、古風なミュージカルを超えた所にこの映画の良さがあると思えば、気にならない。
あれ程作られていたミュージカル映画は夢を伝える装置でした。夢を与えられなくなってきたのと同時に、ミュージカル映画は衰退しました。その後もポツポツと作られますが、(コッポラを含め、映画監督にとって、思い入れのあるジャンルなんでしょう)作品はいいけれど、どこか寂しい感じがします。フォッシー作品を思い浮かべてもらえば、わかると思います。
そんな思いを纏めてくれたのが、この映画。これで一区切りつけて、次回ミュージカルを作る時は、思い切り弾けてくれることを期待しています。
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