ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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グリフィス天文台
後でメイキング映像を観たところ、ハイウェイでの撮影には感嘆しました。グリフィス天文台は先日見たイエスマンに使われてて良い場所だなと思っていたんですよ。最初のプリウス停めていた坂も似てた。それより、そんなことより、坂で繰り広げられた、ライアン・コズリングのタップダンスの動き固すぎない?もうちょい滑らかさが欲しかった。(踊りに関して全くのど素人の僕から見てもあまり良いものには見えませんでした。)総じて単なる美男美女が、苦労を重ね、別々の道でそれぞれの道で成功して、最後は再開で感動を誘うという、ミュージカル映画の中でも作られた感が強く思い、共感出来なかった。あいまあいまのセッション、音楽はよかったです。ドラマとしてはあまり面白くなかった。
映画の原点
海外の映画館で鑑賞。アカデミー賞ノミネート作品だし、期待もかなりしていた。
最初は歌から始まってミュージカル映画感が満載のスタートだったけれどただのミュージカルじゃない。映像もすごく綺麗で色使いがうまい。洋服や小物までも可愛かった。音楽もダンスも楽しくて見事ストーリーの一部になっていた。もちろん普通の映画よりセリフは少ない。そのぶん歌がセリフになっていた。
博物館に行ったシーンでは、表現が難しいけれど映画の原点に戻ったような感じがした。私の考えでは映画は現実から切り離されて夢のような感じがする。それが感じられる映像でよかった。
特にラストのシーンが気に入った。でもあのラストを好まない人も多いかもしれない笑
ミュージカルだからっていうのもあって好みが別れるかもしれないけれど、私にとっては傑作。帰りの飛行機の中でも、もう一度鑑賞した。笑
ちょっと評価高すぎません?
オープニング高速道路のシーンから、なんか映像が暗いと感じた晴天の色鮮やかなシーンのはずなのに気になって、スカッとしないので摑み所で先ず入り込めず。
その後も暗めのトーンと必要以上の大音量の音楽で内容以前に飽きてくる。
とにかく期待外れ。
演出の勝利か、素晴らしい映画体験
前知識ほとんどなしで見に行きました。知ってたのはアカデミー賞とったことと、ミュージカル映画、各地で絶賛されてるという3点のみでした。
結論から言えば、「素晴らしい映画体験だった」と言うことに尽きます。「映画の魔法にかけられた」と言い換えても良いかも。逆に言えば是非映画館で見るべき作品だと思います。TV、DVDじゃこの魅力は半減すると思います。ド派手はSF超大作では無いんですけど、不思議なことに映画館で見ないとこの魔法はかからないのではないかと思います。
なんかこう「映画の本気を見た」っていうのか、うーん感想に言葉が足り無い。自分の語彙力の問題か。
音楽が良かった。ピアノの音が好きという僕個人の好みの問題でもあるが、演奏のシーンとか良かった。
ストーリーは変哲もない恋愛モノで多少鞘当てがあったりケンカしたりと恋の楽しさ難しさが追体験できます。謎があったり斬新なストーリー展開ではありません。
この映画で光るのは演出の良さでしょうか。ミュージカル映画なので映画の中でどれだけ歌シーンを上手く混ぜるかってのがポイントになると思うのですが、私はまんまと魔法にかかったんだと思います。
ミュージカルが当たり前なインド映画と比べると音楽がジャズ、POPSで馴染みのあるモノなので、より魔法にかかりやすかったかな?と思います。一般人の取っつきやすさは当たり前だけどハリウッドが上です。
あと良作の必須条件である(私が勝手にそう思ってる)、複数の感情を同時に味わえるってのも高ポイントです。幸福感・切なさ・寂しさ・郷愁・安心などですかね。恋愛感情を描き切ったともいえるかもしれません。
あと、良い映画は良い余韻が楽しめますよね。映画館を出て家に帰るまで、やはりいつもの景色が違って見えました。かかってますね、魔法。
王道展開なストーリーでも見せ方、演出の仕方でこれだけ素晴らしい世界観を作り上げるのは素晴らしいと思います。
私は...ステキな映画と感じました。
上映開始に間に合わず...
今回が2度目の鑑賞。見逃したオープン二ング10分間に、先ずは、もう一度観て良かった...
そんな満足感がありました。
オープン二ングナンバーは、
〝Another Day of Sun ″ お見事なオープン二ング、そして二人の出会いから、エピローグに至るまでの、互いに夢を追いかけた末の愛の結末...プロローグは、ラスト10分間の
「もし...二人が...と、したら...」この走馬灯の様に描かれるラストシーンへ繋がって行きます。
お店の名前と...そのロゴ。
それは、かつてミアが考えたものでした。
切なくも、二人の夢の叶い方の違い...
そして、お互いの気持ちを理解し合う様に
セブは微笑み...映画は終わります。
物語としての意外性、
ミュージカル映画へのオマージュ、
そして、切な過ぎるセブの愛の形。
そして、ベストフレンドウエディングのキャメロンディアスを思わせる、エマ・ストーンの〝黄色いワンピース″ 。
私は...
ステキな映画と感じました。
もしも、あの時…心に刺さるラストシーン。
あの時、もしも違う選択をしていたら今ごろ…
誰もが人生において何度か味わうであろう、ホロ苦い追憶と感傷。
心に突き刺さる、ラスト10分間でした。
最後に、二人が交わす微笑み。
お互い、すべてわかっているから。
決して後悔しているわけではないから。
でも、もしも…。
余韻を残しながらも、きっぱりとジ・エンド。
素晴らしかったです。
さっそく、サウンドトラックを買いました。
どの曲もキラキラしていながら
ちょっとビターで切なく感じるのは
映画の場面、場面が鮮やかに思い浮かぶからです。
映画そのものの再見は…しばらくせずに
音だけから余韻を味わっていたいかな(^^;。
ミシェル・ゴンドリーっぽいかも
ストーリーは夢を追う男女が惹かれあい、夢は叶うが別れてしまうという、かなりシンプルなもの。そのシンプルな構成とミュージカルが混ざることで、往年のハリウッド映画を彷彿とさせながらも、全く新しい作品となっている。
特にラストのミュージカルシーンは圧巻。昔の恋人と会って、頭をよぎる未練とは違う何かを、素敵なミュージカルとして完全に映像化している。
セッションの時は思わなかったがミシェル・ゴンドリーっぽい世界観にも見えた。ストーリーや整合性を追う人には勧められないが、カメラワークや楽曲、構成は抜群の作品かと思う。
夢を追うこと
夢追い人の心に深く刺さる映画。ラストのセバの頷きに泣いた。「君は君の道を行け、それでいい」って感じで。
二人とも夢を叶えたけど、ともに生きることは諦めた。夢を追うことの代償も描いている。
音楽がとにかく素晴らしい。エマ・ストーンの演技も凄い。
ラスト、ミアがなぜ別の男性と結婚していたのかだけがわからなかったが、友達が言っていた「共に夢を追うパートナーではあったけど、共に人生を歩む相手ではなかった」にしっくりきた。
フツーのラブロマンス
アカデミー賞の誤発表など
色々なところで話題となっている本作品。
「ミュージカル苦手な人でも大丈夫!」
「冒頭のダンスで拍手しちゃいそうになった!」
「号泣必至!」
至る所で絶賛の嵐。
「『ラ・ラ・ランド』を批判する人は
流行っているモノを叩いてカッコつけてるだけ」
という意見すら見かけた。
しかしどれだけ評判が良くても、
カッコつけてるだけと言われても、
僕は構えずに自分の感覚で
この作品を評価したい。
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この映画、面白いか?
確かにダンスや音楽の迫力はなかなかのモノ。
ライアン・ゴズリングのキャラクターも
魅力的で良かった。
しかし自分にとってはそれだけの映画だった。
「いつ面白くなるんだ?」と思っている間に
エンドロールが始まってしまった。
イマイチ物語にノることが出来ない。
泣くポイントもわからない。
これフツーの切ないラブロマンスなんじゃ?
他の話より秀でた部分があるとは思えなかった。
しかしながら
代役ナシで演じきったライアン・ゴズリングと
エマ・ストーンのパフォーマンスには脱帽。
拍手を送りたい。
この作品を観て改めて感じたことは、
結局、映画は人それぞれということ。
当たり前のことだが今回身に染みて思った。
人によって面白いモノもつまらないモノも違う。
今回はたまたま大勢が面白いと感じるモノを
自分がつまらないと感じたというだけのコト。
逆のパターンもあるのだろうから、
その出会いを心待ちにする。
「セッション」はホントに面白かった。
生涯ベスト5に入るレベルの作品だ。
しかし今回は少しガッカリした。
監督で映画を選ぶのは考えモノかもしれない。
そしてコレを言うのは野暮というものだが、
映画館に途中から入ってきてスクリーンの
真ん前に直立するオンナを僕は絶対に許さない。
音楽と映像の融合
まさに夢をみていた
オープニングから鳥肌。そこからのありがちな展開も好感が持てる。
この監督はラストで魅せてくる。ラストの展開はしばらく動けないほど。
また、セリフが少ないため演技が目立つが、キャスト陣の演技は良かった。
挿入曲もダンスも申し分ないなかで、中だるみしている感じがあったかもしれない。
感慨深い
"ほんの一瞬で人生はすれ違う。
だから今を大切に選んで生きる必要がある"
そんな気持ちになれる素敵な作品でした。
人生、後悔することもありますが、
昔 思い描いていた未来と違っていても
過去は大切に心の中にそっとしまって歩いていこうと思わせてくれました。
この作品との出会いに感謝です。
恋におちちゃいます!
ミュージカルだから当たり前かもしれませんが、音楽が良い!
観た後、ステップを踏みたくなっちゃう。
衣装も素敵、女性は女性らしく、男性はきめるとこきめて、程よくDressed upなのが良い。新しすぎない、ちょこっとクラシック。
原色のドレスを着て街に出たくなりますよ。
儚い夢 現実の続き
これぞアメリカ映画 そんな感じだった。
キャッチコピーにもあったかと思うが
おとぎ話のような映画。個人にはSFみたいにも感じた。
ダンスシーンやポップなカラーは圧巻でそれだけでも観ておいて損はない
女優を目指すミアがバイト先で観た女優に見とれ 最後には自分が同じ行動をするというシーンは夢が現実になった瞬間
二人が出逢いひかれあい、ぶつかりながらも夢を追いかけた時間は夢のような時間
お互いの夢が叶いかけたその時
二人は今まで通りでいられるのだろうか
このテーマは避けては通れない
数年過ぎ、ミアが女優として凱旋
結婚し結婚したミアがふと入った店で
再会する二人。
出逢った時に違う選択をしたら
二人で夢を叶えそのまま結婚し子供が産まれミアの横には自分が座っている。
まさに夢物語
しかし現実は違う
二人は遠くで見つめ ゆっくり微笑み合う
今までのストーリーが完結するシーンは
さまざな感情が入り乱れるため重厚に終わる。
最後にガツンと来ればそのインパクトは絶大、多くの人間が支持するのはうなずける。
映画は良かった。
だけど評価され過ぎな気がする
やはりアメリカ基準なんだろうか、自分はタモリさん寄りなのかも知れない。
カタルシスの爆発
冒頭から「Another Day of Sun」が流れ「これが映画なんだ!!」と言わんばかりの圧倒的なミュージカルが展開され、観客を映画という名の魔法の世界に魅了する。このワンカットの長回しのシーンだけでも「ああ、お金を払ってでも映画館で観られて良かった」と感じた。まず、様々な色(ここでは個性)を持ったスターの卵の大勢が目的地(夢)に向かうために渋滞を繰り広げる。役中のエマ・ストーンやライアン・ゴズリングもそのうちの二人だ。彼らは運命的な出逢いから恋に落ち、それぞれの夢を追い求め、お互いに切磋琢磨していく。そんな彼らの姿は理想的であり、時折ロマンチックにも映る。しかし、ある出来事を境目に二人の未来は良くも悪くも大きく左右する。そして、その行く末に怒涛のラストを迎え入れるわけだが、ここで初めて今までのモヤモヤが清々しいまでに晴れる。つまり、明るくポップなミュージカル(非現実)によって影を潜めていた。また、知らず知らずの内に蓄積されていたわだかまりが解消され、ラストのシーンで一気に観客はカタルシスを味わうことになるのだ。二人には夢を捨てるか恋愛を捨てるかという取捨選択ではなく、両方を同時に手に入れることができた。付け加えると、彼らの選んだ過ちは全て"避けて通れた"ものであり、あのパラレルシーン(ララランド)を現実に引き起こすことも不可能ではなかったのだ。それ故に切ない。とても切ない。最後のシーンで見せる二人の微笑む姿が唯一の救いだろう。そしてあの笑顔に目が覚める。掛かっていた魔法が解けたかのように現実に引き戻される。
誰の心の中にでも存在するララランド。それを理想的かつ現実的で、最善の形で幕を下ろしたこの作品そのものがまさにララランドであり、そのタイトルにもやはり頷ける。
(ミュージカルの演出形態が現実と非現実の共演であるのを今作においても現実と非現実の共演をミュージカルという演出形態をもってして実現させている)
※ララランドにはロサンゼルスの他にもおとぎ話的な意味も含む。
バンドのライブ中にある歌詞もセバスチャンからミアに向けられたものである。
春夏秋冬のタイミングにしても秋(fall)をあそこにもってくるあたりも明らかな意図がある。
冒頭では渋滞の列に並んでいたミアがラストでは渋滞を逃れるシーンひとつをとっても彼女がスターになってしまったことを暗示している。
画で魅せられる力をもつのが映画なのであって台詞だけならわざわざ映画である必要はない。
観客は受動的でなく能動的になって初めて良質な映画の本質を捉えることができる。
どこにでもあるようなメロドラマを第一にやりたいのではなくて、この映画では「カタルシスの爆発」をやっているんです。
いい映画観たな。という感じ。
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