ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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儚い夢 現実の続き
これぞアメリカ映画 そんな感じだった。
キャッチコピーにもあったかと思うが
おとぎ話のような映画。個人にはSFみたいにも感じた。
ダンスシーンやポップなカラーは圧巻でそれだけでも観ておいて損はない
女優を目指すミアがバイト先で観た女優に見とれ 最後には自分が同じ行動をするというシーンは夢が現実になった瞬間
二人が出逢いひかれあい、ぶつかりながらも夢を追いかけた時間は夢のような時間
お互いの夢が叶いかけたその時
二人は今まで通りでいられるのだろうか
このテーマは避けては通れない
数年過ぎ、ミアが女優として凱旋
結婚し結婚したミアがふと入った店で
再会する二人。
出逢った時に違う選択をしたら
二人で夢を叶えそのまま結婚し子供が産まれミアの横には自分が座っている。
まさに夢物語
しかし現実は違う
二人は遠くで見つめ ゆっくり微笑み合う
今までのストーリーが完結するシーンは
さまざな感情が入り乱れるため重厚に終わる。
最後にガツンと来ればそのインパクトは絶大、多くの人間が支持するのはうなずける。
映画は良かった。
だけど評価され過ぎな気がする
やはりアメリカ基準なんだろうか、自分はタモリさん寄りなのかも知れない。
カタルシスの爆発
冒頭から「Another Day of Sun」が流れ「これが映画なんだ!!」と言わんばかりの圧倒的なミュージカルが展開され、観客を映画という名の魔法の世界に魅了する。このワンカットの長回しのシーンだけでも「ああ、お金を払ってでも映画館で観られて良かった」と感じた。まず、様々な色(ここでは個性)を持ったスターの卵の大勢が目的地(夢)に向かうために渋滞を繰り広げる。役中のエマ・ストーンやライアン・ゴズリングもそのうちの二人だ。彼らは運命的な出逢いから恋に落ち、それぞれの夢を追い求め、お互いに切磋琢磨していく。そんな彼らの姿は理想的であり、時折ロマンチックにも映る。しかし、ある出来事を境目に二人の未来は良くも悪くも大きく左右する。そして、その行く末に怒涛のラストを迎え入れるわけだが、ここで初めて今までのモヤモヤが清々しいまでに晴れる。つまり、明るくポップなミュージカル(非現実)によって影を潜めていた。また、知らず知らずの内に蓄積されていたわだかまりが解消され、ラストのシーンで一気に観客はカタルシスを味わうことになるのだ。二人には夢を捨てるか恋愛を捨てるかという取捨選択ではなく、両方を同時に手に入れることができた。付け加えると、彼らの選んだ過ちは全て"避けて通れた"ものであり、あのパラレルシーン(ララランド)を現実に引き起こすことも不可能ではなかったのだ。それ故に切ない。とても切ない。最後のシーンで見せる二人の微笑む姿が唯一の救いだろう。そしてあの笑顔に目が覚める。掛かっていた魔法が解けたかのように現実に引き戻される。
誰の心の中にでも存在するララランド。それを理想的かつ現実的で、最善の形で幕を下ろしたこの作品そのものがまさにララランドであり、そのタイトルにもやはり頷ける。
(ミュージカルの演出形態が現実と非現実の共演であるのを今作においても現実と非現実の共演をミュージカルという演出形態をもってして実現させている)
※ララランドにはロサンゼルスの他にもおとぎ話的な意味も含む。
バンドのライブ中にある歌詞もセバスチャンからミアに向けられたものである。
春夏秋冬のタイミングにしても秋(fall)をあそこにもってくるあたりも明らかな意図がある。
冒頭では渋滞の列に並んでいたミアがラストでは渋滞を逃れるシーンひとつをとっても彼女がスターになってしまったことを暗示している。
画で魅せられる力をもつのが映画なのであって台詞だけならわざわざ映画である必要はない。
観客は受動的でなく能動的になって初めて良質な映画の本質を捉えることができる。
どこにでもあるようなメロドラマを第一にやりたいのではなくて、この映画では「カタルシスの爆発」をやっているんです。
いい映画観たな。という感じ。
ネクラなネット民の心のストライクゾーンを突き刺している!
最初のミュージカルはよかったです。唐突に始まって置いてきぼり感がありましたが、このあと訪れる楽しそうなイメージが膨らみました。
そのあとは詳しい説明もなく、淡々と暗めな雰囲気で進みます。
オープニングの明るくクレイジーなシーンは何んだったのかと思いながら、起伏のないありふれたストーリーで進行します。
誰にも感情移入できない段階で切れ味あるミュージカルシーンが続きますが、
やっと主人公らの人物像を把握した頃からは、ミュージカルシーンが鳴りを潜めます。
作品としては、暗いです。特に、聞いていて自身の生きている価値が吸い取られそうになるほど暗いメインテーマが何度も繰り返し流れます。
メインテーマの曲を聴きながら、この作品に共感して感動出来る人は、相当ネクラな人だと感じました。なぜネット上でこの作品の評価がとても高いのか考えていて気がつきました。
「あ、ネット民の大半がネクラだった!!!」
さいこう!
監督の才能が分かるミュージカル映画
予告の見過ぎにご用心:音楽と映像に酔いしれる
プレミアムフライデーだから15時以降は1100円!というメールが届きまして、ほなら封切りで見まひょかということで見てきました。
すっごい最高!とは思いませんでしたが、夢のある映画の世界を堪能し、気に入った曲はiTunesで買っちゃう位には好きです。元々ミュージカル映画が大好きですからね。
楽しい音楽、キラキラの映像。わくわくとため息で堪能しました。
ミュージカル映画好きとはいえ、そんなに素養がなくてですね、引用されていたシーンに気付くことは余りなかったです。構成がシェルブールの雨傘っぽいなってのと、オープニングの主人公不在のダンスダンスダンスがロシュフォールの恋人たちっぽいなーって思った程度です。もっと古いのをみとかないとダメでしたね。
お話はシンプルです。出逢って別れて懐かしむ。そこに芸術で食っていく難しさ、そこを求めてやまない気持ちがプラスされています。音楽や演劇やアートで身を立てたい人はグッとくるでしょうね。
ラストのパラレルワールドはほんと素敵だったんですが、予告でバーでクビになった後にキスするシーンがあるでしょ?で、本編中にセブがひどい態度で無視するシーンがあるでしょ。あのシーンで、キスシーンが後で出てくるってことは「あのときこうだったら」的回想あんのかなって浮かんでしまってね。実際に見て、そやんなって納得はしたけど驚きが薄れたんですよねー。そこが残念でしたよ。予告ネタバレやーんって。
あとソノヤミズノがもっと出てるかと思ったらほぼ一曲だけの出番でガーンですよ。ロイヤルバレエ学校仕込みのダンスが見れるかと期待してたもので。
文句ばっか描きましたが楽しかったんですよ?音楽も買って聴いてますしね。また見たいしDVD買ってもいいかも!なんですよ。
エマ・ストーンはとってもキュートでした。エマのハスキーボイス好きです。ライアン・ゴズリングは見た目的な良さがわかんないですが、エマ・ストーンを見ているとよく共演してますね。ピアノ演奏がんばらはったねえって思いました。ジョンレジェンドとやる曲の売れ筋だけどダッサイ感じがすごくツボでした。あの曲は買ってませんw
舞台の映画化じゃないのでブロードウェイで慣らした声量推しの歌手は出てきません。声量控えめな歌い手がメインです。こういう技巧派でない歌も私は好きです。
あまりおすすめしない
予想通り
(p_-)いい映画です。素直に見ましょう。
LaLaLandってどんな意味があるのかネットで調べてみるとロサンゼルス、現実離れした話と出てきました。確かに偶然が重なって二人の男女が出会うお話なんですが、エンディングは非常に現実的でした。出会った二人は別々の道を歩みます。現実離れした話だったらハッピーエンドにと思うんですが違うんですね、これが。話はこの映画の主題でもあるジャズの根底に流れる現実性と共に二人は別々の道を歩むんです。夢のような話は最後は二人の別れという現実で終わります。
ここは賛否があるんでしょうが、、、、。このギャップがいいんでしょうね。それとこの映画色合いがいい!なんか懐かしい感覚が蘇って元気になります。いい映画なんですが、私は『セッション』の緊張感、緊迫感がたまらなく好きで点数はこんな感じですかね。
次回作楽しみです。
うーん
オープニングの超長回しのミュージカルシーンは見事!
でもこれがここででちゃうの?
そのあとは、単純なラブストーリー。
エマのファンならよいだろうが
感動するような人間ドラマもなく、オープニングを超える音楽シーンもなく。
作品賞には値しないとは感じた。
ただ、英語がわからず字幕をみていたためと言われると返す言葉はない。
夢の光と闇をギュッと。
女優になりたい女と
ジャスの店を開きたい男の話。
夢を持つっていいぞ!という反面、
夢叶えるってそんな甘いもんじゃないですよ
と訴えてくる作品。
夢叶った人が観ても夢破れた人が観ても
夢を叶えようとしてる人が観ても
夢なんてねえよハゲ!って人が観ても
夢って何ですかホゲーって人が観ても
感動すると思う。
そこに男女の恋愛がプラス〜〜
最初は2人で夢叶えようね!ってなるけど
時が経つとどっちかが現実見始めるんよなー
遠距離恋愛なうの自分は観てて
結構グサリとくるとこもあった。笑
とまあなんだかんだあるのだけれど
最後の2人の笑み良かったっすね〜〜。
ストーリー以外だと
音楽はもちろんいい。
見終わってから気づいたら
ずっと鼻歌歌っちゃってる。
服もかわいい。
単色でシンプルだけどお洒落。
男女ともに惹かれるファッションセンス。
街並みもロサンゼルスが舞台ということで
とにかくフォトジェニック。
ロケ地巡りしたいやつですね。
てな感じで最高でした。
エンディングが特に良かった。
エンディングに対して賛否両論あるみたいだけど、
最近のしょーもない浮気ドラマとは違って、
最後の頷きあいには。。。
良い意味でのため息がてた。
もっかい見にいこ。
素晴らしいミュージカル映画
前評判通り、とても素晴らしかった。まずオープニングの映像は本当にすごく、音楽とマッチしていて、感動した。歌やダンスもこれぞミュージカル映画という出来映えで見応えがあった。さらに演出がとてもよく、『セッション』も見たがこの監督はセンスがあると感じた。
内容に斬新さはなくピアノ、ダンス下手
アカデミー賞を総なめにした映画ということで、楽しみに観に行った。
ミュージカル映画といえば、その時代の若者を描いたウエストサイドストーリーにはとても感銘を受けたから、
現代の若者や人々を描いた映画ミュージカルはどういう物語なのか期待していたが、
特に斬新さもなく、内容的にも二人の恋愛や、オーディションについても、
「こういうストーリー、あるよね、」という感じだったし、
歌もまあまあな出来ばえで、ダンス?はまたまた普通。
ピアノが下手で、なにも心にこない、、、
にはがっくりした。
この映画でアメリカの人々は感動して受賞もしてるんだ、と思うと、審査員もたいした人らじゃないのかなと感じた。
ただ、普通の内容で泣かせどこはうまく作ってあったので、泣きました。
観た後にも回想して色々と考えました。
悪い映画では全くありません。
色々と既に極めてる人などには、内容的には物足りない映画だと思います。
音楽が素敵だった
適度なミュージカル感が良かった。最初の時点でもう一回見たいと思いながら見てたけど最後がせつなかったのでもう一度観に行くかは迷うところ。心踊る系のミュージカルは純粋なハッピーエンドがよかったな。
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