ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
全1453件中、561~580件目を表示
人生最高の映画。
テレビCMを見て思い立ち、初めてひとり映画をしたのがこの「ラ・ラ・ランド」でした。あまりの魅力に後日、もう一度見に行きました。ほろ苦く、全てが完璧な映画でした。
そう思えた要因はいくつかあり、まずは、ライアンゴズリングの渋さです。僕は正直、鑑賞前、ライアンゴズリングの容姿について、特別かっこいい訳ではないと思っていたのですが、映画を見終わった後には大ファンになり、世界で一番かっこいい人とさえ思うようになりました。ラストシーンの笑みでは、男の僕でさえ完全にノックアウトです。また、ピアノの演奏シーンは終始圧巻の一言で、完全に目を奪われました。
次に、エマストーンの表情のうまさです。彼女のあれほどまでに多様な表情の引き出しが無ければ、この映画はここまでの大きな作品になっていなかったと言っても過言ではないと思います。過去にもライアンとエマには共演があり、これで3度目のようですが、ライアンとの掛け合いは、見ていて落ち着くし、微笑ましいし、何より安定感が素晴らしいです。
そして長くなるので最後に挙げるとすれば、色使いです。どこか懐かしく、また自然と見ていて気持ちを弾ませてくれたり、また、シーンによっては悲しみをさらに際立たせてくる絶妙な色使いは、終始目を惹くものであり、映画をより一層華やかで、なおかつ悲しい物語にさせていると思いました。
もちろん脚本も音楽も素晴らしいことは、言うまでもないことで、中だるみもなく、一見長くみえる2時間10分は一瞬で過ぎ去って行きます。ラストシーンについては、賛否両論あると思いますが、僕は、「 観客が求めるハッピーエンドと、セブとミアが思い描いたハッピーエンドが必ずしも合致する訳ではないからなぁ…」なんて考えながらしみじみラストシーンを見守っていました。見る人によって全く感想が異なるラストシーンだと思います。まだ1回も本作を見ていなく、これから初めて見ることができる特権を持っている人が羨ましくて仕方ないです。老若男女問わず全世代にオススメしたい作品であり、僕の中で、極めて特別な作品になりました。
現代のクラシック
ストーリーはいたってシンプル
歌もいたってシンプル
画面の色使いもシンプル
一つ一つを見れば 何か今までのとは違うものを
と 知恵を絞り毎年多くの作品が作られるなか
全ての要素が ひねったところはない
そこに魅力があるんだと思う
シンプルにストレートに。
映画らしい映画を見て 幸せな気分になり 映画館を後にした。
これが本当の
それぞれの夢を追う二人の男女の恋愛を描くミュージカルムービー。彼はジャズピアニスト、彼女は女優を目指すが、彼女が掴んだチャンスがきっかけで二人は離ればなれに。数年後、二人は再会するが、彼女は女優として成功し結婚し1児の母に、彼も夢を叶え自分の店を持つまでに。一見、恋愛より夢を選んだ様に見えて、二人はまだ愛し合っている。こんな愛の形もある…いやこれが本当の愛かもしれない、そう思いました。
久々に本物の映画を観た気がします
何十年に一度のレベルの名作だと思います。
特に終盤には心が震えました。
あり得た筈の未来(現在)、取り戻せない過去。
8ミリのシーンは反則です
涙腺が崩壊しそうになりました
エンドロールでララランドの意味が分かりました
自分はとっても感動した。
最後のシーンに妻はセバスチャンが可哀想と泣いていた。自分も「何で5年が待てられなかったのか」と切なく感じた。
それでも、「やっぱりアメリカはいいなぁ。ハリウッドはすごいなあ。」と思った。
そして、なぜ、このような終わり方にしたのかを考えてみた。
次に日、「あぁ、この映画はアメリカンドリームの話なんだ」、「アメリカンドリームは単なる成功話ではなく、悲しみや切なさの中にあるものなんだ。」と思った。
夢を実現したとしても、それはハッピーエンドではないかもしれない。この映画のセバスチャンやミアのように夢を実現できたとしても切なさは残る。
人生にはいろいろな岐路があって、あの時にこうしていれば、もっと違う人生があったかもしれないと思うことがいっぱいある。そのほうが幸せに思えることもある。
だいいち、夢を追ったからといって実現できない人のほうが圧倒的に多いのだ。
それでも、夢を追うことは価値がある。前に進もう。
・・・・・そんな思いが、最後の二人の悲しそうな笑顔であり、セバスチャンの「さあ、ピアノを弾こう」で終了したんじゃないのかなと思った。
---------------------
そう考えると、腑に落ちることがいっぱいある。
ラ・ラ・ランドのLAはロスアンゼルス・・・・西部開拓の地であり、アメリカ第二の都市。
LAの青い野球帽をわざわざ見せたけど、アメリカ人の持っているロスアンゼルスのイメージ、ドジャースのイメージってどんなんだろう。
舞台はハリウッド・・・・グリフィス天文台が二人を結びつけ、その映画が終わる頃に二人の間にすれ違いが生じていった。アメリカ人にとってのジェームス・ディーンってどんな存在なんだろう。
プリウスとクラシックカーを共存させたこと。
ミアの成功がロンドンではなくてパリだったこと。
セーヌ川に飛び込んだおばさんの話。
5年後のシーンが、昔の葉を落としながら太陽に向かって伸びるパームヤシから始まる意味。
・・・そういうところに、アメリカンドリームの本質が隠されていて、それらがミュージカルという仮想現実に包んで娯楽映画としているところにハリウッドの真髄があるのではないのかと思った。
--------------------------
この映画に賛否両論があるのは、アメリカ人との歴史、文化、人生観、そして宗教観の違いによるものであり、感動している場合も、日本人なりの感性で共感しているのだと思う。
自分の場合は、「セバスチャンやミアのように一見成功したと思える人でも切なさを持って生きているんだ。だから自分が思い通りにいかないことがあったとしても当たり前なんだ。人生はそういうものだ。だから、明日もう少しがんばってみようかな。」です。
・・・・・「善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや」ですね、きっと。
こりゃあいけんですよ。泣ける。
ゴズリング演じるセバスチャンが、終始とにかく健気で、たまらなく愛おしい。
サントラももはや「ズルい」と思ってしまうほど、感情を揺さぶられるものばかり。
私、あと何回、映画館で観るんじゃろうかと、完全なるラ・ラ・ランド中毒です。
いろいろな映画館で観たい作品だと思っとります。
喜怒哀楽に音楽を乗せて
終始歌とダンスで楽しませてもらいました♪季節とともに変わりゆく環境や心情に、一緒に喜怒哀楽。
最後には、「あの時ああしてれば」という、誰もが考えたことがあるであろう感情が溢れていて寂しくなりました。
好みの映画だけどラストに悲しくなってしまうのであと半年~1年くらいは観なくてよさそう。
夢と恋、映画なんだからどちらも叶えてハッピーエンド!って訳にはいかないんだな。リアルでほろ苦ないい映画でした。
エマ・ストーンをじっくり見れます
サントラをしっかり聞いてから観賞しました。当然ですが想像していたシーンとは異なる音楽の使われ方で、想像をはるかに越える演出で、ドキドキしっぱなしでした。ミュージカルって、楽しい!
それにしてもエマ・ストーンですよね、この映画は。応援したくなるとってもキュートな女性を見事に演じていて、ラストのピアノシーンでは涙を流さずにはいられませんでした🙆
これが傑作映画?
期待して見に行っただけに落胆の方が大きい。まずストーリーが貧弱。夢見る乙女のシンデレラストーリー。フラッシュダンスを思い出します。ダンスと音楽は素晴らしいとは思うが、映画の中で差し込まれるのに若干の無理もある部分も感じる。それから最後に、これこそが賛否両論が分かれるところですが、ラストシーンです。アメリカ人と日本人の違いでしょうかね。義理、人情、おかげさま。この言葉が芯から染み込んでいる自分には主人公の行動が全く共感できません。この辺はなんとも言えないところですね。
切ない😭😭😭
最初はスクリーンの前すぎて首が痛いのだけが目立っていたけど、どんどん映画に吸い込まれていきました。
夢と現実の中で折り合い、すり合わせをしながら生きていく。それでも情熱はさめなくて葛藤の日々。
子どもたちの夢を応援したい、そして子どもたちのホームでありたいと思った映画。それにしても切なかった。
最後、セブがほどほどの成功がいいと言っていたのがとても印象的でした。
全1453件中、561~580件目を表示