ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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ミシェル・ゴンドリーっぽいかも
ストーリーは夢を追う男女が惹かれあい、夢は叶うが別れてしまうという、かなりシンプルなもの。そのシンプルな構成とミュージカルが混ざることで、往年のハリウッド映画を彷彿とさせながらも、全く新しい作品となっている。
特にラストのミュージカルシーンは圧巻。昔の恋人と会って、頭をよぎる未練とは違う何かを、素敵なミュージカルとして完全に映像化している。
セッションの時は思わなかったがミシェル・ゴンドリーっぽい世界観にも見えた。ストーリーや整合性を追う人には勧められないが、カメラワークや楽曲、構成は抜群の作品かと思う。
夢を追うこと
フツーのラブロマンス
アカデミー賞の誤発表など
色々なところで話題となっている本作品。
「ミュージカル苦手な人でも大丈夫!」
「冒頭のダンスで拍手しちゃいそうになった!」
「号泣必至!」
至る所で絶賛の嵐。
「『ラ・ラ・ランド』を批判する人は
流行っているモノを叩いてカッコつけてるだけ」
という意見すら見かけた。
しかしどれだけ評判が良くても、
カッコつけてるだけと言われても、
僕は構えずに自分の感覚で
この作品を評価したい。
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この映画、面白いか?
確かにダンスや音楽の迫力はなかなかのモノ。
ライアン・ゴズリングのキャラクターも
魅力的で良かった。
しかし自分にとってはそれだけの映画だった。
「いつ面白くなるんだ?」と思っている間に
エンドロールが始まってしまった。
イマイチ物語にノることが出来ない。
泣くポイントもわからない。
これフツーの切ないラブロマンスなんじゃ?
他の話より秀でた部分があるとは思えなかった。
しかしながら
代役ナシで演じきったライアン・ゴズリングと
エマ・ストーンのパフォーマンスには脱帽。
拍手を送りたい。
この作品を観て改めて感じたことは、
結局、映画は人それぞれということ。
当たり前のことだが今回身に染みて思った。
人によって面白いモノもつまらないモノも違う。
今回はたまたま大勢が面白いと感じるモノを
自分がつまらないと感じたというだけのコト。
逆のパターンもあるのだろうから、
その出会いを心待ちにする。
「セッション」はホントに面白かった。
生涯ベスト5に入るレベルの作品だ。
しかし今回は少しガッカリした。
監督で映画を選ぶのは考えモノかもしれない。
そしてコレを言うのは野暮というものだが、
映画館に途中から入ってきてスクリーンの
真ん前に直立するオンナを僕は絶対に許さない。
音楽と映像の融合
感慨深い
恋におちちゃいます!
儚い夢 現実の続き
これぞアメリカ映画 そんな感じだった。
キャッチコピーにもあったかと思うが
おとぎ話のような映画。個人にはSFみたいにも感じた。
ダンスシーンやポップなカラーは圧巻でそれだけでも観ておいて損はない
女優を目指すミアがバイト先で観た女優に見とれ 最後には自分が同じ行動をするというシーンは夢が現実になった瞬間
二人が出逢いひかれあい、ぶつかりながらも夢を追いかけた時間は夢のような時間
お互いの夢が叶いかけたその時
二人は今まで通りでいられるのだろうか
このテーマは避けては通れない
数年過ぎ、ミアが女優として凱旋
結婚し結婚したミアがふと入った店で
再会する二人。
出逢った時に違う選択をしたら
二人で夢を叶えそのまま結婚し子供が産まれミアの横には自分が座っている。
まさに夢物語
しかし現実は違う
二人は遠くで見つめ ゆっくり微笑み合う
今までのストーリーが完結するシーンは
さまざな感情が入り乱れるため重厚に終わる。
最後にガツンと来ればそのインパクトは絶大、多くの人間が支持するのはうなずける。
映画は良かった。
だけど評価され過ぎな気がする
やはりアメリカ基準なんだろうか、自分はタモリさん寄りなのかも知れない。
カタルシスの爆発
冒頭から「Another Day of Sun」が流れ「これが映画なんだ!!」と言わんばかりの圧倒的なミュージカルが展開され、観客を映画という名の魔法の世界に魅了する。このワンカットの長回しのシーンだけでも「ああ、お金を払ってでも映画館で観られて良かった」と感じた。まず、様々な色(ここでは個性)を持ったスターの卵の大勢が目的地(夢)に向かうために渋滞を繰り広げる。役中のエマ・ストーンやライアン・ゴズリングもそのうちの二人だ。彼らは運命的な出逢いから恋に落ち、それぞれの夢を追い求め、お互いに切磋琢磨していく。そんな彼らの姿は理想的であり、時折ロマンチックにも映る。しかし、ある出来事を境目に二人の未来は良くも悪くも大きく左右する。そして、その行く末に怒涛のラストを迎え入れるわけだが、ここで初めて今までのモヤモヤが清々しいまでに晴れる。つまり、明るくポップなミュージカル(非現実)によって影を潜めていた。また、知らず知らずの内に蓄積されていたわだかまりが解消され、ラストのシーンで一気に観客はカタルシスを味わうことになるのだ。二人には夢を捨てるか恋愛を捨てるかという取捨選択ではなく、両方を同時に手に入れることができた。付け加えると、彼らの選んだ過ちは全て"避けて通れた"ものであり、あのパラレルシーン(ララランド)を現実に引き起こすことも不可能ではなかったのだ。それ故に切ない。とても切ない。最後のシーンで見せる二人の微笑む姿が唯一の救いだろう。そしてあの笑顔に目が覚める。掛かっていた魔法が解けたかのように現実に引き戻される。
誰の心の中にでも存在するララランド。それを理想的かつ現実的で、最善の形で幕を下ろしたこの作品そのものがまさにララランドであり、そのタイトルにもやはり頷ける。
(ミュージカルの演出形態が現実と非現実の共演であるのを今作においても現実と非現実の共演をミュージカルという演出形態をもってして実現させている)
※ララランドにはロサンゼルスの他にもおとぎ話的な意味も含む。
バンドのライブ中にある歌詞もセバスチャンからミアに向けられたものである。
春夏秋冬のタイミングにしても秋(fall)をあそこにもってくるあたりも明らかな意図がある。
冒頭では渋滞の列に並んでいたミアがラストでは渋滞を逃れるシーンひとつをとっても彼女がスターになってしまったことを暗示している。
画で魅せられる力をもつのが映画なのであって台詞だけならわざわざ映画である必要はない。
観客は受動的でなく能動的になって初めて良質な映画の本質を捉えることができる。
どこにでもあるようなメロドラマを第一にやりたいのではなくて、この映画では「カタルシスの爆発」をやっているんです。
いい映画観たな。という感じ。
ネクラなネット民の心のストライクゾーンを突き刺している!
最初のミュージカルはよかったです。唐突に始まって置いてきぼり感がありましたが、このあと訪れる楽しそうなイメージが膨らみました。
そのあとは詳しい説明もなく、淡々と暗めな雰囲気で進みます。
オープニングの明るくクレイジーなシーンは何んだったのかと思いながら、起伏のないありふれたストーリーで進行します。
誰にも感情移入できない段階で切れ味あるミュージカルシーンが続きますが、
やっと主人公らの人物像を把握した頃からは、ミュージカルシーンが鳴りを潜めます。
作品としては、暗いです。特に、聞いていて自身の生きている価値が吸い取られそうになるほど暗いメインテーマが何度も繰り返し流れます。
メインテーマの曲を聴きながら、この作品に共感して感動出来る人は、相当ネクラな人だと感じました。なぜネット上でこの作品の評価がとても高いのか考えていて気がつきました。
「あ、ネット民の大半がネクラだった!!!」
さいこう!
監督の才能が分かるミュージカル映画
予告の見過ぎにご用心:音楽と映像に酔いしれる
プレミアムフライデーだから15時以降は1100円!というメールが届きまして、ほなら封切りで見まひょかということで見てきました。
すっごい最高!とは思いませんでしたが、夢のある映画の世界を堪能し、気に入った曲はiTunesで買っちゃう位には好きです。元々ミュージカル映画が大好きですからね。
楽しい音楽、キラキラの映像。わくわくとため息で堪能しました。
ミュージカル映画好きとはいえ、そんなに素養がなくてですね、引用されていたシーンに気付くことは余りなかったです。構成がシェルブールの雨傘っぽいなってのと、オープニングの主人公不在のダンスダンスダンスがロシュフォールの恋人たちっぽいなーって思った程度です。もっと古いのをみとかないとダメでしたね。
お話はシンプルです。出逢って別れて懐かしむ。そこに芸術で食っていく難しさ、そこを求めてやまない気持ちがプラスされています。音楽や演劇やアートで身を立てたい人はグッとくるでしょうね。
ラストのパラレルワールドはほんと素敵だったんですが、予告でバーでクビになった後にキスするシーンがあるでしょ?で、本編中にセブがひどい態度で無視するシーンがあるでしょ。あのシーンで、キスシーンが後で出てくるってことは「あのときこうだったら」的回想あんのかなって浮かんでしまってね。実際に見て、そやんなって納得はしたけど驚きが薄れたんですよねー。そこが残念でしたよ。予告ネタバレやーんって。
あとソノヤミズノがもっと出てるかと思ったらほぼ一曲だけの出番でガーンですよ。ロイヤルバレエ学校仕込みのダンスが見れるかと期待してたもので。
文句ばっか描きましたが楽しかったんですよ?音楽も買って聴いてますしね。また見たいしDVD買ってもいいかも!なんですよ。
エマ・ストーンはとってもキュートでした。エマのハスキーボイス好きです。ライアン・ゴズリングは見た目的な良さがわかんないですが、エマ・ストーンを見ているとよく共演してますね。ピアノ演奏がんばらはったねえって思いました。ジョンレジェンドとやる曲の売れ筋だけどダッサイ感じがすごくツボでした。あの曲は買ってませんw
舞台の映画化じゃないのでブロードウェイで慣らした声量推しの歌手は出てきません。声量控えめな歌い手がメインです。こういう技巧派でない歌も私は好きです。
あまりおすすめしない
予想通り
(p_-)いい映画です。素直に見ましょう。
LaLaLandってどんな意味があるのかネットで調べてみるとロサンゼルス、現実離れした話と出てきました。確かに偶然が重なって二人の男女が出会うお話なんですが、エンディングは非常に現実的でした。出会った二人は別々の道を歩みます。現実離れした話だったらハッピーエンドにと思うんですが違うんですね、これが。話はこの映画の主題でもあるジャズの根底に流れる現実性と共に二人は別々の道を歩むんです。夢のような話は最後は二人の別れという現実で終わります。
ここは賛否があるんでしょうが、、、、。このギャップがいいんでしょうね。それとこの映画色合いがいい!なんか懐かしい感覚が蘇って元気になります。いい映画なんですが、私は『セッション』の緊張感、緊迫感がたまらなく好きで点数はこんな感じですかね。
次回作楽しみです。
うーん
オープニングの超長回しのミュージカルシーンは見事!
でもこれがここででちゃうの?
そのあとは、単純なラブストーリー。
エマのファンならよいだろうが
感動するような人間ドラマもなく、オープニングを超える音楽シーンもなく。
作品賞には値しないとは感じた。
ただ、英語がわからず字幕をみていたためと言われると返す言葉はない。
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